フジツボは富士山のような形状を持ち、体が石灰質で固着動物である。甲殻類に分類される。
大きさは数ミリから数センチ。海岸から深海にかけて生息する。淡水にはいない。
岩や他の動物、船底などに付着し、まったく動かない。
フジツボは固着に適応しているため、他の甲殻類とは体の構造が異なる。
動き回って異性を見つけることができないため、幼生が着底するときに既に他個体が固着している近傍を選択する性質を持ち雌雄同体で、固着生活でも効率的な繁殖ができる。
群生して生活している。
フジツボが船底に付着すると水の抵抗が大きくなり、船の速度が下がってしまうため船体の外壁に毒性のある銅を含む塗料を塗る事がある。
以前はさらに毒性が強い有機スズ化合物が使われていたが、深刻な環境汚染を引き起こした