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退魔夜魔/退魔忍アヤ~背徳の豪華客船・蓬莱~(サスペンス)」(2016/12/30 (金) 16:55:38) の最新版変更点

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(SuGM) <シーン2(サスペンスシーン)> (SuGM)   (SuGM) 豪華客船・蓬莱に、乗り込んでゆく人の影。そして出航する、巨大な紅の水上宮殿。 (SuGM) 【水忍集】「・・・出航を確認。これより追泳する。」 (SuGM) ソレを、水面下から見守るのは、クロスホルターの青いモノキニ型退魔忍装束を纏う女性退魔忍集団。 (SuGM) 水忍集。水遁に長け、軍艦や高速艇に追走できる泳力を持つ退魔忍で構成される部隊だ。 (SuGM) アスリートじみたスポーティな肢体と、人魚じみた美貌の彼女達は、潜水艦と違ってソナーにもかからず、イルカと聞き分けのつかない水中音声と、退魔粒子による発光現象を使用した光通信で、水中に連絡網を構築し、君達を支援する。 (SuGM) その遥か後方にいるのが、陰陽寮が軍を動かして密かに出撃させた、諜報用装備で船に彩が、戦闘用装備を呼び寄せるための通信をサポートするための軍艦だ。 (SuGM) 蓬莱が軍艦並みの索敵距離を持つことを想定して、後方に待機しているが、用は十分果たせる。 (SuGM) そして、ハイラムと環を従え、君は・・・ (SuGM) ▽ (S_Aya) 【うみたか】哨戒艦は海自でも使われる新鋭の哨戒軍艦だ。 (S_Aya) 火力こそ少ないが そのセンサーシグナルは米連から【うるさい保安官】と揶揄される程の範囲を誇る (S_Aya) なるほど あのセンサーシグナルなら 通信も容易だろう (S_Aya) 【彩】「さて……問題はこちらですけど」 (S_Aya) 船に乗って分かったことがある。  (S_Aya) この船は悪趣味だ。 古代中国の清廉な美しさはどこに行ったのか、赤 金 紫 ネオンの虹の山だ。 世界を照らしつくせとばかりに光り輝く船体は 目を潰さんばかりに自己主張を行っている (S_Aya) この悪趣味な宝船には 多くの親中派議員達が乗り込んでいる。 彼らは時に船内の宴会場で宴会を開く、そしてそれを【懇談会】と称するのだ。 (S_Aya) 立食パーティを使った議員同士の意見交換会 次期立候補者を決める会議 名目は様々だが 少しでも正気な者なら これを【懇談会】などと呼ぶ厚顔無知は無いだろうが (S_Aya) 正気なものなど少なかったし 市民は正気を維持するには気力がなさすぎたのだ (S_Aya) だからまぁ 今をときめくサイバネ会社【BOLT】の重役が乗り込んでも、訳知り顔は【ああサイバネウェア規制緩和の陳情か】で済ますだろうし 訳知らずは興味も持たない (S_Aya) 同じように議員の他に各種企業重役も乗り込んでいる。 あちらにいるのは屋鹿島バイオテックの重役だ。 キメラ作物で売っている彼らはバイオテック規制緩和に熱心だし 同じように物部メディカルは医療器具と薬品の規制において【抜け道】を付けてもらおうと必死だ (S_Aya) すらりと嫋かなスーツ姿も颯爽と 彩が歩みをすすめる。 一歩入れば そこは金貨と欲と叫びと享楽蠢くソドムの市だった。  (S_Aya) 無論 こう言う所だ いかにも令嬢然としたドレスがいいのかもしれないが 自分は左様なものを着たことがないし(そう言う意味では令嬢の亜種だと自分でも思う) 退魔忍として筋肉がついている自分には似合わないと思っていた。 (S_Aya) 反対に この手のスリムスーツの類が じつに似合うのは自画自賛ばかりでも無い……そう思っている (S_Aya) ほかの女性たちが 男と共にエスコートされ入るのを尻目に どこまでもひとりで船内を進んだ。 しかし このうるさいアナウンスはどうにかならないものか△ (SuGM) 【ハイラム】「あ、どうもどうも。BOLTボルチモア支社のアーメイと申します~」 (SuGM) ハイラムは、恐ろしい程即座に、如才なく割り込んでいた。BOLTの構成員を装うにおいても、異常に手馴れしている。 (SuGM) 正直なところ、最初に紹介された上でなく、彼が海外死者の人間だといって本社にやってくれば、それを信じてしまったかもしれないほどだ。 (SuGM) しかし。 (SuGM) 【環】「これは・・・」君の秘書というカバーで潜入している環が、一瞬圧倒された様子であった。 (SuGM) 悪趣味の極みであるが・・・実際問題、この船は豪華絢爛、奢侈享楽、富の極みといえば、正にその通りであった。 (SuGM) 飲食店は、仏、伊、日、中のほか、土を中心とする中近東のものや、シェラスコやジャークチキン等、中南米の料理店まで取り揃えているが。 (SuGM) どれも、ミシュラン三つ星は最低条件とでも言うようなキラ星の名店の経営者を札びらで叩いて取り寄せたような有様で。コースを頼めば庶民の一ヶ月の食費が飛ぼう有様だ。 (SuGM) (流石に中華系だけあって、特に中華料理が充実していた。) (SuGM) 免税店区は、超一流ブランドが軒を連ね、しかも、そんじょそこらの、普通の人間がいける高級店では買えないものばかりで。 (SuGM) 賭博施設のレートは天井知らず、浴場に用意されたるは最上級の、化粧品、劇場には名うてのスターが集い、それをあえて雑に扱うほどだ。 (SuGM) 図書館には希稿本が背表紙を連ね・・というか、禁書ものの魔道書の類まである・・・証券取引所には、各種裏情報までが開示されていた。 (SuGM) 照明は硝子ではなく水晶削り出し、香木奇木奇石宝玉をかけ連ねた中庭や内装、金具はことごとく金銀プラチナ、壁紙は絹織、床には最上級天津緞通。 (SuGM) 【環】「・・・めまいと、腹立ちが。」 (SuGM) と、君にしか聞こえないような小声で、環少尉は呻きます。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 中民系列の企業のえげつなさは有名だ (S_Aya) この豪華絢爛も 大部分は物言わぬ(言えぬ)市民から吸い上げた金貨で出来ているのだろう (S_Aya) 富の再分配なんて 言うつもりはないが この使い方のセンスの悪さはまいった (S_Aya) 【彩】「あのシェフ……【桃華】の主任ですね。 師匠に掌中の珠の様に可愛がられていたのに……金で転びましたね。……悲しい事 あの人と師匠の息合っての月餅が好きだったのですけど」 (S_Aya) こうして金の力で引き抜かれたのを見れば かっての愛した店が変わってしまった様で どうにも寂しい (S_Aya) 【彩】「ええ、理解できます。 このしつこい豪華絢爛ぶりは どうもこう……胸焼けがしますね」 (S_Aya) 【彩】「ありがとうMrアーメイ、お互い 出会うにしては賑やかに過ぎる所ですね」△ (SuGM) 【ハイラム】「HAHAHA!実にグッドですねミスター!」本当は流暢な日本語を話せるのに、わざと「ガイジン」を装うカタカナめいた言葉遣いでしゃべりながら (SuGM) 一瞬ちらとアイコンタクトを入れると、乗り込み前の打ち合わせで主張したように、企業家のほうに擦り寄って生きます。 (SuGM) 企業関係のあれこれと、そもそもこの船で行われている違法行為の把握・・それが君達の領域だ。 (SuGM) 【環】(物陰と、アクセスポイントは) (SuGM) 元警察官という環が、ある程度の見取りを即座に済ませるが (SuGM) 【おっさん】「おおっ!これはBOLTの!」「いやいや、藤宮のお嬢さんもお越しとは。いよいよBOLTも、こっち方面にも手を出されるので?」 (SuGM) べたべたと付きまとう、他企業の重役のハゲデブメガネ三重苦オヤジども。日本人も、大陸の者もいるが、皆一様に、欲望に鼻穴を広げていて・・・猿より醜い。 (SuGM) 君達BOLTも、ここでの非合法の取引、堕落した裏関係に浸る気なのだと早合点して・・・ (SuGM) さて、企業関係の証拠を集めるには有用な屑共だが、 (SuGM) より重大な裏証拠をかき集めるには、さて。ある程度は手がかりになってくれそうだが・・ (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「あら これはこれは屋鹿島と……アークコーポレーションのおふた方。 ええ 今回初めてではありますけれど 先生方への陳情をかねて……と。医療サイバネの規制緩和の件で 乗り込まさせて頂きましたわ。 屋鹿島さんもバイオプラントの陳情で?」 (S_Aya) 賭博区画、ここが一番大きく そして人も多い。 さっそくやってきた資本主義の魔人達に 嘘で固めた理由を披露する。 (S_Aya) 真っ赤な嘘というほどではない 医療サイバネと軍用サイバネの規制緩和は欲しいところだし その為に議員と仲良しになるのは悪くない (S_Aya) だからまぁ これは灰色の本当 くらいの物だ。 (S_Aya) それに 彼ら自身も表向きは【陳情】という体裁で此処にいる事が多い。 建前としてとってくれても 何も怪しさはないわけだ (S_Aya) すらりとしたスリムシルエット仕立てのスーツの姿と その胸を押し上げる豊かな乳房 パンツルックに体のラインを浮き上がらせる脚と尻のラインが この重役達の顔を緩ませているのはわかった△ (SuGM) ぐっしっし、と、いう、品のない笑い声が聞こえそうな程、やに下がった油ぎった男たちは。 (SuGM) 【おっさん】「いや、それはよかった。そういうことなら、これからはなかようやれるんでしょうな?医療分野は、まだまだな通うできるメリットがありますさかい」 (SuGM) と、国民の命に関わる分野こそ、談合で躊躇無く値上げをして貪る余地のあるものと、平然と言いながら。 (SuGM_) 【おっさん】「わしらが居てようござんしたな。ここで商売するんやったら・・・お上品な遊びじゃ相手にゃされませんで、」 (SuGM_) 【おっさん】「そうねそうね。【裏】を遊ばない奴は、いい取引できないよ?」 (SuGM_) にぱあ、と・・・恐らく、魔族的な事柄である方向へ、君を誘おうとするのです。 (SuGM_) 【環】「っ、私は。」 (SuGM_) 【おっさん】「嬢ちゃん、かわいいのう。給料いくらや?ちっと豪華な目をみてみんか?」 (SuGM_) 【おっさん】「秘書課や、接待したことくらいあるやろ?」 (SuGM_) そして、環少尉にも、わらわらとたかっています。 (SuGM_) ▽ (S_Aya) 【彩】「ええ、医療はこれから伸びる分野ですし、アークメディカルさん達 医療機器の先達とは仲良くしておこうかと」 (S_Aya) なんだろう この彼らの悪党ぶりは。 どこまでも露骨で無警戒で (S_Aya) 資本主義の悪党は警戒心強く かつ冷酷でなければ務まらない。 その意味で言えば彼らは 資本主義の悪党を気取った小悪党だ (S_Aya) コミックヴィランの走狗としてなら拍手喝采だが 彼ら自体は 恐らく真の悪党達の財布番に過ぎないのだろう (S_Aya) しかし 小悪党こそ万の情報に通じているのが世の常だ。 (S_Aya) 【彩】「まぁ、……確かに此処では新参者、力の程の見えない半端者ととられても仕方ありませんね。 流石に重機販売と建設で辣腕を振るったコンボイ重工さん 力を示す方法はお手の物ですね」 (S_Aya) 自分はなかなか我慢強いと思う。 こんな愚にもつかない会話をしながら 笑い出さず 少し言葉がつまる程度で抑えてるのだ (S_Aya) 目前の男はコンボイ重工の上級役員だ。 汚い手はお手の物で土建界を荒らし回った経済の怪物の一人だが 【お上品な遊びでは相手にされない】とはよくも言ったものだ (S_Aya) 【彩】《貴方 いつだって相手にもせず談合とりつけてましたわよね?》 (S_Aya) 心の中で付け加えると おくびにも出さずに艶然と微笑んでみせる (SuGM_) 下種屑の至らぬところを自分達が支えられる限り (S_Aya) 【彩】「アークメディカルの村松さん 秘書課のホープをあんまりからかわないでやってくださいな。 しかし……裏とは 賭博区画意外にいくつも施設があるのは知ってますけれど……スポーツ嫌いで有名なアークメディカルの村松さんが言うところを見ると……スポーツ区画でマリンスポーツ大会ってわけではなさそうですね」 (S_Aya) 【彩】《どうせ 貴男方スポーツ区画もシアターも利用してないんでしょうけど!》 (S_Aya) 心の中で罵倒を付け加えると 同時に体内電脳を用いて 環のミラーシェードに仕込んだメッセンジャーに テキスト投影を送る (S_Aya) 【彩】《 どうします? 外でバックアップを行ってくれても大丈夫ですよ。外の情報も欲しいですから。……これ どうも吐き気の大盛りでしょうし》>>環△ (SuGM_) 【環】《いえ、覚悟の上です》 (SuGM_) 魔力を、式神を通じて繰って (SuGM_) やや遅いながら、律儀に環は返事を返してくる。 (SuGM_) 【環】《とはいえ、ついていくか、外を別途に調べるかは・・・戦略的判断次第ですが。》 (SuGM_) ▽ (S_Aya) 【彩】《……実のところ わたくし この連中をエンジニアの仕様発現ほども信用していません。 よければ誰か 外に残って いざという時の【引き上げ役】をしてほしいのですけど……》 (S_Aya) 外での情報集めは大事だ。 そういう意味では こちらに戦力を偏らせるのはよくない。 あのMrCIAだけでは手が足りない可能性がある(此処でかいし) (S_Aya) 【彩】《申し訳ないですけど 外の情報集めをお願いできます?……適当なところで合流を。恐らく賭博区画はただの人集め、それ以外の場所に 密輸の証左が隠されている可能性が高いかと》 (S_Aya) 【彩】 「申し訳ないけど 先に予定取りと資料集めをしておいていただけますか? もう少しこの方達と話していきますから」 (S_Aya) 環にそれとなく 外側での情報集めを頼む。 あくまで傍目には遊び好きの阿呆を装って  (S_Aya) しかし 自分のつなたい芝居で騙される彼らは 走狗としても阿呆なのかもしれない。 それとも欲というのは此処まで人を呆けさせるのか (S_Aya) 正直なところ 外に出てもらうのは これから開幕する茶番劇をみせたくない という心根もあったのだ。 (S_Aya) 【彩】「そうですね……少し 興味があります 裏というのにも」 (S_Aya) 三流走狗どもの前で 細長いシガレットホルダーを取り出して 火をつける。 銘柄はキャビン銀色、目前で煙草を付けるなど無作法の極みで 蓮っ葉な娼婦の様だが こんなわかりやすい相手には わかりやすい演出を返すのが礼儀というものだ。 (S_Aya) 火を点け 顔を下向きに そして上目で相手を見る。 欲の神も笑覧あれ 茶番劇の開幕だ△ (SuGM) 【環】《了解しました。此方は、密輸物のほうを押さえに行きます。但し、いざという時は其方に行きますので・・・》 (SuGM) 幾つかの連絡符丁と、落ち合う条件、他を告げると。 (SuGM) 【環】《・・・鯉口を切りなさい、<妖小太刀・篝切村正(ステルスムラマサ)>》 (SuGM) 潜入捜査に慣れたタイミング、おっさんどもの視線が外れたタイミングで、小声で、失礼、とだけ言い置いて周囲の視界から身を外すと・・・念話を維持したまま、すっと姿が消えます。 (SuGM) ただ、最後に念話に聞こえた言葉は、恐らく、彼女の有する式神への指令で。・・いちいち使役を脳内で言語化し、それが通信に出てしまっているという事は、体裁き程には式神使役に慣れていない、というところでしょうか? (SuGM) その最後の念話は、それまでの押し殺した事務的な口調と違い・・・やや強く熱い戦意を感じさせる気配を匂わせていた。 (SuGM) 【おっさん】(ちぇっ、秘書の嬢ちゃんは・・・何時の間に席を外しおったのやら。ま、見るからにおカタそうじゃttからのう。)はげオヤジが気付いて表情を歪めるが、今はつりかけの魚まで逃すまいと、という様子で。 (SuGM) 【おっさん】「それじゃ、早速っ」 (SuGM) 君を、無駄に手馴れた集団痴漢じみた位置取りで逃がさないようにしながら、賭博区画を進み。 (SuGM) 一見すると壁の一部にしか見えない場所に向かってつっと進むと、ランプの一つが僅かに揺らめいて・・・それで人相の光学確認を済ませたのでしょう。 (SuGM) 僅かな動作音。と、魔粒子の展開を感知。目の前の壁が一瞬で本物の壁から、それがスライドした上にかぶせられた魔粒子による幻覚に変化し・・・恐らく全く同時に周囲に認識阻害・視線誘導がかけられているでしょう・・・ (SuGM) 幻影の壁を、手馴れた様子で一瞬におっさんたちは潜り抜けていくのです。 (SuGM) ・・・成る程、この船は、巨大さの割りに異常に客室が少ない。 (SuGM) 一人ひとりに豪邸並みのスペースを割り振る豪奢さの故だが・・・それだけではなく、表と裏、二重の設備を用意するためでもある、か。 (SuGM) 恐らくは魔力で一部の設備機能を補うことで更に本来の設備の必要面積を低減することとあわせて、裏の面積を確保しているというところだろう、と、君の魔的知識とエンジニアとしての思考は告げていた。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 実のところ 彩は賭博というものに さほど興味はなかった (S_Aya) エンジニアとして 不確定要素に銭を張るというのは共感できなかったし 陰陽 タオ マントラを使う道士として 賭け事というのは せいぜい鬼神との交信に 儀式として使うくらいだった。 (S_Aya) しかし 彼らは魔道士でもないのに 魔力も霊薬ももらえない賭け事に どうして此処まで熱狂できるのだろう。 どうせ金など山ほどあるだろうに。 (S_Aya) ここまでの大げさな施設を入れるからには 生活施設は大分削っているだろう、 ことによると安全設備も無くしてるかもしれない (S_Aya) 【彩】《…………もしそうだとしらら 退魔忍としてだけでなく 技術屋としても許せませんね》 (S_Aya) 柿木に銀細工をかぶせたシガレットホルダーを もう一度口にくわえ タバコを燻らせる (S_Aya) キャビンのラム酒風味が口内に広がり ふぅ と吐き出す。 (S_Aya) 遊び人やヤクザ者が吸うという印象のあるキャビンだが 彼女はそれを気に入っていた。 どの道 英国仕立てのダークスーツにキッド(子山羊)の手袋という古いハリウッドの様な姿には これくらい悪趣味な方が似合うというものだ (S_Aya) 【彩】「表もずいぶん贅をこらしていたみたいですけど…… この様子では【裏】は余程の修羅場といった有様ですね」△ (SuGM) 一瞬の暗闇の後、たどり着いた「裏」は。 (SuGM) 表と同じくらいの、相変わらず贅を凝らした賭場ですが。 (SuGM) しかし・・・そこに広がるのは、凄まじいまでの退廃と背徳だった。 (SuGM) 表の賭場との最大の違い。それは、幾重にも展開されている、魔力によるホログラム立体映像とプロジェクションマッピングだ。 (SuGM) 白絹の壁と、空間に。そして、チップの表面に。幾重もの像が結ぶのは。 (SuGM) 【重役達】「ほほ、それではこれでどうですかな?」「よろしいでしょう、それでは、これで。」 (SuGM) ぱちり、と、場におかれるチップの表面に投影されるのは・・・人間だ。安い、最低限のチップとして詰まれるのは、平の社員達。その上に提示されるのは、社が賭けさせた生命保険の金額。続に言う「死んだ小作人の保険金」だ。 (SuGM) それより高い金額のチップとして詰まれるのは、容姿端麗な女性社員、あるいは社員の身目麗しい妻や娘。 (SuGM) 「事故死」させる予定の「小作人」よりも更に安い、「失踪したことになっている人間」や「借金のカタで闇に鎮められた人間」のチップもある。 (SuGM) がらりがらりとルーレットが鳴り、片方の賭け、片方の負けが決まるや、たちまちルーレットの上に立体映像が展開。 (SuGM) 人工的に起こされた事故で千切れ飛ぶ社員や、でっちげられた借金の証文を突きつけられて怯え青ざめた表情を浮かべる人妻の映像が浮かぶ。 (SuGM) 【重役達】「アレは中々良いですなあ」「ははは、うちの秘書課に居たのですが、これから色々仕込んでやろうというときに寿退社などしよりまして、いい気味ですわ。」 (SuGM) 【人妻@立体映像】「いやぁっ!やめてくださ、そ、それ以外なら・・・あひいいっ!?や、なん、なんでこんなに感じっっ、ああはぁああっ、あ、あなたぁああっ!!♪」立体映像の中で、売春契約を強要するために、たちまち人妻は下っ端のエージェント魔族に犯された。君ならば唯突っ走るだけで衝撃波で肉塊に出来るだろうゴブリンでも、その媚薬肉棒に犯されては、あっというまに中毒性奴に堕ちるだろう。 (SuGM) 【重役達】「いやしかし、あちらには敵いませんなあ。」「はは、ここで稼いだら、何とか向こうでひと勝負・・・」 (SuGM) そんな光景を談笑し楽しみながら、重役達が見つめるのは。 (SuGM) 更なるハイレート、指導者と呼ばれうる存在達の賭場だ。 (SuGM) 其方にいたっては、最早既存のギャンブルの枠にすら収まらない。 (SuGM) 大規模な飾り壁に、幾つものサブ立体映像と共に投影されるのは、戦いだ。 (SuGM) 南米の密林、麻薬密売組織を束ねる腐敗した政府軍が、反政府ゲリラを駆り立ててゆく。パワードスーツ兵や走甲機に追いたてられ、容赦なく狩り立てられるゲリラ共。 (SuGM) 【少女ゲリラ兵@立体映像】「カルロスっ!?畜生、畜生っ!くそお、やめろぉっ!?うあああああっ!?」褐色の肌の少女ゲリラが、隣で戦っていた兵の脳天が砕かれた怒り共に放った銃撃をパワードスーツ装甲に跳ね返され。己が死ぬ恐れのないパワードスーツ兵は、悠々と怪力で少女を抑え、迷彩服を引き剥く。先ほどの人妻のむっちりしたパンストに覆われた尻とは違う、若鹿のような褐色肢体が悶絶する。 (SuGM) 【指導者達】「十分。私の勝ちですな。」「おやおや、我が国の援助も、これで打ち切りですなあ。此方で保護している指導者の身柄で、賭け金の何割程になりますかな?」 (SuGM) 【指導者達】「此方のコロッセオも中々ですぞ。」