ナレーション
次に北条は、
己を危険視した織田信長が攻め
入ってきた思い出を慶次に語った。
しかし記憶力が衰え、
詳細が曖昧な点は否めなかった。
慶次「嘘だろ!? 魔王さんが爺ちゃんを目の敵に?」
氏政「さすがのワシも彼奴には苦労させられたわい」
・本能寺
信長「これ以上、貴様を野放しにしておけぬわ…」
氏政「ほほう、ワシも睨まれたもんじゃわい」
信長「光秀、北条を仕損じるは織田の破滅ぞ」
光秀「肝に銘じています、信長公」
・明智光秀戦
光秀「貴方からは素晴らしい獲物の匂いがしますよ…」
氏政「なんじゃ、穏やかでない若造じゃの」
光秀「そこまで熟しながら腐り落ちない…見事です」
氏政「まだまだワシも現役じゃぞい」
光秀「信長公は貴方を気にしています。少々、妬ましいですね…」
・織田信長戦
信長「氏政、大人しく余に従えばよいものを…」
氏政「ワシは見かけほど甘くはないんじゃぞ」
信長「東に貴様がいる限り、おちおち西を攻められぬわ」
氏政「ふふん、随分と小さな男じゃの」
氏政「織田、魔王を名乗るなど百年早いわ」
・勝利
信長「おのれ北条…引くより他になし」
氏政「例え織田とてワシにかかれば呆気ないもんじゃ」
最終更新:2009年05月03日 18:53