ナレーション
暴挙の限りをつくし、織田軍は村を
去っていった。信長のように人を人とも
思わない侍がいる限り、世の中は決して
良くならない――そう考えたいつきは、
農民のために戦うことを決意したのであった。
そして、気の向くまま民を虐殺するという
明智光秀を成敗しに
山崎へと向かったのであった。
いつき
「悪いお侍を倒さなくちゃ世の中はよくなんねえ…
おらがやってやる…やってやるだ!」
『戦いの決意』
開始
一揆衆
「いつきちゃん、本当に行くだか?」
いつき
「怖えけど…おらやるよ、世直しのためだ」
いつき
「でてこーい! 一番悪いやつ!」
一合目 突破
いつき
「おめえさんは悪いおさむらい…成敗するだ!」
光秀
「ん? 何やら羽虫が騒いでいますね…」
三合目 突破
いつき
「みんな、おめえさんを死神だって言ってるだ」
光秀
「本当かどうか確かめに来なさい…ククク」
六合目 突破
光秀
「私は天下統一には興味がありません
信長公と一緒にしないでくださいよ」
いつき
「おらも覚悟は決めた! 後悔はねえ!」
光秀
「おお、怖い怖い…私は善良な人間ですよ」
戦闘開始
いつき
「痛くねえ、怖くねえ! おら、負けねえ!」
光秀
「心の折れた顔は、さぞかし見物でしょうね」
「ククク…小さな身体が震えていますよ」
光秀
「虫をいたぶるのは手軽さが美点です
放っておけば、いくらでも増える」
いつき
「なんでこんなに簡単にみんなを…
おらたちは生きてちゃいけないだか…?」
最終更新:2007年04月25日 23:20