C
(C言語 , C Language)
汎用プログラミング言語。1972年にベル研で開発された。BASICとは異なる流れで発展した。
我が国では業界標準
【要出典】とされていた言語。
歴史的には、Algol60を参考にCPLが作られ、BCPLが開発された。その後、
B言語となり、C言語が開発された。
OSを開発するために用いられた言語で、コンパイラの移植に適した構造であった。
より規模の大きい、WindowsやUNIX等のOSが動作するコンピュータでは、C言語が標準的な開発言語
となっている為、システム開発は次第にC言語中心となっていった。
現在では、Windows環境で動作するC言語のコンパイラは数種類存在する。
C言語は、時代と共に仕様が変更され、現在では、携帯電話やモバイルデバイス、パーソナル
コンピュータから大型計算機まで、数多くの種類のコンピュータで動作するプログラミング言語の
一つとなっている。
C言語は、その後、1980-1990年代にオブジェクト指向というプログラミングパラダイムを含む、
C++、またはObjective-Cという、合い異なる二つの処理系に発展し、C++は巨大なライブラリを
含む言語仕様となっていった。
一般的には、C++が多く利用される
【要出典】。Objective-CはApple社の製品で利用されているが、
これはMacOSXが、元はNeXT社のOSに基づいておりNeXTはObjective-Cで記述されていた為。それらの
特徴的なオブジェクト指向の設計が引き継がれ、
Apple社製品ではObjective-Cが使われている。
iPhoneやiPad等のソフトウエアはObjective-Cで記述されている。
(一部の人々はC言語の歴史から)Bの次だからCでその次はDだと信じていた。
【要出典】
現在、D言語という名前のプログラミング言語が存在する。これはC++やJava言語の持つ問題点や
巨大さを見直し、スクリプト言語の利便性を取り込んだ、新しいアイデアの言語である。
AB作者はC/C++使いであり
【要出典】、VBとCとJAVAを融合させてABを作り上げた。
従ってABのオブジェクトモデルは、C++やJavaに近い設計となっている。
(オブジェクト指向をサポートするBASIC処理系は多くなく、可能であってもそれぞれの構文に
互換性がある訳ではない)
1990年代後半からインターネットが爆発的に普及すると、C言語よりもJavaや
Perlなどのスクリプト
言語が多く利用される事となった。
これはC言語が、元々コンパイラであり、システム開発には最適な反面、インターネット上の
アプリケーション等を動作させるには、用途として適さない為であった。
スクリプトはWebを表示する際にコンパイルを必要とせず、動的なページを(コンパイルの為の)
遅延が無く、表示する事が出来、デバックもしやすい。
【要出典】
C言語はシステム記述向きであるが、ネットワーク接続時の安全性の考慮が無いので用途が適さない。
携帯電話では、OSに近い場所ではC言語が使われるが、一般的なアプリケーションやブラウザ上では、
JavaやJavaScript等の言語が用いられる事が殆どである。
最終更新:2010年08月24日 17:55