三節 山間29


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「まずい離れないと。このままでは僕たちまで巻き込まれてしまう」
立ちつくすテラの腕を反射的に引き、慌てて近くの岩陰まで走る。
「この辺りなら大丈夫だろう。テラ……」
振り返った先にあるテラの顔は何か信じられないものを見たような表情であった。
「これはメテオ……」
「え!」
その言葉につられるかのように、セシルは今目前で繰り広げられている光景を顧みる。
「否、断言するには早計すぎるだろう。だが、完全な形ではないにしろ間違いなくメテオ
又はそれに近いものであろう」
「そうなのか……」
ミシディアから一緒にこの山を共にしてから幾度と無く二人には助けられた。
その戦果は長老に紹介された時点での第一印象を払符する為には充分すぎるといってよいものであった。
だが、それでもセシルは二人に対し何処か子どもだからという認識があった。まさかここまで力を隠し持って
いようとは予想だにしなかった。
「全く持って……末恐ろしい子ども達だ」
苦笑混じりについそんな言葉が口からこぼれた。
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