読み しゃち

<概要>

鯱とは?

魚で頭は虎、尾ひれは常に空を向き、背中には幾重もの鋭いとげを持っているという想像上の動物。

用途

・棟の両端に取り付け、鬼瓦同様守り神とされた ・安土城天主の装飾に取り入り使用 ・陶器製やセメント製のものなどが一般の住宅や寺院などで使用

材料

瓦・木・石・金属などで作られる。城の天守や主要な櫓や櫓門などにはよく、陶器製(鯱瓦)のものや、銅板張木造のものが上げられる。

<構造>

粘土製の鯱瓦は、重量軽減や乾燥時のひび割れを避けるために中を空洞にして作られているため、非常に壊れやすい。
棟から突起した心棒と呼ばれる棒に突き刺し、補強材を付けて固定される。 木造の鯱は、木製の仏像を造る原理に木
を組み合わせて、ある程度の形を造っておき、防水のため、外側に銅板などを貼り付けて細かい細工なども施す。粘土
製と同じく心棒に差し込み補強材を付けて固定される。


by くま
最終更新:2008年07月17日 11:27
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。