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「『新たな体』 第五章」(2009/04/28 (火) 00:13:32) の最新版変更点
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**ナレーション
浅井を滅ぼし、
織田軍は当面の危機を脱した。
しかし、本当の敵は身近にいた。
本能寺にて、
ついに信長に魔の手が迫ったのである。
光秀「手足となる約束は果たしました
故に私には、貴方の首を頂く資格がある!」
**・本能寺
光秀「五十五の夢は未だ覚めていません
さあ信長公…共に目を覚ましましょう」
信長「光秀、たわけた夢に溺れたか
余の手足の役目を投げ出すか…光秀…」
光秀「その働きの褒美として…貴方の首を賜わるまで」
**・濃姫 森蘭丸戦
蘭丸「あれだけ信長様に買われていたのに! この野郎ーッ!」
光秀「蘭丸…貴方は認められぬまま消えなさい」
濃姫「上様一の配下…その名誉では足りなかったの?」
光秀「名誉など、鼻から欲しくはなかったのです」
光秀「帰蝶! 貴方と駆け巡った戦場は愉しかったですよ、アハハハ!」
濃姫「上総介様に逆らったことを悔やみなさい」
**・織田信長戦
信長「貴様の謀反…万死に値する…」
光秀「この日のために私は生きてきたのです!
さあ…失望させないでくださいよ!」
信長「余に太刀打ちできるとでも思うてか…光秀」
光秀「貴方はどこまでも気高く残忍で…
どこまでも…ああ…! ククク…アハハハ!」
信長「余の手となり足となり…首を得て余に成り代わるつもりか」
光秀「いいえ。私はただ貴方の命が欲しいだけ」
光秀「さあ信長公、私に首をください!
体が欠けたままでは辛すぎる!」
光秀「燃えよ本能寺! 私の望みを叶えてください!」
信長「焼けよ光秀! 偽りの夢から覚めよ!」
**・勝利
光秀「ああ…終わった… ハハ…
ついに夢から覚めてしまうのですね…クハハハ…」