三節 光を求めて6


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「光……それは何なんですか?」
セシルは訪ねる。
「高熱病を治すと言われてるものじゃ砂漠の光とも言われておる、だがそれがどんな物かも分からんし本当に存在するのかも定かではない」
「砂漠の光……それがあればローザは」
「まさか探しにいくというのか、無理じゃやめておけ!」
「だが、このまま何もしないよりは!」
そう言ってセシルは立ち上がりローザの手を握り小さな声で囁いた。
「待っていてくれローザ、すぐに助けてあげるからね」
セシルは老人に一礼した後急いで部屋を出て行った。
「ちょっと待ってよセシル!」
部屋に残されそうになったリディアは慌てて部屋を出ようとする。
「ありがとう、おじいさん」
振り返って老人に礼を言う、その時一瞬だけローザの方に眼をやる。
「…………」
とても綺麗な人──そして一途な人──それがリディアの第一印象であった。
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