ウミウシ


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ウミウシ

ウミウシは軟体動物門腹足綱後鰓目(旧後鰓亜綱)の中で、貝殻が縮小したり消失した生物の総称。
ウミウシという呼び名は、後鰓亜目に属する多くの生物に広く使われているが、
使う人の風土、知識的背景等によって異なった生物を示している言葉である。
したがって、しばしば、用法の混乱を生じることがある。
厳密な定義がないので、全く貝を持たない裸鰓類を示すことが多いが、アメフラシ等退化した貝殻をもつ種も含めた後鰓類を示すこともある。



目次
1.名称
2.形態
3.生態
4.ウミウシの観察
5.移動手段
6.飼育


名称

牛の角のような一対の触覚を頭部にもつ種がいることから「ウミウシ」という名称がついたとされるが、
正確な由来の記録は残っていないらしい。
小笠原諸島では、触覚を猫の耳にみたててウミネコと呼ぶ。
方言でアメフラシをウミウシと呼ぶ地方もある。


形態

主に浅い海の海底に生息おり、世界中に分布している。
体長は数mm~20-30cm程度。
形態は種によって変異に富んでいて、色も青、赤、黄色等鮮やかな原色系の色を持つものから地味なものまで様々である。
種類によっては、触覚が2対から1対で分岐するもの、全くないものもいる。
基本的に貝殻はもたないが、貝殻の痕跡が残っているものもいる。


生態

種類がとても多く、それぞれが異なった生態をしている。

食性は肉食から草食まで幅広く、魚の卵や、他のウミウシを襲って捕食するものも知られている。
有毒な付着生物を食べることで、体内に毒を蓄積している種も多いため、食用には適していない。
派手な色をしているのは、そのような点で警戒色ではないかと言われる一方、
熱帯の珊瑚の中では隠蔽色としてはたらくとも言われている。

コノハウミウシヒカリウミウシには点滅する蛍光を放つ生物発光の能力がある。


ウミウシの観察

体色が鮮やかで、動きが非常に遅く魚のように人から逃げることもないので
じっくりと観察や写真撮影を行えることから、近年一部のダイバーの間でウミウシを観察することが流行っている。


移動手段

岩を這ってゆっくり移動する。
種類によっては身体をくねらせたり、側足を使って泳ぐものもいる。


飼育

採集は容易であるが、飼育は困難であることが多い。
コケムシホヤなどを食べるものが多いが、えさとなる種類がそれぞれのウミウシで限られている。
そのため好適なえさを野外で見つけ出すことが困難であり、えさの調達が難しいことが第一の理由にあげられる。

また、殆どのウミウシは、卵からプランクトン生活の幼生の形でふ化するが、流れのない水槽では多くが死滅してしまう。
成体がえさとする生物の上でないと変態しない種類も多く、これも2世を得ること(継代飼育)を困難にしている。



作者:黒

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