「ふむ、前回の試合の、例のカンフー女は実に無様でしたが、あれほどの笑いは果たしてありますか・・・」 (SuGM) 別の画面では、地下闘技場で、捕らえられたり借金で絡め取られたりした退魔の者たちが、淫猥な闘技に興じさせられていた。両腕を拘束された状態で、ブチこまれた二股張型で相手を先に犯したほうが勝ち、という。 (SuGM) ・・・表の社会でも、彼らほどの富を持ってすれば、出来ぬ事などさほど無いに相違ない。 (SuGM) だが、ここでは、彼らをもってしても出来ぬことが出来る。 (SuGM) 支配するという事。弄ぶという事。踏みにじるという事。 (SuGM) 人の生命と尊厳を支配し蹂躙するということ。 (SuGM) こればかりは裏でしか出来ない、あらゆるものに満ち足りた者達が、尚も手に入れられない快楽。そして、数千年の歴史の中で、常に楽しむ人間が居た快楽・・・! (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「_____!」 (S_Aya) 血液が沸騰するような感覚が 怒りとともに駆け抜ける。 (S_Aya) 即座に電脳からの命令で 【無面】演神チップが感情を抑制し 声の調子や話し方を【調整】する (S_Aya) 【彩】「やはり 男の方は こういった戦いものが好きなのですね」 (S_Aya) 電脳が用意した嘘の声が くすくすと笑ってさえ見せる (S_Aya) 【彩】「ああ!なんと酷い! 本当に見ていられませんわ。…………笑えて仕方ありませんもの」 (S_Aya) さっきまでは この演技に笑いそうになっていた。 今は吐き気の様な怒りしか感じない (S_Aya) こいつらは 臭い (S_Aya) 汚物臭く 肉くさい (S_Aya) 昔の友人が《チェ》エルネストを気取って土蜘蛛に身を投じた気持ちが分かる。 こんな光景を見たに違いない (S_Aya) 【彩】「お三方は 此方の【遊び】もずいぶん慣れているようですけど……、なるほど これは勝敗と その経過時間に賭けるのですね」 (S_Aya) △ (SuGM) 【おっさんたち→重役共】「そうですなあ。」「あっちの卓は、通常の博打やが、あっちは正に。戦を支配する王の遊びやなあ。」 (SuGM) にまにまと嗤う腐肉めいた中年共は、相変わらず醜悪だが・・・この光景を平然と甘受するだけ、最前の滑稽さは何処か消えつつあった。・・・貪欲痴愚の極みの、取るに足らぬ中年のはずなのに。 (SuGM) 【重役共】「・・・あのお方達が王で、我々がそうでなくても、我々も、貴族ね。ひひ、農奴の命を上手に使って、この世の運行を潤滑する。我等の商売がうまくいけば、より多くの人間が腹を満たす。鼓腹撃壌の為よ。」 (SuGM) にま、と、中国系の重役が、嗤った。費え行く運命たちを。 (SuGM) 【重役共】「ぐふふ、そうそう、その通り。その覚悟を持っている貴顕紳士でなければ、此処で取引は出来んのよ。・・・賭けなければ、賭けられる側になる。お分かりかのう?藤宮の。」 (SuGM) そして、間抜け面をして君にやに下がっていたコンボイ重工幹部が・・・酷薄に嗤った。 (SuGM) ・・・痴愚の顔は、この場にまで引きずり込む油断を誘う罠。此処まで入り込ませれば、後は絶対なる魔の力が、堕落か、生贄になるかの選択を強いる。 (SuGM) 【重役共】「我々の紹介があり、そして、この場で賭けを行えば・・・この船のオーナーたる、<魏家双美>様に、口利きを出来るというものだが・・・どれ。チップの一枚目は貸してあげようじゃないか。次からは、何、お宅で用意するくらい、あのBOLTならば容易じゃろう?」 (SuGM) 親切めかせて・・・誰かの運命を乗せたチップを君に差し出しながら。 (SuGM) 人を踏みにじれる者こそが支配者であり、それに値せぬものは踏みにじられるのだ、と、嘯き、誘うのです。 (SuGM) 【環】《ぐ、あっ・・・うっ・・・!!》 (SuGM) 脳内に、環少尉の声が響いた。呻きと嗚咽を堪えるような。一瞬、凶事を予感させるが。 (SuGM) 【環】《っ、ざけんじゃないわよ、こんなの・・・!人間を、難だと思ってるの、あの人豚(マン・オーク)共・・・!》 (SuGM) それは、怒りと義憤の声であった。同時、君は、視界の端に、密輸品のほうを調べにいった環少尉の視界がリンクしている事に気付く。 (SuGM) それは空母の格納庫にしか見えない空間で、先日君が戦った走甲機や、コープスやそれ以外の人影っぽい何かの入ったシリンダーや木箱が並べられているもので。 (SuGM) 【環】《絶対、縄で括ってやるっ・・・!いくら、裏賭博じゃ証拠をつかませないからってっ・・・!》 (SuGM) それを接続した時、君が見たものを彼女も見たのだろう。 (SuGM) 猛る獣のような唸りは、これまでの軍人めいた謹厳実直な口調より、あの山猫のような勝気な容姿には相応しく感じられた。 (SuGM) 逸っている、とも思えたが・・・しかし同時に、流石にもと警察捜査官らしい冷静な分析も保っていた。 (SuGM) そう、この賭場にある光景は、これ単体では証拠にはならない。 (SuGM) なんとなれば、プロジェクションと立体映像は全て魔力によるもので、それも魔界科学によるものではなく純然たる魔術によるものだ・・・おそらくこの船の長たる魔族、<魏家双美>の力によるもの。 (SuGM) それが力を消せば、たちまち証拠は消えうせる。密輸の容疑で船を括れても・・乗っている人間には、逃げられることになる。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「悪い人ですね。 泣く子も黙るコンボイ重工ともなれば こんなチップを集めるのは容易千万というわけですか」 (S_Aya) 賭けずに切り抜ければ最高だが それで収まらない場合がある。 これが純然たる情緒問題としても 情緒問題に必死なのも対魔忍の常だ (S_Aya) 人間チェス 運命ルーレット 悪魔のバカラ サイバーアイの感知を最大にし 映像強化も起動して各テーブルを見わたす。  (S_Aya) 探すのは…………ペナルティの薄そうな卓だ。 (S_Aya) 最悪 ここで死んだり廃人にされなければ このチップの命も後で助けることができる (S_Aya) 【彩】「……そういえば そのチップの【中身】はどんな方です?……わざわざ 腕利きのお三方が出してきたとなると……そのあたりの女の子とは思えませんし」 (S_Aya) 純粋な興味が少し そして後は あとで助けるための【当たりつけ】だ△ (SuGM) 【重役】「ふふふ・・・BOLTの藤宮ともなれば、色々と飼い犬もおりましょう?それと比べれば、そうたいしたものでは。」 (SuGM) にまにまと嗤う醜豚。環が、オークもどきと毒づいた理由もわかろうというもの。 (SuGM) 【重役】「何・・・アレの娘ですよ。」と、重役が指し示すのは。 (SuGM) 【人妻@立体映像】「あひいっ、あへえっ、しましゅうっ!けいやくsyましゅんぽおほぉっ!ば、売春、させてくらひゃひいいっ!んちゅゆううっ!!♪♀」 (SuGM) ゴブリン程度の肉棒に屈服させられた、弱き常人のの人妻。地味だが逆にそれを堕とすのが溜まらぬ浮気など考えたことも無い家庭的な装束に包まれた、むちむちに熟れた肢体と純朴そうな美貌を蕩けさせながら、アナルを貫かれつつ子宮まで精液を注がれた肉貝を拇印代わりに、魔術契約書にまんこキスを決めて (SuGM) 先ほどの賭けの対象が、完堕していた。 (SuGM) 【重役】「どうやら、退魔粒子の適性があるようで。無様な母親が、沢山ヤりたいせいで薄利多売の契約をしたようですからなあ。弟の養育費の為に、試作品の魔術兵器をテストしろという心算でしたが・・・」 (SuGM) そういって、彼は君の手にコインを握らせる。浮かぶホログラフ。新体操特待生、という情報の刻まれた、妖精のように愛らしいJJS~JCの少女。 (SuGM) 【重役】「ま、将来性と自由度はあるが、その程度の札です。お好きにどうぞ、ですな♪」 (SuGM) にまにまと、値定めするような視線で、君の反応を見守るのですっ。 (SuGM) ▽ (SuGM) ちなみに、人間チェスは本人の実力と、勝ちを想定される側と負けを想定される側のどちらかに配備されるかによりますが、女性である時点で後者の可能性が高く。 (SuGM) 運命ルーレットについては、適性で生き延びる可能性も、適性もへったくれもない場所で♀堕ちさせられる可能性があり。 (SuGM) ・・・魔VS退バカラであれば (SuGM) 魔族にかけた胴元と退魔にかけた客の賭け金額によって (SuGM) ハンディが加減されたりするが故に。 (SuGM) ・・・人間チェスよりはルーレットとバカラがまし、バカラの加減はルーレットを下回り、バカラの上限はルーレットより増し、という (SuGM) 悩ましい状態だったりします。 (SuGM) ▽ (SuGM) ちなみに、先ほどの見たような大規模な戦場に駒の一つとして配置される「人間チェス」は、本人の実力と、勝ちを想定される側と負けを想定される側のどちらかに配備されるかによりますが、女性である時点で後者の可能性が高く。 (SuGM) 彼女の母がそうさせられたような、突然に淫らな運命へと堕とされる「運命ルーレット」については、戦闘用の装備を渡されるという事から、ある程度は戦闘よりの運命が廃されるのでしょうが、適性ある事件で生き延びる可能性も、適性もへったくれもない状況で雌堕ちさせられる可能性もあり、なにより、本人の精神性も影響する。 (SuGM) 魔の者と退魔の者の戦いをバンカーとプレイヤーに見立て、そこにそれぞれにベットした金額によるハンディが絡む「悪魔の場から」であれば、胴元と客の賭け金額によりハンディが加減されたりするが故に、実力に勝るものが淫辱に散り、思わぬ者が勝つこともあり。 (SuGM) 故に、少女の生存率については、人間チェスよりはルーレットとバカラがまし、バカラが最も不利に推移した場合の生存率はルーレットを下回り、バカラの最も有利に推移した場合の生存率はルーレットより上、という、実に悩ましい状態だったりします。 (SuGM) ・・・ちなみに、少女に渡される、「試作品の魔術兵器」は。 (SuGM) 一見すると、艶光る化学繊維ともビニール素材とも見える材質で出来た、フリルつきのレオタード。新体操用に見え、賭けの材料として提示される資料においては、少女が新体操の競技者であることも付与されていますが。 (SuGM) ・・・その実、それは「触鎧」と呼ばれる、極めて生命力の強い触手状の魔物を加工した「生きた皮膜」で。退魔力や聖魔力を持つ者に一度寄生させた触鎧が、魔力を持たぬ人間に再寄生した時にそれらの力を対象に付与できるのか、という実験体であることが、示されます。 (SuGM) ▽ (SuGM) 退魔粒子素質のある人間でそれを運用することで、それを覚醒させられるか、あるいは、未覚醒のまま装備だけで退魔力を行使できるようになるか、もしくは、持ち主の退魔力と装備の退魔力が合算された力を発揮するか・・・あるいは、過去に吸収させた聖魔力を行使可能になる可能性があるかどうか。 (SuGM) それらに関する観測データが、画像脇にモニタリングされています。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「その程度……ね」 (S_Aya) 退魔粒子の持ち主は そう少なくはない。 (S_Aya)  かって旧時代に霊能力だのサイキネシスだの呼ばれていた物も 大本をたどれば同じだ。 オルゴンエネルギー レイキ オーラ ヴリルパワー スーパーソルジャー因子 ドラコ細胞、目的と用途に応じて細分化してきたが つまるところは同じものである。 (S_Aya) 彼女が しかるべき導師について学べば魔導師になれただろうし ディヴァの鬼に仕えればマントラ使いになれた。 金があればマンジャ(朝鮮呪術)やタオの道士にもなれたに違いない。 (S_Aya) しかし 彼女には金もツキもなかった。 それだけの話だ (S_Aya) 【その程度】の能力を遊戯の駒にしか使わないあたり 彼らの目的が透けて見える。 (S_Aya) 手駒の充実やパワーの増強など 頭にない。 彼らはただ 楽しみたいだけなのだ。 (S_Aya) 自分はこれから 【彼ら】の真似事をする。 それが彼らを油断させるためのものだとしても  (S_Aya) 自分はこれから 【彼ら】の真似事をする。 それが彼らを油断させるためのものだとしても それだけで自分が【臭く】なりそうで 自らのサイバネから死臭がしそうで バニーガールに渡されたリップ・バン・ウィンクル30年を一気にあおった (S_Aya) 【彩】「悪魔のバカラでひと勝負といたしましょうか。 盤上の魔王は はたして如何に動くか否か と」 (S_Aya) 先程から演神チップを動かしっぱなしだ。 サイコウェア開発部に感謝しなければ、これなくしては 今にも暴れだしてしまいそうだ (S_Aya) 【彩】《臭い……ああ臭い……本当に吐きそうな》 (S_Aya) △ (SuGM) 【重役】「ほほ、これは面白くなりそうですな!」 (SuGM) 此処とは離れた闘技の場。君に出来ること葉少ない。ベットされた。後は、彼女の運命と、意思と、力と・・・そしてほんの僅かの君の介入が、その結果を決めることになるだろう。 (SuGM) じゃらじゃらと金貨をかき混ぜるような効果音と共に、掛け金が動いていく。 (SuGM) あれはアークメディカルの新製品ですな、例の触手繊維ですな、寄生虫の類をアンナにも美しく仕上げてそれを少女に纏わせるとはいい趣味ですなあ。 (SuGM) ほほう新体操の少女選手ですか、あのくらいの娘は中々出回りませんからね、これは是非啼くところが見たい。 (SuGM) 商売と、欲望が、それぞれにベットしていく。少女の運命の天秤の、生と堕の更に、金貨が積まれていく。 (SuGM) 名も知れぬ少女の運命についてですが、「ダイス目で決める。但しPCはRPをベットすることでダイス目をずらすことが可能。」とします、 (SuGM) の3パターンを考えましたが。 (S_Aya) 現RPは どうなるのでせう (SuGM) 現RPは20も溜め込んでますが (SuGM) 1の場合は判定にRPを使うかどうかによる (SuGM) 2の場合は変化無し (SuGM) 3の場合はRPを消費する (SuGM) となりますな。 (S_Aya) 3のダイス目は 能力なしの素面の触り合い+RP です>? (SuGM) GMが少女の実力度を1d6で振って (SuGM) (1~2=N、3~5=R、6=HR) (SuGM) それにおっさんがベットした結果の相手の強さを1d6で振って (SuGM) (1=N、2~3=R、4~6=HR) (SuGM) 相手のランクが上なら相手の勝ち、少女のランクが上の場合は少女の勝ち、互角の場合任意のサンプルNPCの任意のデータで戦闘判定1回振り合って勝ったほうが勝ち、PCは、RPを消費する毎に、敵側の強さの出目を1点下げることが出来る、とします。 (SuGM) 演出的にはPCのかけ方としては (SuGM) 1.魔族の勝利に少女へのペナルティ投資を相殺するほど大賭けして外す (SuGM) 2.少女の勝利に賭けつつ、少女への逆ペナルティを望む投資を相殺するだけの魔族へのペナルティ希望投資をする (SuGM) で、そこまでやって互角の勝負になって、出目次第ではやっぱり少女が負けることもある (SuGM) という状態ですね。 (SuGM) 1d6 (SuGM) SuGM -> 1D6 = [2] = 2 (SuGM) 1d6 (SuGM) SuGM -> 1D6 = [4] = 4 (SuGM) 【少女】「わ、私が、頑張らないと・・・んっ、こ、この服で、本当に、魔法少女みたいに、なれるの・・・?何か、へんな、感じ・・・///」 (SuGM) 華奢な肢体に、触手魔物で織られた、密着薄布一枚。母親似ながら清楚で可憐な容姿の少女は、そのコスチュームの感触に未だ覚製しきらぬ性感を怯え疼かせながら、舞台に立った。 (SuGM) フリルが長くはためくその姿は、正にアニメヒロインか天女の如し、であったが、ざわざわとする観客の声には、不満と愉悦が混じる。 (SuGM) 不満とは即ち、当初の予定より、その覚醒率がはるかに落ちるがゆえで・・・ (SuGM) 愉悦とは即ち、これならばさぞや淫靡な痴態が晒されよう、というが故だ。 (SuGM) 「悪魔のバカラ」におけるベットは、「此方が勝つ」というだけでなく、「此方が負ける」というかけ方も存在する。そこに、勝敗が決するまでの時間や条件などを寄り詳細に設定サウルことで配当倍率が上下するオプションもあるが、 (SuGM) その倍率による、事前に設定された勝率に対し、勝率を調整するために自動ペナルティだけではなく。 (SuGM) 賭け金の幾割かを、ペナルティに関する調整として投資することも可能だ。 (SuGM) つまり、通常退魔の者のほうが有利であれば、其方の勝ちにに賭ける者が多くなり、多く賭金がついた分だけ退魔の者に不利になるよう補正がかかるが。 (SuGM) 逆に退魔の者のほうが不利であれば、その負け、あるいは魔の勝利に賭ける者が多くなり、本来ならば魔の側にペナルティがかかるか小物が宛がわれるようになるのだが。 (SuGM) ここで退魔の敗北・魔の勝利にかけるものが、掛け金の一部を退魔の者へのペナルティに投資するとした場合、その分の金は配当計算からは場外されるが、その金の分だけ魔の側にかかるペナルティが打ち消され、場合によっては逆に弱い側の退魔の者にペナルティがかけられることもありうる、というわけだ。 (SuGM) ・・・君に出来ることは、このペナルティを、正常に、弱い少女の側ではなく、魔族の側にかかるようにし、有利な勝利条件か弱い敵を引き当てるようにベットすることだ・・・! (SuGM) ▽ (S_Aya) RPは3消費。 これで【魔族の勝利に少女へのペナルティ投資を相殺するほど大賭け】を行います (S_Aya) : (S_Aya) 【彩】「……人の悪いこと。この組み合わせでは 相手側の勝利が決まっている様なものではないですか」 (S_Aya) 《悪辣な令嬢》の真似は心が疲れ果てる、 もう二度とやるもんか。 (S_Aya) 演神チップの動かすままに いかにも博打打ち然とした言動を吐き 敵の魔族側にベットする (S_Aya) ガチガチの銀行レースだと言わんばかりに 持ち金の大半を造作もなくチップに変え 相手の側にはってのける (S_Aya) この動作だけで 金が死臭を放ちそうだった。 フルサイバーはこういう時不便だ。 どれだけ飲んでも記憶なんて消えないのだから△ (SuGM) じゃらじゃらと、金貨の擬音と共に、ベットが為され、勝率が計算され。 (SuGM) マッチメイクが為される。それは、君の賭け金大量投入によって、ほぼ互角の勝負となっていた。 (SuGM) 【重役】「ほう・・・」「これはこれは」 (SuGM) どよめく観客達。一際拡大される立体映像。ぬめ光る薄絹を纏い、その過剰にフィットする感覚と、ぬめるような感触に、戸惑いながらも。 (SuGM) 【少女】「魔法の、力・・・集まってっ・・・!」ちらちらと舞う魔力光に勇気付けられ、新体操の準備運動めいたステップを踏みながら、控える少女に相対するのは。 (SuGM) その時。 (SuGM) 君の、本来の任務にとっては、より重要な顔合わせを、君はすることになった。 (SuGM) 【??】「あらあら。今宵の賭けは、随分と面白いこと。」 (SuGM) ゆらり、立体映像が揺らめいて、姿を現し、闘技場の中継と君達賭け手を見下ろすのは。 (SuGM) ・・・生贄の如く闘技に挑む少女と、外見年齢がさしてかわらぬ、白銀の長髪に金の瞳、妖刀のように鋭くも艶のある容姿をした細身の肢体に黒い中華風の装束を纏う13歳ほどの少女だ。 (SuGM) 【重役】「おお、魏 美巳様も注目とは、面白い一番になりそうですな!」 (SuGM) その名を重役が呼ぶ。君の知識では、魏家とは、仙道の名家であったと知っていたが。 (SuGM) 【環@魔術通信】「魏 美巳・・・香主貴族(中民帝の貴族において、犯罪組織である幇の主たる香主を兼ねるもの)<魏家双美>の片割れ・・・あの大物がこの船に・・・!」 (SuGM) 通信をつないだ環の声が、その情報をアップデートした。 (SuGM) そして・・・! (SuGM) 14an3 相手達成値-1 (SuGM) SuGM -> 14ANG3 = [6,2,6,1,1,1,2,1,5,2,5,4,1,4] = 8 (SuGM) 14an3 相手達成値-3 (SuGM) SuGM -> 14ANG3 = [4,5,6,2,6,6,4,6,2,2,6,3,3,2] = 6 (SuGM) (出目互角につき再判定) (SuGM) 14an3 相手達成値-1 (SuGM) SuGM -> 14ANG3 = [4,2,3,1,2,2,4,3,3,4,6,4,1,2] = 9 (SuGM) 14an3 相手達成値-3 (SuGM) SuGM -> 14ANG3 = [5,6,1,1,4,5,5,4,5,4,1,2,6,2] = 5 (SuGM) ・・・Shit! (SuGM)   (SuGM) 【??→魏美巳】「それでは今宵は可愛い雛鳥に、たっぷりと舞っていただきましょう♪ハンディキャップマッチよ、雛鳥。相手に一発でもちゃあんと攻撃でダメージを与えられたら・・・それで貴方の勝ち。簡単でしょう?」 (SuGM) 最終的に勝ち取られた条件は、互角の下級魔族相手との戦いではなく、中級とのハンディキャップ戦。 (SuGM) ・・・どう見ても、年相応の年齢の人間とは見えない、妖気のある笑みを浮かべて、魏美巳は開始を宣告するのです。 (SuGM) 可能性は、ある。だが、しかし・・・ (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】《魏家? 魏家がこれに関わっているの?》 (S_Aya) 魏家は中民でも並ぶもののないタオの使い手を排出している。 とくに巫蠱や草人 鬼術においては最高峰とも名高い。 (S_Aya) 【彩】《環さん、申し訳ありませんけど 追加で一つ。あの少女が首尾よく勝てた場合 その後の保護を。