三節 山間28


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「何だこの揺れは……」
地面が揺れている。最初は錯覚に思えたが、直ぐにそれが真実だと気づく。
そして、セシル達にも揺れは伝わった。
揺れは、どんどんと強くなり、やがては立っていることすらも困難になる。
さすがのアンデット達もこれには侵攻を一時止めるしかなかった。
「これは……」
後ろを振り向くと詠唱を続ける二人を中心に白い光が輝いていた。
さらに二人を守るかのように強風は吹き付け、誰も近づく事ができない。
「あの子ども達か! 全く、やりおるわい」
強風と揺れから体を守りつつ、テラはまるで自分の子供を見るかのような口調で言う。
「よしっ、一気にいけ!」
「ああ」
「はい」
二人は重なるかのような声を返した。そして――
轟音が響き、急に辺りを大きな影が覆った。
「上だ!」
空を見上げたセシルは思わず目を丸くせざるを得なかった。
小ぶりであるが岩石が今まさに降り注ごうとしていた。それも一つだけでなく、同じくらい大きさの
ものが連続してだ。
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