三節 光を求めて11


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「大丈夫かお嬢ちゃん」
リディアの疑問はその声に打ち砕かれた。リディアの前に老人が現れた。
「うん……ありがとう」
リディアは礼を言いその老人を見た、眼鏡をかけた頑固そうだがどこか優しそうな雰囲気を持った老人であった。
「助かりました」
剣を収めたセシルがそう言ってこちらにやって来る。
「不意打ちには気をつけろ常に警戒するようにな」
「分かりました、あなたは何故こんな所に?」
セシルは訪ねる、このような所を老人一人で歩いているのはセシルたちと同じく何か特別な事情があるように思えたからだ。
「私は元々カイポに住んでいたのだが娘のアンナが吟遊詩人に騙されダムシアンにいってしまったのじゃ
私はそれを追ってな……」
老人はそう呟く、どこか悲しい眼をしていた。
「……ではあなたが賢者テラ?」
何故そう訪ねたのか分からない、だがセシルにはこの老人こそがテラではないかと思ったのだ。
「いかにも私がテラじゃが……」
賢者テラと呼ばれた老人は不思議そうにセシルを見る。
「やはりそうでしたか、僕はあなたに用があって此処まで来ました」
「一体どうしたんじゃ?」
「カイポで僕の大切な人が高熱病にかかっているんです、何とか助けたくてその為には……」
「砂漠の光がいると」
セシルの言葉を遮りテラが言う。
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