対アームヘッド戦における長距離兵器の有用性について

アームヘッドによる戦闘において最も重要なことは、敵アームヘッドを破壊することである。
その方法については、アームキルを用いた自壊が一般的である。
それを防ぐ手段として、アームホーンに頼らないバイオニクルフレーム(対自壊強度)や、重心移動による自重の移動が考えられる。
すなわち、アームキル=自壊ではないことに注意していただきたい。
しかしながら、自壊によらずとも敵アームヘッドに対し、破壊するために攻撃するのも理にかなった話である。

とはいっても、バイオニクルフレームやプロトデルミス装甲はその特性により現行兵器(機銃や砲弾)を受け付けない。
バイオニクルフレームはある程度の自己再生能力を持ち、プロトデルミス装甲はその程度の兵器では傷がつきにくい。
もちろん多くの攻撃を受ければ破れるものの、アームホーンによるアウェイクニング・バリアーによって防がれる。

この際有用になってくるのはコルダックブラスター、サモラランチャーと言ったオーパーツである。
これらの兵器は対結界特性を持ち、プロトデルミス装甲にも決定的なダメージを与えることができる。
これらのものは、各地の遺跡で発見される。

また、水圧レーザーなどの一点集中した高速攻撃や、投石と言った大質量に対しても、アームヘッドの装甲やバリアは有効だとは言い難い。

村井研究所で導入されたアームヘッド自壊粒子砲は、アームキル誘発物質であるテトラダイ(機体によって異なり、自機と異なる粒子は有害)を発射し、バリアを突き抜けアームヘッドに対して致命的なダメージ、すなわちアームキルを可能とする。
こうした武装がラグナロクデウス・エクス・マキナと言った特殊な機体に通用しないのは、それらの機体がすべてのテトラダイ細胞のバリエーションのパターンをもっているためと思われる。
ゼウスについても同様の見解がある。
最終更新:2008年10月19日 22:06