二節 再開の調べ3


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着艦後。船から城内へと降り立ったセシル達は早速もって予想した出来事に直面した。
「バロンの者か! 己っ……遂にはこの国にまでも!」
一人の兵士が手にした槍を向けている。
「我々に飛空戦の技術があったのなら即刻打ち落としていたものを!」
見ると、一人だけでなく幾多もの兵士達が飛空戦の周りを取り囲んでいる。
「だが、よくぞ一隻だけで来たな! その覚悟だけは褒めてやろうかな!」
「やはり、思った通り歓迎はされぬようだな」
セシルとシドは思った通りの展開に打開策を考えていた。
しかし、この国の実情を知らぬ、テラとヤンは別の事態に驚いていた。
「この者達……女か!」
テラが思わずといった感じで口に出す。
いくら剛健な雰囲気で迫ろうとも、やはり全身から女と察せるのだろう。
「なんと……」
「ええい……悪いか!」
兵達を率いている女が怒声と共に更に槍を突き出す。
「待ってくれ、我々は別に戦いに来たわけじゃないんだ!」
今にも飛びかかりそうな勢いに慌ててシドが割り込む。
「ならばお前達の国の最近の状況はどうした! あちこちに手を出しているではないか!」
「あれは……」
シドは口籠もる。ゴルベーザとは関係ないと言っても簡単に信じてもらえはしないだろう。
「待て!……私はファブールのモンク僧だ!」
ヤンが言う。
「この者達は、戦いに来たのではない! むしろ、他国へ侵略を進めるバロンに
対しては否定的である……信じてもらえるかどうかわからぬが、ファブール侵攻の
際にも一緒に戦ってくれたのだ!」
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