四節 これから42


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「ろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーー!!!!!」
セシルははね起きた。
「え……」
そして自分でも分かるくらいに間の抜けた声を上げる。
「何だったんだろう……」
見ると辺りは暗く、近くの窓から僅かな明かりが漏れていた。
此処は……と自問した所で、気づく。
布団を遠くへ投げ捨て……立ちつくしている己の姿に。
「ははは……ははは……」
近くの明かりを付けて今の場所を確認しようとする。
薄明かりに照らされた部屋は随分と散らかった部屋であったが、意外と広かった。
そして、自分の隣にも眠りに付く人物を発見した。
「ヤンか……」
ヤンは巨体にしては小さな寝息を規則正しくたてていた。
「…………」
其処まで回りの景色が明らかになり、自分がとんだ間の抜けた人間だと気づいた。
そして、記憶も鮮明に蘇ってきた。
「ここはシドの家。今は夜。つまりは夢って事か……そして僕は……」
夢にうなされていたという事だ。
「顔でも洗ってくるか……いや、外の風にでもあたってこようかな……」
どっちとも決めずに漠然とセシルは立ち上がった。とりあえずはこの部屋から出て頭を
冷やそうかな。そう思ったからだ。
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