二節 再開の調べ7


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「知っていたのですか?」
セシルは、見通すかのような態度に驚き質問する。
「これでも一国を統治する責任を背負った身。無知である事を許される立場では
ありません」
「では……僕たちをここに呼んだのは……」
「それは大臣の独断です。あなた達は私達に敵対する者とは違うと思ったからでしょう。
ですが、我々も彼女とは同意見です」
「そしてあなた方がクリスタルを欲するにも、今までの国を襲ったもの達とは違う理由がある事も
わかっています」
「そうですか……」
八人の神官達によって次々に語り継がれる言葉にセシルはほっと息をなで下ろした。
国に来て囲まれた時はどうなる事かと思ったのだが、トロイアの神官達の対応は思ったよりも
円滑に進んだの嬉しい誤算であった。
「ですが、クリスタルは奪われた事に変わりはありません」
そうセシルが思っている間にも話は続いていた。
「ならば僕たちが取り返しますよ」
セシルは言った。どのみちクリスタルが必要なのだ。
「その代わりに土のクリスタルを取り返した後、しばらくの間、僕たちに借してほしいのですが」
クリスタルが無いという事はトロイアという国自身にも問題であろう。
利害の一致というやつだ。
「わかりました」
神官達の全員が口を揃え承諾した。
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