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#image(http://www31.atwiki.jp/2chsiberiassf?cmd=upload&act=open&pageid=409&file=image.PNG,width=252,height=150)
新型弾SS90(後に改良型のSS190)を用いるFN社の自動拳銃。同社のP90をメインとした場合のサイドアームとして開発されたため、弾丸の共用が可能となっている。1995年に発表された比較的新しいポリマーフレーム拳銃であり、兄貴分とも言えるP90同様、かなり異色のファイアアームとなっている。
使用弾薬のSS190は、ライフル弾を小型にしたようなボトルネック形状をしており、弾頭は従来の拳銃弾のようなドングリ形ではなく鋭利な円錐形をしている。そのため弾丸の初速が速く(秒速650メートル)、クラス3のボディアーマーを撃ち抜く貫通力を持つ。さらに、人体等の軟体に命中すると弾丸が横転する(タンプリングアクション)性質を持っていて、するりと貫通せずに体内の傷口を広げるのでストッピングパワーも高い。また、従来の9mmParaや.45ACPに比べ長く細い弾薬形状のおかげで、グリップの前後幅は増したものの、装弾数は破格の20発となっている。30発の拡張マガジンも販売されている。
デザインも特徴的で、当初採用されていたピーナッツ形状のトリガーガードは注目を浴びた(現在生産されているものはストレート型)。プラスチックはフレームだけでなく、スライド部をも覆っており、過熱や冷却によるはりつきに備えたものとなっている。作動も一般的なショートリコイルではなく、ディレイドブローバックとなっている。当初はストライカー式のモデルのみだったが、特殊部隊の要望により、内部ハンマー式のモデルも開発された。
アイアンサイトは固定式と可動式のそれぞれがある。
開発中のモデルが発表された90年代半ば、一時期SASを始めとするイギリスの公的機関が、制式採用を考えて実験的に調達していたこともある。ただ、ファイブセブンが実際に初めて制式採用されたのは2000年のことで、それもイギリスではなく、キプロス共和国軍の特殊部隊へ納入されたのが最初である。
ドラキュラ・ローレント・ツェペシュ3世が予備武器として所有している。
#image(http://www31.atwiki.jp/2chsiberiassf?cmd=upload&act=open&pageid=409&file=image.PNG,width=252,height=150)
新型弾SS90(後に改良型のSS190)を用いるFN社の自動拳銃。同社のP90をメインとした場合のサイドアームとして開発されたため、弾丸の共用が可能となっている。1995年に発表された比較的新しいポリマーフレーム拳銃であり、兄貴分とも言えるP90同様、かなり異色のファイアアームとなっている。
使用弾薬のSS190は、ライフル弾を小型にしたようなボトルネック形状をしており、弾頭は従来の拳銃弾のようなドングリ形ではなく鋭利な円錐形をしている。そのため弾丸の初速が速く(秒速650メートル)、クラス3のボディアーマーを撃ち抜く貫通力を持つ。さらに、人体等の軟体に命中すると弾丸が横転する(タンプリングアクション)性質を持っていて、するりと貫通せずに体内の傷口を広げるのでストッピングパワーも高い。また、従来の9mmParaや.45ACPに比べ長く細い弾薬形状のおかげで、グリップの前後幅は増したものの、装弾数は破格の20発となっている。30発の拡張マガジンも販売されている。
デザインも特徴的で、当初採用されていたピーナッツ形状のトリガーガードは注目を浴びた(現在生産されているものはストレート型)。プラスチックはフレームだけでなく、スライド部をも覆っており、過熱や冷却によるはりつきに備えたものとなっている。作動も一般的なショートリコイルではなく、ディレイドブローバックとなっている。当初はストライカー式のモデルのみだったが、特殊部隊の要望により、内部ハンマー式のモデルも開発された。
アイアンサイトは固定式と可動式のそれぞれがある。
開発中のモデルが発表された90年代半ば、一時期SASを始めとするイギリスの公的機関が、制式採用を考えて実験的に調達していたこともある。ただ、ファイブセブンが実際に初めて制式採用されたのは2000年のことで、それもイギリスではなく、キプロス共和国軍の特殊部隊へ納入されたのが最初である。
ドラキュラ・ローレント・ツェペシュ3世が予備武器として所有している。
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