五節 忠誠と野心2


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「おいっ! セシル」
黙りを決め込み考え込んでいるセシルにテラが話しかける。
「此処は何処なのだ?」
先程と同じ趣旨の内容の疑問をセシルに問いかける。
「あっ……ええっと!」
その声に反応し慌てて視線を巡らす。だが、そんな必要も無かったであろう。
ぱっと一目見るだけで城の何処にいるのか分かった。
そこまでセシルはこの城に精通していたのだ。自分でも驚くくらいに。
「城の西側辺りだね……」
丁度、出国前日、部下達が追いかけてきてくれた所だ。
そう思うと、自然と彼らの顔が脳裏に蘇ってくる。
自分を慕い、国の為に自分を磨いた者達。皆、自分の大切な部下達だ。
別れ際にも、全員が敬意を持って送り出してくれた。
今は何処にいるのだろうか? 無事であればいいのだが……
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