五節 忠誠と野心8


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力強く言い放ったベイガンは更に続けた。
「王への忠誠は決して曲げないつもりでいました……ですが! 今のこの国を見て私はこうも思ったんです。
今のバロンは何処かがおかしいっ! このままでは良くないと! だから今まで王へ何とか従っていましたが
もう限界です!」
セシルは今までこのベイガンの事を過小評価していたと思った。
以前のベイガンはどちらかというと部下には無駄に厳しく、王への態度はやけに謙虚であったのだ。
人によって態度を変えるというやつだろうか。
正直ベイガンのその態度をセシルはあまり快く思わず、王がおかしくなり始めた以降も態度を変えぬ時には、
嫌悪すら覚えるようになった。
だが、今の彼からは今までとは何処か違うものを感じられた。
何かを成す為に行動している。そう映った。
「それでまずは牢に捕まっている人々を助けようとした所、少し気配を感じまして……そしたらセシル殿が……」
「では、協力してくれるか、どうやら目的は同じだろうし」
君がいれば心強い!」
既にセシルはベイガン自身を完全に信頼しきっていた。
「分かりました……」
その問いに、ベイガンは満面にほほえみ、了承した。
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