五節 忠誠と野心15


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「さっきの話って、それより……」
そう言って、パロムは目前の女性を怪しげに見る。
「あんた誰だ?」
ここが今は訳ありの場所だというのは、二人も気づいている。
そんな中に、登場の人物だ。誰もが疑ってかかるだろう。
「あっ……私は! この城の者です。ですけど……あの、いわゆる
あなた達の思っている悪い人ではないんです!」
当然、彼女も怪しまれないと思って此方に話しかけてきた訳ではない。
あらかじめ、用意していた言葉でなんとか自分の立場を明らかにし、自らへの疑惑を
取り除こうとする。
「悪い人って……何ですの?」
「あ……えと……」
口ごもる。あんな会話をしていたのだから当然、この二人も此処の異変に気づいていたのでは?
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