……恐らく外道重役共の手のアサシンが向かわされるでしょうし》 (S_Aya) あの連中は 自らに損をさせた相手を許しはしない。 恐らく半サイバーのアサシンか傭兵が向かわされる可能性が高い。 (S_Aya) もういやだ。そんな【臭い】ものを見るのは。 それを回避するためなら 警察に借りを作っても構うものか (S_Aya) 【彩】「あらら、これは賭け損ねましたか。 一撃ならあの子にも手はありますものね。……見に回ったのは これを見越していたんですね。 食えないお人ですね」 (S_Aya) くすくす笑って 自分を賭けにさそった重役たちを見てやる。 自分は今茶番劇の主演女優だ△ (SuGM) 【環@通信】「ええ、判ってるわ・・・くそっ、あんな奴っ・・・!」 (SuGM) 山猫の唸りが、君の耳に噛み付く。 (SuGM) 環が共有する視界の先に居るのは、 (SuGM) 【少女】「ひ、やあ・・っ」 (SuGM) 【牛鬼】「ぶふーっ、ぶふーっ・・・!!」 (SuGM) 少女の三倍以上の体格はあるだろう、巨大な牛鬼だ。好色に猛った笑みを浮かべると、容赦なく突進していく! (SuGM) 【少女】「ま、魔法の力、行ってっ!!」新体操選手らしい足裁きで、必死に跳んだり走ったりしながら、装備に集中し、力を送る少女。ひらひらのフリルから、魔力光が放たれるが、 (SuGM) 【牛鬼】「ぶふうっ!!」猛牛はちゃちな魔力光を頭突きで粉砕して突進! (SuGM) 【少女】「ひ・・・ひやぁっ!?あ、な、やんっ・・・!?///」 (SuGM) それに驚愕しながら逃げようとした少女に、安い奇跡の代償が容赦なく噛み付いた。触手繊維レオタードがハイレッグに包む幼い肉貝と、未成熟な乳首に食いついて。少女に一応の戦士の素早さを与えていたレオタードが、一気に快楽攻め具となってその足を止め。 (SuGM) 【牛鬼】「ぶもふふふ・・・」【少女】「きゃっ、や、あ、離し・・・」 (SuGM) その隙に、牛鬼の巨腕は容赦なく少女の華奢な身を捕らえ・・・ (SuGM) 【牛鬼】「ぶふうっ!!」【少女】「ひぎいぃんっ!!?♪」 (SuGM) 犯す! (SuGM) おおおっ、と、観客が沸く。アークメディカルの男ですら、送られるデータの記録は機械に任せ、非合法少女痴態を視姦する。 (SuGM) 牛鬼の肉棒は大人の女でも悶絶する圧倒的巨根で。処女の未成熟な少女であれば、裂けて死ぬ、とすら思えたが。 (SuGM) 【少女】「ひぎっ!あっかっ、ひあ、あひあ、はひいいんっ♪、なっんっ、何これぇええっ!♪」 (SuGM) 少女にとって、慈悲か哀れか。触手レオタードと退魔力は彼女の肉体を保護し、触手レオタードの分泌する保護体液は、少女の身を淫猥に快楽に適応させていく。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】《うっ……ああああああああっ!》 (S_Aya) 吐き気がする (S_Aya) それはあの魔族にではない。 こんな方法を他者に強いた自分自身にだ (S_Aya) 自分の生体部品から死臭がしそうだ。 その意味ではサイバネが多くて助かった (S_Aya) 自分が汚されるのはまだいい。 その部品を交換して あとで相手をトーストにしてしまえばいいのだ。 (S_Aya) 《肉体はハードウェア 交換しろ》 (S_Aya) だが 他人の肉体は それも弱き者の肉体は 交換することはできないのだから (S_Aya) だが 他人の肉体は それも弱き者の肉体は 交換することはできないのだから (S_Aya) 《死は病に過ぎない 治せ》 (S_Aya) 交換できない リペアできない部品が壊れていく (S_Aya) その感覚は 彩にとって 汚泥混じりの酒を飲まされる様な嫌悪感を覚えさせた△ (SuGM) 【少女】「~~~~~~っ!!!」 (SuGM) 涙を零し、瞳を仰け反らせ、舌を突き出して少女はよがり狂った。レオタードを破るほどに乳首を屹立させて。 (SuGM) 【少女】「ひいっ!ひへあっ!いひぃいっ!なん、これ、ひああああっ!!?♪」処女血が流れるほど愛液をしぶき散らかしながら、巨肉柱に貫かれ、それだけではなく、力を齎すはずの触手レオタードにすら、ざわざわとクリトリスと乳首を嬲られながら。 (SuGM) 【少女】「あひいい、こ、これ、せっく、す・・・?こ、こーび、大人、赤ちゃん作っ、っ!!?やあああっ、お、教えないでぇっ、こ、こんないっぱいみしぇないひでぇえっ!!!?♪♀」 (SuGM) かつてその触手たちがまぐわった女達の知識が流れ込む。その光景と、その光景の意味が、無垢な少女の頭脳を犯す。 (SuGM) 【魔牛】「ぶもおおおおおおおおおっ!!」 (SuGM) 【少女】「やぁっ、いっ、はひ、いく、しちゃう、いかされる、しちゃうっ、いく、いくいくいくいくううううううううっ!!!」 (SuGM) どっぽおっ!っと、大量の射精が少女の華奢で薄い腹を膨らませて。触手レオタードに教え込まれた、イく、という言葉を吐き散らかして。 (SuGM) 少女の意識が快楽に燃え尽きる・・・その時。 (SuGM) フィイインッ!! (SuGM) 【魔牛】「ぶもうっ!!?」 (SuGM) 不意に。少女のレオタードについたフリルが、彼女が使った魔力光とは全く違う、凶悪な、・・・高振動ブレードと化して、握る牛鬼の掌を傷つけた。 (SuGM) ぐもおおおおおおっ!と、怒りと苛立ちと苦痛の声を漏らしながら、牛鬼は少女を放り捨て、コロッセオから出る。・・・勝敗条件が決したからだ。 (SuGM) ・・・それが作動した理由が定かではない。堕ちる前の一瞬、仮面の裏に怒りを秘めた彩の無表情な目と、少女の目が一瞬合った。それに意味があったのか無かったのか・・・ (SuGM) 【魏美巳】「あらあら。」 (SuGM) 【魏美巳】「小鳥ちゃんに、拍手~」 (SuGM) いずれにせよ、その上には嘲笑うような、魏美巳の怠惰で妖艶な声が降り注ぎ。 (SuGM) そして、賭け金など、この皮肉げでありながら陳腐で、それでいて無残な結末に比べれば、大したことのないものとばかり (SuGM) どちらにかけた者の側からも、やんやの嘲笑じみた喝采が寄せられた。 (SuGM) ・・・使い捨てられたコンドームのように、精液まみれでぐったりと横たわる、これが勝ったと言っていいのかという状態に陥った少女に。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「《………………》 (S_Aya) 吐きそうなのをサイコウェアの力で押しとどめる (S_Aya) 限定条件付きの洗脳ともいえるサイコウェアは 論理的に市販が禁止されていたが こういう時は役に立つ (S_Aya) だが それでも (S_Aya) 更なる心の奥底では 嫌悪感が 身体の全て 心の全てを【交換して】 なにも感じないように【アップデート】しろと叫んでいた (S_Aya) ああ 臭い ああ 臭い (S_Aya) 四杯目のリップバンウィンクルを飲み干して さも残念だという様に肩をすくめる (S_Aya) 【彩】「手痛い一敗ですが まぁ 取り戻せない額ではありませんね。拍手拍手、なかなかの才の持ち主です」 (S_Aya) このセリフすら嫌悪を奏でる。  (S_Aya) 【彩】《許してという資格すら私にはありませんね。……死地に飛び込むことしか そして少しでも魔族を蜂の巣にすることしか 私に出来ることはありませんし》 (S_Aya) 幸い 自分は【交換がきく】のだ (S_Aya) ぱちぱちと空虚な拍手は 自らの心を表してる様だった△ (SuGM) 【重役】「いやあ、惜しかったですのう。」 (SuGM) 欠片も惜しいとは思っていない表情で重役共は言う。自社の製品勝利などどうでもいいと言わんばかりに。 (SuGM) 実際、末端で過労死していく社員達と変わらない、消しゴムやシャープペンの芯じみた、場末の企画なのだろう、彼らにとっては。 (SuGM) 【重役】「ともあれ、これなら、何処へでもご一緒いただけますなあ。」 (SuGM) にんまり、と、自分達の側になった、と、先輩面で迎え入れて。スーツの襟に留めるピンバッジを君に渡します。 (SuGM) 『裏』へのフリーパス、というところか。 (SuGM) 【環@通信】「畜生、畜生っ・・・っ」・・・通信機越しに聞こえていた、女捜査官の唸り声が。「っ。それが、手に入っのであれば、ひとまず其方での工作は・・・」意見具申に変わる。 (SuGM) 此処から先は、捜査の時間ではないか、と。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「…………」 (S_Aya) ふっと息を吐いてグラスを戻す。 とりあえずはパスを手に入れた。 これで何時でも入ることができるのならば (S_Aya) 一旦外に出て 他区画を捜査したがいいかもしれない。 此処は資金集めyと手駒集め ならばきっと現物を保管する場所や 取引データを保存する場所があるはずだ。 (S_Aya) 【彩】《環さん いったんですけど落ち合いますか? 証拠能力的に 取引の現物か取引データを抑えたいのですけど 恐らく其れ自体は賭博区画の外部にあるはずです》 (S_Aya) ただ……敵はそれに対する策もきっとしている。 データは十重二十重の攻勢防壁があるだろうし 保管場所は それこそ一筋縄ではいくまい (S_Aya) 背景、Mrジェームズ。 貴方の運の良さが欲しいです△ (SuGM) 【環@通信】「・・・了解」 (SuGM) 短い返答と共に、データが送られてきた。彼女の現在位置についてだ。 (SuGM) 先ほど調べていたように、彼女はこの間に密輸兵器の現物の場所を押さえていたわけだが、その過程において監視システムの死角部署を見つけておいてくれたらしい。落ち合うのに、良い場所を。 (SuGM) あわせて念のために、と、そのパスについて、トレーサーの有無の確認を、という一文が添付してあった。 (SuGM) ・・・確認したところ、そういうシステムについてはひとまず見当たらない様子だ。それはそうだろう。後ろ暗い客が多いのだ、そうそうそういう事をされても困るだろうという顧客上の都合があれば・・・保安は別の手段で、即ち最重要区画への侵入厳戒という体制になる筈だ。 (SuGM) 【ハイラム@通信】「此方は、人脈から辿らせてもらっているよ。あと少しで、香主様本人とご対面だ。・・・いくつか、BOLTの名前で商談を通しちゃったけど、それに関してはあとで何とかして欲しい。」 (SuGM) 忘れそうになりそうな、ベット行動中のCIAの大将からのご報告だ。・・・ちょっとどころでなく不安になりそうなことを言ってくれたが・・・まあ、事前に彼に与えた権限と、BOLTの契約における手続きを考えれば・・・多分何とかなる、筈だ。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「そちらは問題ありません。 この連中をノックアウトできるなら 商談の三つ四つ軽いものです」 (S_Aya) どの道 北米ルートの市場は広いのだ。 あの国は野放図に かつ個別に商談を行ったほうがいい。