オカメインコ

ここではオカメインコの紹介をしていこうと思います。

オカメインコとは

オーストラリアに生息する野生の中型の鳥類、体長が30~35cmほどで頬にある赤い模様が名前の由来。
頭にある冠羽などで精神状態や感情を表す。オーストラリアでは最速の鳥といわれる。
飼い鳥として日本でもポピュラーな種である。他種と一緒にいても平穏に生活し、人にもよくなつく。
また容易に繁殖するが、オスメスの判断は種類によって異なる。
尻尾の模様の有無や顔の模様で判断するがルチノーやアルビノなどでは外見からの識別は無理である。
DNA鑑定があるが費用は高い。通常口笛を覚える方がオスである。種類によって価格に著しい差がある。
品種は14種類あるが、一般的には流通しているのは10種類程度である。長年日本で簡単に巣引きされているため
中型インコと比較して最も安価で手に入る。
ワシントン条約で、「付属書Ⅱ記載種類」として規制対象となっており、出入国には出国側の輸出許可証が必要であったが
2004年のタイ王国で行われた締結国会議において付属書から除外された。
これによりオウム目全体で付属書に掲載のない種はコザクラインコ、オカメインコ、セキセイインコの3種となった。

オカメインコの特徴

オカメパニック(Night frights) 基本的に大人しく繊細な性格のオカメインコは、夜中に大きい物音がすると暴れ回る。
このことを日本ではオカメパニック、英語ではNight frights(夜の恐怖)と呼んでいる。
朝起きて羽が下に落ちていることがあれば、夜の間にこの現象が起きた可能性が高い。
対策としては、常夜灯をつけておいて部屋を真っ暗にしないこと、飼い主が起きて優しく声をかけてやること等がある。
・比較的くちばしが小さいので同サイズのインコより噛む力は弱い。
・おもちゃや粟穂などを好み遊ぶ。
・手乗りでも大人になると指より肩に乗りたがる。自分から寄ってくるが触られることを嫌う個体が多い。
・放鳥するとたいてい飼い主の肩かお気に入りの場所にいる。
・一日数回器用に鼻をほじる。個体によっては毛づくろいと同じ時間鼻をほじる。

オカメインコとはもっとも人に慣れやすい鳥といわれ、雛の頃から育てなくても手乗りになりやすい。
放鳥時には慣れていれば飼い主の肩に止まったりすることが多い。
寿命は十数年ほどといわれ、長生きすれば20年ほど生きるといわれている。
最終更新:2008年08月28日 13:43
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