三節 光を求めて7


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「明日にはもう出発するの?」
その夜リディアはなかなか寝付けずベットの中から思わずセシルに声をかけた、出発の準備をしてるようだ。
「ああ、早くしなければローザは……」
そう言って再び出発の準備に戻る。
「ねえ……ローザって人はセシルとどういう関係なの?」
しばらく間をおいてリディアは昼から気になっていた事を思い切って訪ねてみた。
オモイビト……老人はそう言っていたが?
「ローザは僕の大切な人、それだけだよ」
セシルはそう言った、だがリディアはその答えがどうも腑に落ちなかった。
「本当にそれだけ?」
リディアはもう一度訪ねる。
「そう……僕はローザを……けど……」
その声はしだいに小さくなっていった。
「…………」
リディアはもうなにも言わなかった、だがセシルにとって自分以上に大切な存在があることだけは理解できた。
「分かった……じゃあもう寝るね」
リディアはそのままベットにもぐり眠ろうとした、だがやはりなかなか寝付けなかった。
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