タヌキ(たぬき,狸)とは、イヌ科タヌキ属の肉食獣。
韓国・北朝鮮・china・japan・ロシア東部に分布するが、1928年に毛皮をとる目的で、ソ連(今のロシア)に移入されたものが野生化したため 近年ではフランスやイタリアでも目撃例がある。
体長約50~60㎝、体重3~10㎏。ずんぐりとした体型で足は短く尾は太い。
体色は灰褐色で目の周りや足は黒っぽくなっている。
森林で生活をする。夜行性であり、ペアまたは単独で生活する。個体の生活域が重複しているため特に縄張りを張っているという事はない。
「タヌキ寝入り」というのは猟師の撃った猟銃の音に驚き、弾がカスってもいないのに気絶してしまい、猟師がタヌキを仕留めたと油断し、持ち帰ろうとした矢先息を吹き返し、逃げるというタヌキの臆病な性格から来ている。(海外では、同じ意味の言葉に「キツネ寝入り」という言葉が存在する。)
食性は雑食で、ねずみやかえるといった小動物のほか、果物など、植物も食べる。