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「機械」(2010/08/18 (水) 13:30:32) の最新版変更点
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NC工作機械を動かすには、ハンドルなどを使う方法とNC言語を使う方法がある。
NC言語は、単純な記号によって構成されており可読性が低い。
かの有名なアセンブラにも及ばない。
NC言語の例
G00 X0.Y0.Z10.;
G01 Z0.;
Y20.;
X10.Y10.;
X20.Y20.;
Y0.;
G00 Z10.;
X0.Y0.;
NC言語は基本的には
-Gコード(準備機能)
-Mコード(補助機能)
-XYZABC(アドレス)
-SFT(工具に関する命令)
で構成される。
**Gコード
Gコードは機械に今からこれこれをしますよという意志を伝える。
|G00|早送り|機械の最高速度で移動|
|G01|直線補間|Fで与えた速度で指定位置に直線で移動|
|G02|円弧補間|Fで与えた速度で指定位置に時計回りで移動|
|G03|円弧補間|Fで与えた速度で指定位置に反時計回りで移動|
|G80|固定サイクルキャンセル||
|G81|ドリルサイクル||
|G73|ステップサイクル||
|G83|深穴サイクル||
|G90|絶対指定|アドレスを絶対値とする|
|G91|相対指定|アドレスを相対値とする|
**Mコード
Mコードは補助機能とはいえ、重要な役割を持っている。
メーカーによってコードの意味が変わることが多いので注意が必要。
|M00|プログラムストップ|
|M01|オプショナルストップ|
|M02|エンドオブプログラム|
|M30|エンドオブテープ|
|M03|主軸正転|
|M04|主軸逆転|
|M05|主軸停止|
|M19|主軸定位置停止|
|M08|クーラント入|
|M09|クーラント切|
**STF
Sは主軸の回転数(min-1)を与える。
S=(1000*V)/(PI*D)
※
V=切削速度(m/min)
PI=円周率(3.1415...)
D=刃物直径(mm)
Fは送り速度(mm/min)を与える。
F=S*f*N
※
fは一刃あたりの送り(mm/tooth)
Nは刃数