体系的なシステムなど期待したら疲弊してしまう (S_Aya) 企業人らしいことを言えば CIAという大口注文元があれば 後は枝葉末葉の市場だ。 大小様々なミートパイをせいぜい必要に応じて食べていけばいい。 味はイマイチだが (S_Aya) ポケットからキャビンを取り出して火をつける。 フレームは柿の木 銀をかぶせ 先端はナットをくっつけた工具を模したシガレットホルダーに差し込んだ天然煙草が ふわりと煙を浮かべた (S_Aya) 【彩】《トレーサーキラー ON》 (S_Aya) ばちり と駆動音がたって 撃退パルスを全身に流す。 (S_Aya) 指定場所に向かいながらトレーサーを落とし 咥え煙草のままふと 外の景色を見た。 星空はこんな時も輝いて居た (S_Aya) 【彩】《指定場所に到着。……トレーサーは無し。……こちらは大丈夫です》△ (SuGM) 何処もかしこも贅。甲板に出ても尚、プールに、海水を取り込んだマリンスポーツ施設に・・・絢爛、そしてまた退廃。 (SuGM) 譲り受けたパスは、一種の認識操作魔術の媒介も兼ねていて・・・といっても、本気で見に入れば、退魔忍の力であれば、認識できただろう・・・プールとマリンは、巧妙な認識阻害魔術で二つに区切られていた。魔力を持たぬものは、地図面積より狭いという事に違和感すら覚えまいが。 (SuGM) 【水着美女】「あんっ、あんっああ、す、凄い、恥ずかしいっ、くひいいっ!♪」 (SuGM) そこかしこで、一般客から視界を阻害された色とりどりの水着美女が、透明人間気分で露出ファックに励んでいた。・・・物理的な臭いすらシャットダウンする当たり、たいしたものだが。 (SuGM) 精神的なもとはともかくだが・・・一瞬、夜空の星だけが美しいものに見えて。 (SuGM) そんな僅かな歩みの先が。 (SuGM) 【環】「・・すいません、その、こんな場所で。」 (SuGM) 成る程、監視システムをおおっぴらに仕掛けるわけにも行かないわけだ。・・・業務用女子トイレとは。 (SuGM) とはいえ、余り使われていないようで、むしろ清潔感さえある。 (SuGM) パーティからこんな場所に、というのに、一度、環は謝罪し、そして。 (SuGM) 【環】「・・・その、つい、感情的になってしまって・・・」 (SuGM) と。合間合間に、劇場と共に呟いていた言葉が通信に流れていたことに、後で気付いたのだろう。そのことについて謝ります。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「無理もありません……あの光景は」 (S_Aya) 恐らく 世界を紗に構えた傭兵対魔忍でも あの光景には反吐を吐くだろう (S_Aya) 【土蜘蛛】の対魔忍なら 怒り狂って彼らの言う【革命行動】をしかけるだろう。 (S_Aya) 北米連合のアマデウス・アームズやマーメイドCPなら 【こいつらは危険だ】と判断して工作を開始するだろう (S_Aya) 【彩】「正直 私も【演神】チップを入れてなかったら激怒して暴れまわってましたし」 (S_Aya) チップでも足りずにバーボンをがぶ飲みした訳だが (S_Aya) 【彩】「……お互い お早く解決しましょう。我々の精神衛生のために」 (S_Aya) ああ 世界は最悪だ△ (SuGM) 【環】「・・・無理も無い、か。」 (SuGM) 目を瞑って、嘆息。 (SuGM) そして、一拍後。 (SuGM) 【環】「少し安心したわ。陰陽寮と同じように、退魔忍も、忍者ってだけあって、やっぱ、任務の為ならどんなことでも、みたいなのかな、って思ってたけど。」 (SuGM) 一拍後、感情を吐き出したその表情は、それまでの硬く押し殺したものではない、容姿に似合う活発な生命力のある様子で。 (SuGM) 【環】「その。さっきのあれは・・・あとで私達が、絶対何とかするから。助かるよう・・・藤宮さんは最大限頑張ったって思うし。」 (SuGM) と、先ほどの経緯に、そうフォローを加える。君は22歳だが、それより数歳は年上ではあるわけだが・・・表社会での経験、うらしゃかいでのけいけん、そこをどう通すか悩んで、最終的に君の事を藤宮さんと立てるように呼びます。 (SuGM) 【環】「だから、頑張りましょ。」と言いつつ、ここまで先んじて船の中を調べまわった結果について、示します。 (SuGM) 端末に表示される映像、同時、君の電脳にも術を絡め暗号化され転送。 (SuGM) それによって示されたこの船の内容は、確かに豪華客船であるが、同時に、船表裏二つの顔を持ち密輸用の大量のスペースを確保しているさけでは済まない、歪みがあった。 (SuGM) 恐らく、元々は魔大乱で運用された空母級の軍艦を再利用したものではないか?と見える節が幾つかある。 (SuGM) 航空甲板を潰して豪華設備を投入、旧航空機格納庫に裏設備や密輸物品倉庫を投入。 (SuGM) 【環】「・・・BOLTの人なら、わかると思うけど。」それを君が見て取ったのを前提とした上で彼女は言います。 (SuGM) 【環】「多分、情報があるとしたら、CIC(戦闘情報収集)に集約されてる。この船のセキュリティは、徹底的に中央に集めてそれをがっちりガードする形式になってるから。」 (SuGM) 【環】「・・・あいつらが、艦橋とCIC、どちらにいるかにもよるけど・・・厄介よね、これって。・・・突っ走りすぎて、また痛い目を見るのはいやだけど・・・でも・・・やらないと。」 (SuGM) 腰に帯びた、式神と思しき小太刀を掴みながら、地図を睨みつつ彼女は呟く。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「そういう《冷酷なプロ》は宮内卿御歌所(おうたどころ)や内調9課 あとはレンジャー6課とかです。 土蜘蛛は加減無しの理想主義者で 我々は機械バカ」 (S_Aya) 【彩】「まぁ そんな半端者だから あんな風にしか助けられなかったのかもしれません。 ……仕方のないことですけど」 (S_Aya) さて 環からの報告にあるように 確かにこの船には建築上の矛盾がある (S_Aya) もし これが戦闘艦を元にして 格納庫に密輸商品を溜め込んでいるなら、それがある場所は艦内深くだ。 警備も生半ではないだろう (S_Aya) 【彩】「CICに情報を集める方法をとってるということは……セキュリティも船内システムも すべて戦艦時代のものを流用してるわけです。……いきおい そこは艦内でもっとも安全で【見える】場所です」 (S_Aya) 【彩】「CICに居る可能性が高……ん?」 (S_Aya) さきほど彼女は【また】といった (S_Aya) 【彩】「また?……えっと……まさか一度敵と接触を?」△ (SuGM) 【環】うん、そういうところとは、よく接してきたから・・・」と、環は彩の言葉に応じつつ。 (SuGM) CICに敵幹部も居るのではないか、という事場に、思考する体の彼女ですが。 (SuGM) 【環】「それ、は。」 (SuGM) また、というところへの問いかけに、環は一瞬ぎくりとした様子露浮かべて・・・小太刀の柄をぎゅう、と握った。 (SuGM) 【環】「・・・私は、蘇我寮長が言ったように、元々警察のほうの出で。」 *tenma quit ("Leaving...") (SuGM) 【環】「その時は、まだ、魔の事なんて知らないで、通常犯罪の捜査官をしてたんだけど・・・踏み込みすぎちゃって、ね。その時の私は、魔の事なんて知らなかったから、あっさり捕まっちゃって・・・」 (SuGM) ・・・捕まって、どうなったのかは。霊的な力である、式神小太刀の柄を握るその手の震えが、如実に示していたが。 (SuGM) 【環】「でも、犯罪者なんかに、負けてたまるもんですか。私には、今度は力がある。今度こそ・・・!ってとこだけど、それでも油断は禁物、って、自分に言ってただけよ。」 (SuGM) と、噛み締めるように言います。復讐心と、自制心の入り混じった表情で。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「…………ごめんなさい」 (S_Aya) ああ やってしまった。 いつもこうだ、加減がわからないから地雷を踏んでしまう (S_Aya) 陰陽使い(陰陽寮に所属はしてないので師の位階はもらってない)の端くれとして 言葉を軽んじる様な事は言いたくはないが 言葉は機械より面倒くさい (S_Aya) 言葉を気をつけるより シャフト手入れの方がずっと楽だ。 (S_Aya) 【彩】「その ええ……とりえず」 (S_Aya) 【彩】「密輸商品の現物を抑えるか データーを奪取しましょう。……データーよりは商品の現物を抑える方がマシかもしれません」 (S_Aya) 【彩】「CICの方は到達してしまえば 有線でハッキングを行えばデーターを奪取できます。……状況によれば その場でオンラインポートを作成して流してしまうのも手ですしね」 (S_Aya) 【彩】「…………CICの場所があるとしたら……環さん 地図を出してくれます? 網膜投影の方でいいですから」△ (SuGM) 【環】「気にしないで。私は・・・克服したいからこそ、救出されたあと、陰陽武士の訓練を受けて、この、「妖小太刀・篝切村正(ステルスムラマサ)」を授かったんだから。」 (SuGM) そう、気の強そうな美貌に、決意を意識して満たして。 (SuGM) 【環】「間取り、調べて回った結果多分マスクヴァ級ウラディボストークのそれがベースだから、CICはここだけど」 (SuGM) と、地図を指しつつ。 (SuGM) 【環】「密輸品は、いつでも抑えられますし。密輸品を抑えても、国内の連中に・・・あの人豚どもに手錠を嵌められない。」 (SuGM) 【環】「CICにいきましょ。私も、サポートする。」 (SuGM) そう、彼女が言うと同時に、新たな情報が着信。 (SuGM) 【ハイラム@追伸】「こちら観覧ブリッジ。噂の<魏家双美>にお会いしたぜ。いやあ、二卵性双生児ってのが信じられないくらいそっくりだな上に、片方、あれで男かよ。にしてもここは凄いね、まるでジャパンの天守閣だ」 (SuGM) 【環】「・・・奇しくも、相手は御山の大将だって判ったわけだし。」 (SuGM) 対象二人がCICじゃなく艦橋に居る。 (SuGM) 絶好の機会だ、と。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「マスクヴァ級ならCICには……艦上のマリン区画を通っていくかレストリオン区画のスタッフ用通路を進むか……構造上 もっとも堅牢な第二2甲板は食堂施設の同階です。つまり この場合レストラン区画がそこに当たる」 (S_Aya) 【彩】「レストラン区画と同階ということは 向こうもそのルートを警戒している筈です。……スタッフ通路から折を見て侵入するか…… この場合CICルームのドアをハックして開ける時間が重要になりますね」 (S_Aya) 【彩】「……シンプルに行きましょうか。光学迷彩とステルスムラマサで潜入。……5秒あれば有線ハックで開けてみせます」 (S_Aya) いくつか方法を考えてみたが どうしても火遁衆そこのけの【派手な方法】になるのでやめた。 