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「流木」(2009/10/12 (月) 14:10:30) の最新版変更点
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*流木
**流木の種類
マングローブ 硬い。沈む。大型でも比較的安価。
枝状流木 国産のものが多い。柔らかい。浮きやすいものが多い。
赤系で柔らかいもの。よく見かける。安価。沈むがアクが多くでる。
赤系で硬いもの。高い。アクが出にくい。
オールドブラックウッド 。ADAの流木。硬い。タール分によりアクが出にくい。
マシンガンウッド、エビ用の穴が沢山空いた流木
etc
**アク抜き
-「ブラックホール」などの活性炭を使う。
かなり効果高い。ただし消耗品。1,2ヶ月で要交換。若干ph上げる。
-鍋で煮込む。その際、重曹入れると効果的。
長時間煮込むより、何度かお湯を捨てて煮なおす方が効果的。
なお、煮込むと表層の組織が崩れ余計にアクが出やすくなるという説も(種類によるのか?)
-水を張った衣装ケースなどに入れて長期間放置。(定期的に水は換える)
-トイレのタンクに沈めて放置
**浮いてしまう流木の沈め方
-流木を煮る。一旦火を消してそのまま冷ます。
多分灰汁で水が汚れてるから、それ捨ててもう一度同じ手順を繰り返す。
コレで大体の流木は沈む。 (煮物の要領)
-流木の一番分厚い部分で目立たない所にドリルで穴を数カ所あける。
そうする事で流木内部にしっかり水が浸透するようにする。
-流木に錘をつける。ステンレスのネジをねじ込む。
テグスで石、レンガなど錘をまきつける。(*鉛の錘は水槽内で溶ける)
-適当な大きさのアクリル板に流木をネジドメして水槽の底に置き、
その上に底砂を敷く。底床材を重り代わりにする。
-逆の発想で浮かせたまま使う「ラピュタ」水槽にする。
**自然採取 河川、ダム、海岸
-海で採取したら塩抜き
-関東の河川ではダム、堰の関係上ほとんど採れない
-ダムは管理者に問い合わせれば、ゴミとして保管されている流木貰える場合も
-未分解のものは水槽内で腐敗、カビ・虫の発生の恐れ
-生木、倒木を使う場合は良く乾燥しているものを。
-枝からおってきた物は樹液がでて濁る原因。
**ブラックウォーターの注意
ブラックウォーター
流木の「アク」である腐食酸(フミン酸、フルボン酸、タンニンなど)で茶色~黒にそまった飼育水のこと。
-生体の色揚げ、病気予防、繁殖促進に繋がると好まれる場合もある。
ピートモス、落葉などとあわせワザとBWにする飼育者もいる。
-phが低くなる(酸性化)ので注意。特にグッピーなどアルカリを好む生体にはNG。
-あまり色が濃いと水草の生長を阻害する。
**水草の活着
テグス、木綿糸、輪ゴム、結束バンドで巻きつける。
-テグス。耐久性に優れ、アヌビアスナナのような成長の遅い水草の活着にむく。
きつく巻きすぎると根グサレの原因に。
-木綿糸。自然に分解される。黒を使うと目立たない。
-輪ゴム。活着後切れば簡単に取れる。木綿糸よりもつが分解される。
ハサミなど入れにくい場所の活着に向く。
-結束バンド。黒は余り目立たない。枝状流木に向く。水草活着の他、流木同士を固定するのにも使える。
-ウィローモスは流木に巻きつけた後、霧吹きをしてラップで包み窓辺に置いて活着させる方法もある。比較的早い模様。
**コケ・付着物
-藻類が付着した場合。軽いものから順に、
排水しながら歯ブラシで擦る。(擦りすぎるとアクの原因)
水槽から取り出して、食酢につける。
短期間の天日干し(長期NG)。
-白い綿状の付着物
カビ。スネールの卵。樹液?。
水槽中に広がったり、飼育水が白濁に至る話は聞かない。
歯ブラシなどでこそぎ取る。エビが好んで食べる場合もある。
有害な場合もあるという話だが真相は不明。目で見えるトラブルはマレ。
**流木の保管
-直射日光に当てると、表層が割れる。浮き・アクの原因に。
-直射日光を避け。カビの生えないところに保管。