ネクストエイジの時代において各地を旅する銀髪蒼眼の女性。
セリア・オルコットと同一人物だがフルネームを名乗ることは殆どない為にこう呼ばれる。
「いつか死ぬ日まで生き続ける」という信念を持ち、
メモリーニルヴァーナの襲撃も生き延びた。
以前とは心情が大きく変化しており、敵を特異点としての力で圧倒することへの躊躇が無くなっている。
これはかつての
ステタル・ガッポとの接触によって自身の「闇」を自覚したことと、
その後万年を超える永い時を生きて、必要以上に人間の醜さを実感してきたことによる。
「仲間」を守るために「敵」を明確な敵意を持って打倒する覚悟を持ち、
時に過剰ともいえる攻撃行為に及んでいたが、
"ロバート・ラスター"の一件で精神のバランスを完全に取り戻した。
それ以降は不必要な殺生は行なっておらず、特異点となる以前の本来の人格に近いものとなっている。
また生来の気質が穏やかな為か
アサ王とは多少交流があり、
自身が人間でないことを打ち明けるなど、彼に対する信頼は大きい様子。
各国や勢力からは良くも悪くも不安定要素として認識されており、特定の勢力に加担することはないが、
現在は「素敵な国」という理由で
明星の国を雇い主としている。
また仕事を請ける基準は『報酬金額と気分』らしい。
N.T.N期の頃から永らく拳銃を使用していたが、
兵器の発達によって世界の崩壊が再び早まってしまう(
業の螺旋の一環)のを防ぐため、
現在はとある鍛冶屋で特注した剣を主に武器として使用している。
そして、それから40数年後の朝歴76年の9月、
森の中に建てた自宅のベッドの上で翔の思念と再開し彼に導かれ、その63年と一万年の永い生涯を終えた。
最終更新:2012年11月18日 13:48