なにより今は敵がCICを離れている。こういう時は戦術よりも速さだ (S_Aya) 【彩】「と……まぁ お腹のすく香りの中 無粋にも陰行業で走っていかなければならない訳です」 (S_Aya) 肩をすくめてみせる。まったく残念だ、あの【桃華】の月餅と豚の唐揚げの香りは 空腹に厳しい (S_Aya) こんな事でも考えてなければ この任務などやってられなかった△ (SuGM) 【環】「判ったわ、そのルートからの潜入でいきましょ。有線接続の時の支援や警戒は任せて。以後、会話は魔術通信で。・・・『妖小太刀・篝切村正(ステルスムラマサ)』、抜刀。」 (SuGM) 君の提案に彼女も乗ると、その手の中に、霊体状態から、小太刀型の式神が出現し、鞘を払う。鞘は即座に霊体に戻り、彼女の全身を式神の魔力が覆う・・・と同時に、式神の力で、急激に気配が希薄化、常人には姿を認識することが難しくなると同時に、服が変化。 (SuGM) それまでのタイトなスーツ姿がより肌に密着し、闇に染まり、溶け、再構成され・・・君達退魔忍の使うボディスーツよりはベルトやポーチ等がついてボンテージめいてごついが、肌にぴったりと張り付く潜入工作用特殊スーツとなります。 (SuGM) そして、二人は行動を開始することになります・・・! (SuGM)   (SuGM) 「どのようにしてそのステータスを使用し潜入するか(身体能力を駆使する、忍術を使う、交渉術で誑かす等)」を説明した上でその説明で使用可能と判断できるステータスのうち任意のものを使用し、奇襲に関係するダイス判定の補正を受けた上で判定してください。 (S_Aya) ほうほう (SuGM) つまり、【身】【術】【世】のどれでもよし、彩の場合『退魔忍』の「隠密活動に関する判定のダイス数が+3個される。」の効果はどのすれータスを使用しても可能であり、術効果金2、『特殊装備・【身】』の効果は【身】ステータスを使用した場合使用可能となります。 (SuGM) 判定の難易度と目標値については、 (SuGM) 奇襲ルール(テストプレイ後実装)の難易度は3ですが、相手に一撃かますまでの間隠れていればいいのと違い、今回は長期潜入という事で、難易度を上げて、難易度は1、退魔忍の効果を入れて2(an2)となります。 (SuGM) 目標値は (SuGM) 14an4 (SuGM) SuGM -> 14ANG4 = [3,2,2,3,4,3,1,5,1,1,1,2,4,2] = 13 (SuGM) 11an3 (SuGM) SuGM -> 11ANG3 = [5,4,6,5,4,5,6,1,5,4,2] = 2 (SuGM) ・・・すっげえ両極端!? (SuGM) ともあれ、この2個の判定達成値を、両方上回っていただくことを目標としていただきます。但し、最初の達成値13の判定と達成値を競い合う場合、PC側の達成値が-2されます。判定自体は1回で、2より下か、2より上か13(PC側-2なので実質15)より下か、13(PC側-2なので実質15)より上かとなるわけです。 (SuGM) 成功した場合、機密データの入手に成功し、シナリオを成功させた場合この『蓬莱』を使用した工作は壊滅させられるものとします。 (SuGM) 失敗した場合、ピンチシーンで別途判定を行わないとその情報を入手できない、とするか、あるいはBS効果2を1段階受けることとなります。(後者の場合、強引に成果は得たがその分きつく罠を食らった、という形になります) (SuGM) 尚、PCが判定に失敗した場合、環も判定を行いますが、その場合環は総DP量からすると大量の術DPを消費することになり、またそれでも勝利するかは出目次第のところとなります。 (SuGM) 尚、テストプレイによるルール更新として、RPを使用した判定でRPを得ることは出来ないとされたこと、サスペンスロールを本判定で行う場合、失敗した場合の演出は、BSを得る場合で無い場合少々工夫が必要かと思われることはご留意願います。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 宣言:DP使用  DP3使用で属性効果込みで 12+3+3+6+3で27 これにDP効果で3増加で30 (S_Aya) で 30に増加して 30ANでいきますー (SuGM) 術効果5で術DPを3点使用、ですね。宣言は性格にお願いします。 (SuGM) 難易度は2です。判定難易度は2のままですが、よろしいですか? (S_Aya) 30an2 (SuGM) S_Aya -> 30ANG2 = [3,6,6,5,2,3,3,4,5,6,2,1,6,1,3,4,1,3,3,2,6,1,2,1,4,6,2,1,2,3] = 12 (S_Aya) うおおおお1多いィィィ (SuGM) GM側属性効果で-2されて達成値10.高いほうの達成値である13には届きませんでしたね。 (S_Aya) てことは 3足りないか (SuGM) です。 (SuGM) ・・・環さんに頑張ってもらいますか?上で言いましたように、BS食らいながら強行突破という事も可能ですが。 (S_Aya) BSで行ってみます (SuGM) 了解です。 (S_Aya) : (S_Aya) 広めの化粧室なのが幸いした。 (S_Aya) パチッと 布地を退魔粒子と魔素による分解構成を行ったとき特有の音と 独特のイオン臭さとでもいうような ツンとくる匂いがする (S_Aya) 薬品臭いというか無機物臭いというか その正体は【金】呪式による物質変換だ。 (S_Aya) 欧州において錬金術 大陸では仙丹術といわれた【それ】によって ナポリ仕立てのスーツが無粋な兵器へと変換される。 魔を殺し 世界を蹴り歩く……【対魔忍】の装束に (S_Aya) 純白のタイツ型コスチューム(そうとしか言い様がない)に燕尾服めいたブースターユニット 左手にはアーク放電クロー 右手には伸縮型グラインドカッター (S_Aya) これこそ彩の対魔忍スーツであり BOLTアームズが誇る強襲破壊工作戦闘アーマー 【傀儡女郎】だ。 (S_Aya) 【彩】「光学迷彩……オン」 (S_Aya) ヴゥン と音がして 京都レンズ社の光学迷彩が彼女の姿を消す。 ドアを開けて出て行った時も 傍目には 閉めの悪いドアが開いただけ に見えるだろう (S_Aya) 山の様な料理を運び終えたウェイトレスの背後に取り付き そのまま後を付ける (S_Aya) スタッフ通路には 労働者の疲労と 料理の匂いと 客からのオーダーが蔓延していた。 この船体ともなればスタッフ通路もそれなりに広い。  (S_Aya) 通路にある料理のカート 材料コンテナ ジュースの箱などを パルクールでよけながら走るという 対魔忍にあらざる力技だ。 (S_Aya) もし この光景を誰かが見たら シュールさに言葉を失うだろう。 大量の料理やジュースの合間を 重サイボーグが走り回っているのだから (S_Aya) 【彩】《ああもう! 桃華の豚の唐揚げ! 月餅! 大根餅! 酒しか入ってない時に広東料理の匂いは卑怯だって思います!》 (S_Aya) サイバーウェアで強化されてても タイミングは時前だ。 息を付かせぬ連続のアクションというのは 当事者になるとやってられない。 (S_Aya) バカバカしい叫びも出ようというものだ△ (supponn) 【環】(わ・・・)自分の武骨なそれとは違う、艶美にして最新式のそれに、内心感嘆しながらも、環もそれに続く。監視カメラと、人の目を、術の力で無視して。 (supponn) まるで透明人間になったような気分。このまま裸になっても気付かれないような錯覚・・・実際にはスーツも込みで術の効果を発揮しているから、それは他の術の支援を得でもしない限り無理だが。 (supponn) 【環】「・・・」彩の愚智に、魔術通信越しにくすりと苦笑し「・・・上級退魔忍なのに、随分、その・・・人間らしいのね。」と、環は魔術通信で言います。 (supponn) CICまでは、これならば突破は楽勝。故に、口を動かすまでもない魔術通信に、どうしても私語が零れる。 (supponn) 【環】「私は。魔族へ復讐しようって、力を欲して、あの陰陽寮で修行して過ごしたから・・・」 (supponn) 【絢】「・・・人間らしい会話をするの、久しぶり、かも。・・・彩さんは、どうして、こんな事を?」 (supponn) と、人間性を維持しながら、この仕事を出来る野は何故?と、問います。 (supponn) その間にも君達は、既にCICの入り口までたどり着いています。 (supponn) ▽ (S_Aya) 【彩】《……私は……【成そこない】なんです。退魔粒子の具現化能力が少なく 身体もひどく弱かった。そんな私が退魔忍としてやっていけるのは 我々の技術があるからで……その技術がどこまで魔族に通用するか っていうのがまず一つ。……もう一個は【見たくないから】ですね。……あの世界を あのとき見た あの光景を」 (S_Aya) 【彩】《ええ 人間です。クロームとガラスが身体を作って 神経を加速しても 結局人間なんですよ。素材が変わっただけの人間です。御歌所に居るような【最強】まで割り切れない、だから身体をサイバネ化するんですよ。 心が弱いままだから」 (S_Aya) 見張りは見えない。 当然といえば当然だ、あれほどのタオの使い手が あれほどの財をもった敵が 牧歌的に見張りなど置くとは思えない (S_Aya) 警戒すべきは タオによる結界 そして電子的な【焼き切り】や即効性ウィルス (S_Aya) そして 時間だ。 (S_Aya) 彩は腰のラックに装着したサイバーデッキ【イコン02】からコードを伸ばし 扉の電子ロックに差し込む (S_Aya) 古式ゆかしく有線ジャックだ。 これでよしんばハッカーが敵にいても横槍を出せない (S_Aya) 【彩】《2秒お待ちを。……氷を焼き切ります》 (S_Aya) アイスブレーカー、 ハロー・ギブスン。 (S_Aya) 彩の右目に浮かぶ景色が マトリクスを可視化した光景に変わる。 幾つもの扉  浮かぶ球体 そして その奥______ (S_Aya) △ (supponn) 【環】「・・・大変、だったのね。・・・そんな一言で言い尽くせるとはう思わないけど」 (supponn) そんな君の言葉を聴いて、環は。 (supponn) 【環】「でも。彩が今の彩なのは・・・悪いことじゃないと思う」 (supponn) と・・・君より数歳上の・・・君よりも酷い目を見てきた彼女は、そう、柔らかに微笑みます。 (supponn) 戦闘能力では、恐らく君が圧倒的に上だろうけど、それでも、その様は包容力を感じるもので。 (supponn) 【環】「判った、警戒するわ。それと、CIC内部への潜入は任せて。」 (supponn) と、君が鍵を開ける間、周囲を警戒して、また、CIC内コンピュータへの有線接続の確立は自分が行うと請け負います。 (supponn) 扉が開けば、彼女は篝切村正の力で影となり、それをしかとやり遂げるでしょう。 (supponn) ▽ (S_Aya) シュッ (S_Aya) 音がして扉が開く。 予想通り、人間の見張りを置かないのはそういう事だ。 