共同対策機関
レインディアーズに所属する少女。
蒼い眼を持ち、金の長い髪をポニーテールでまとめている。
明るい性格で気さくであり、「冗談じゃないよ~」が口癖。(状況に応じて少し変化する)
また本気で爆笑すると、直後に酸欠と腹筋痛を起こし悶絶する奇妙な体質の持ち主。
(これはかなり苦しいらしく、かつ爆笑している為に泣き笑いしている)
アームヘッドの操縦技能を有しておりその才能は計り知れないが、
専用機体が未だに与えられておらず、本人はそれを気にしている。
(最近になってやっと開発が進められた。)
ちなみに自覚こそないものの被虐嗜好の持ち主。
その正体は元
神徒。分類としては
ナムセンスにあたる。
人間だった頃、つまり本来の人生をはっきりと記憶してはいないが、
『逃れられない孤独に絶望して自殺した』事だけは覚えている。
強い精神力で理性を保ち続け、暴走する事なく静かに生きていたが、
『他者を攻撃しない』という特性をリズの研究員達に目を付けられて拉致された。
その後は自身に敵意がないことを証明する為に命令実験に従い続ける日々を送り、
最終的に『人間並みの知性』が確認され、リズの過激派により脳を人体に移植されたことで人間として復活するが、
その直後にリズ連邦が崩壊した為、新たな人生を歩むことを決意し今に至る。
(自身が元神徒という事実は特に隠していないが、告白しても信じる者がいない)
ちなみにエマ・チャーチという名は、人間に戻った際に研究員から与えられた名前である。
新光皇暦2046年の第一次レインディアーズ解体後に
ヒリングデーモン側に寝返った一人であり、
その動機は復讐ではなく、単に「そこに必要としてくれる人達がいたから」としている。
また失踪した
セリア・オルコットを案じており、必ず再会できることを信じて探し続けた。
その後に第二次レインディアーズが結成されるも一切の迷いなくヒリングデーモンとして戦い続けたが、
最終的にとある戦場にて政府軍の戦力に敗北、機体を大破にまで追い込まれ、自身も失血により瀕死に陥る。
しかし最後の瞬間、彼女の危機を感じて駆けつけたセリア・オルコットと遂に再開し、
救えなかったことを謝る彼女を宥め、「今度は独りぼっちじゃない。もう何も要らない」と言い残して二度目の死を迎えた。
最終更新:2012年03月23日 19:13