三節 山間30


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

降り注いだ岩石は巨大な音と共に、その場にいたアンデット達もろとも地面を穿ち、
窪んだクレーターが幾つも残すだけとなった。
「お……の…れぇぇ……!」
アンデットを残さず倒されたスカルミリョーネはローブに付着した土を払いつつ、
全身をわなわなと振るわせ、怒りを露わにしている。
「さあて、残ったのはあんただけだぜ」
「形勢逆転ですわね」
「かくしてはこの私が相手をしてやろう。今のお前らなど!」
ふらりといった様子で一歩ずつ歩み寄る。
「私だけでも十分だ!」
そう言った後、二人に向けて呪文を放つ。
普段の二人ならば容易く避けるだろうが、先程の呪文が相当に
体力を消耗させたようだ。
何とか攻撃を避けるものの、いずれは限界がくるだろう。
顔からは疲れが見て取れる。
「セシル! 助けるぞ」
テラが岩陰から飛び出した。次いで、セシルは剣を抜き、勢いよく前に躍り出る。
「まだ、私達がいるぞ」
「終わりだ」
テラの放った魔法に続けるかのように距離を縮め、一気に剣を振るう。
確かな手応えがある。
「くっ! 体が崩れていく」
呻きを上げるとスケルミリョーネはがっくりと崩れ去るように地面に伏した。
そのまま黒い液体を体中から噴出し、二度と起きあがることはなかった。
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。