データーがデーターなので24時間監視できる電子システムを使うのは間違っていない (S_Aya) だが 電子システムは 有線を使用しての高速ハックという抜け穴があるのだ (S_Aya) 【彩】「入ります。……ドアは閉めておいてください。……その前にこれを……」 (S_Aya) ドアが締まる直前 薄い金属のカードを挟ませる。 開閉感知システムを誤認させて締まりきらないようにするのだ (S_Aya) CICはまさに電子機械の城 データヘイブンだった (S_Aya) その中の一つ、卓上一つを支配するガイギャックスCPの【M-7】、大企業のビッグデーター予測や収集に使われるハイエンド機が鎮座していた (S_Aya) 【M-7】のスロットに先ほどと同じようにコードを差し込む。 途端 流れ出るデーターの奔流に押しのけられそうな錯覚を覚える (S_Aya) 【彩】「っ……! 流石にシグナルが桁違いですね。有線の速度じゃあまり長くはいられませんし……さっさとやってしまいますね」 (S_Aya) イコン02はそれほど電子的に優れたデッキではない。携帯性を重視した為 デッキとしてのパワーであるシグナルは控えめになっているのだ (S_Aya) 彩はそれを有線で使い 自らの電脳を補助に回すことで 無理やり力技でカチ上げている。 (S_Aya) 【彩】《どの道【枝】か【焼き切り】か【サキュバス】でもしかけてるんでしょうけど……。ああもう!油断のしない敵って本当に厄介です!》△ (supponn) ヴウウウウウウン・・・! (supponn) 直後、電脳上で繰り広げられたのは・・・強烈な我慢比べだった。 (supponn) 【環】「・・・接続、出来たわ。周りの警備兵、気付いたら、直ぐにでも刺してやるから・・・っ、どうしたの?大丈夫?」 (supponn) 環の声が、急激に強くなっていく。 (supponn) 用意されていたアンチハッキング術式は、恐ろしく極端な代物だ。情報を守ろうとするのではなく、接続した相手の電脳を、それが唯のコンピューターであれば破壊し、サイバネコンであれば・・・ (supponn) 男であれば洗脳し、女であれば淫乱に堕とす・・・【サキュバス】タイプでも、極端すぎて実用性がないとして一般流通しなかった【ファナティック・フレンジード・サキュバス】だ。 (supponn) 防御を一切放棄した狂機。こんなものに、常識的に最重要機密情報を任せるはずが無い。 (supponn) だが、アクセスできたそれは、間違いなく最重要機密情報だ。あと少しでそれが手に入る。 (supponn) だがこのままでは、情報を得るのと同時に、発情化プログラムに噛み付かれる。 (supponn) しかし、ここでこの組織壊滅に必要な情報を得なければ、再度の機会は、これ以上の無謀をしなければ手に入らない。 (supponn) 覚悟を固め、君は敵プログラムに食いつかれる覚悟と共に、情報に電子の手を伸ばし・・・! (supponn) 【環】「・・・転送術式!?彩っ、彩っ!!!」 (supponn) 情報を掴み。 (supponn) プログラムの毒蛇にかまれた瞬間。 (supponn) 環がそう叫んだ。 (supponn) 電脳に情報を収める感覚と快楽の衝撃を同時に味わいながら肉体に感覚を戻した君が認識したのは (supponn) 君達二人を囲んで発動する (supponn) 対象を事前に設定した特定の別の場所に転移させる術式の魔法陣・・・! (supponn) ▽21:15 (SuGM) 馬鹿な。 (SuGM) 物質転移等というのは、そんなものが大々的に運用されれば既存の社会や軍事が一転するものであることからも判るように・・・そんなにおいそれと行える術ではない。 (SuGM) 事前に念入りに設定し、準備し、儀式をしかけ、タイミングをあわせて術式を動かし、再度の使用には再び一からの仕掛けが必要となる・・・つまり、常設の防御手段としてこの場に仕掛けることなどありえない。 (SuGM) つまりこれは・・・実質上、待ち伏せ・・・!! (SuGM) ▽ (S_Aya) 【フレンジード・サキュバス】は余りに効果がえげつないとして国際電脳法において使用が制限されている。 (S_Aya) 対象のサイバーデッキに作用し爆発炎上させる【奈落の手】 対象の電脳を破壊し 廃人同様にしてしまう【屍王】、使用が制限されるソフトはほとんどが作成者の脳味噌を覗きたくなるようなえげつない物だ。 (S_Aya) そして 高い (S_Aya) そう 高価なのだ フレンジードサキュバスは。 それこそ普通のサキュバスが50は揃えられる程に。 (S_Aya) では、そんな物を これまた虎の子の転移呪法とセットで置いておくだろうか? 答えは否 (S_Aya) 待ち伏せにしても値段がかかりすぎるというものだ (S_Aya) 今 手の中には敵方の最高機密がある おそらく (S_Aya) だが それにはサキュバスの女王が絡みつき 電脳に毒牙を突き立てている (S_Aya) 《敵対的な攻勢防壁を確認しました。作用まで_____》 (S_Aya) 電脳が冷酷無慈悲な正確さでカウントをとってくれる。 ありがたくも (S_Aya) フレンジードサキュバスの恐ろしいところは 電脳と同時にサイバーウェアにも作用するということだ。 電脳への攻撃に驚いて肉体にもどれば 一足先に毒牙に落ちた肉体の快感に身を攀じることになる。 (S_Aya) 【彩】「___!っ!あっ…………っ!!!」 (S_Aya) 身体が震え 崩れ落ちる。 転移魔法だと理解した脳が せめてこの情報だけでもと端末を操作しようとしたが (S_Aya) その手が 意味のある動きをすることはなかった△ (SuGM) バヂィッ、ズバァンッ!! (SuGM) ・・・最後の一片の情報が辛うじて君の電脳に納まると同時に・・・君の発情させられた肉体は環諸共、転送された。 (SuGM) そこは「裏」の劇場施設だ。オペラだろうが京劇だろうが行える可変劇場。 (SuGM) 【環】「っ、彩っ!!」 (SuGM) 連呼していた環の声が、改めて聞こえる・・・君たちが居るのは、その演台のど真ん中。 (SuGM) 光学迷彩術式を無視して体だけ転送されたとでも言うのか、その姿は・・・ (SuGM) 【美巳】「さあて、今宵のメインイベントですわ。<妖刃の陰陽武士>奏早 環(かなはや たまき)、そして機鎧の退魔忍・・・ふふ、BOLTのお嬢様、藤宮 彩。果たしてどちらの顔が本当の姿なのか、たっぷりとこの航海で自己紹介していただきましょ♪」 (SuGM) 【観客】「おおーっ!」 (SuGM) 貴賓席に君臨する、妖艶で超然とした美幼女が、君を見下ろしていい。客席の・・・この船の客達が沸いた。人の客達だけではなく・・魔の者らしき者達も居る。 (SuGM) 【環】「・・・荒事の時間、みたいね。」君を庇うようにたちながら、藤宮 彩は、ピンチ、と言いかけたのを、あえて気を張ってそう言った。 (SuGM) ・・・戦闘用の巨鉄塊と比べれば頼りない、潜入工作用の極薄の白退魔忍パワード装束の奥・・・鋭敏な突端がコンピュータウィルスに炙られて疼いた。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 状況は控えめにいっても最悪に近いと言わざるを得ない。 (S_Aya) 身体は新型発売打ち上げの後の様にふらついている。 (S_Aya) あの時は新型思考戦車の売り上げがブラドやアラサカ マーメイドを押しのけてトップになったと開発 営業の皆で一斉にパーティをしたものだ。 (S_Aya) 美酒を山ほど開けて BOLTが所持する高級ホテルの宴会場で (S_Aya) あの時は酩酊感も勲章の様に誇らしかったものだ。 説教屋の良村のおやっさんまでが フラフラになって笑いながら帰ったのはいい思い出だ (S_Aya) だが これは最悪だ (S_Aya) さらに言えば ふらついた身体の奥で サキュバスに嬲られた性感がじりじりとその炎を灯している。 さながら欲求不満の恋人の様の (S_Aya) アーク放電クロー 問題なし、伸縮性グラインドカッター 問題なし 各種センサー問題なし (S_Aya) 【彩】「……問題……ありません。いけます」 (S_Aya) ふらついて立ち上がる。 周りがやかましい (S_Aya) 【彩】「…………マッチメイクにしては少し乱暴なアプローチに思えますね。 コーヒーの一杯くらい出す親切さはないんでしょうか。……なさそうですね」 (S_Aya) 【彩】「これはこれは……おっと まさか行き成りオーナーにお目通り叶うとは思いませんでした。 でも ここはお話をするには喧しすぎませんか?」△ (SuGM) 【美巳】「うふふ、大丈夫よ。これからするお話は、とびっきり素敵な演劇なのよ?せいぜい賑やかに楽しみましょ♪」 (SuGM) くるくる、と、おかしげに美巳は笑った。心底楽しげに、身の危険など欠片も感じていない、と言うような様子で。 (SuGM) ・・・それはすなわち、退魔忍たる君を、罠に嵌った小鳥、淫劇の主演俳優と見下しているからに他ならない。 (SuGM) 【美巳】それにしても、つまらないわねえ。何故自分達の正体が、とか、どうしてこんな罠が、とか、驚きうろたえ囀ってくれないと・・・リアクションの定石ってものがわかってないわねえ。」 (SuGM) 既に観劇の体で、のうのうとそう要求すらする幼女。 (SuGM) 【環】「何をっ・・・!!?」 (SuGM) 歯噛みしかけた環の目が、流石に驚愕に見開かれた。 (SuGM) 【美巳】「まあ、貴方程度じゃ元々・・・裏切られてショックを受けるほどの相手でもないでしょうしねえ。」 (SuGM) 【ハイラム】「やれやれ。まあ、あんな青臭い連中とは話もあいませんですしねえ・・・仕方ありませんよ。流石にそこまでの演出料は貰ったお金には入っていませんし。」 (SuGM) ・・・美巳は艦橋に居る、と告げてきた本人が、その傍らに居ることにより・・・この窮状の理由が明らかになったからだ。 (SuGM) ▽ (S_Aya) ハイラムは元元どこか掴みどころ無く やり辛いところがあった。 (S_Aya) だがまぁ 米連の諜報機関上りなど そういうものだと思っていたし、あの態度すら【それっぽさ】を演出する手法に過ぎないのかもしれないと納得していた (S_Aya) だが それでも (S_Aya) アプローチは違えど 魔族と戦う味方と思っていたし 米連はよき取引相手で ハイラムともいいビジネスができると思っていた (S_Aya) 【彩】「………………ずいぶん稚拙なビジネスを行うじゃないですか。 自由と正義のガンマンの国が泣きますよ」 (S_Aya) 【彩】「…………いくらなんでも よりにもよって! 魔族なんかと手を組むなんて! ハリウッドでお馴染みの【アメリカンスピリット】は何処に行きました!」 (S_Aya) 我ながら芝居くさい絶叫だが本心だ。 裏切ったのはまだいい、しかし よりによって魔族相手というのが!△ (SuGM) 【ハイラム】「・・・HAHAHA!」 (SuGM) むかつくことに、その笑い方はいかにもアメリカ的だった。 (SuGM) 【ハイラム】「HAHA、今時、そんなことを言う奴は滅多に居ないよ。そういう奴から死んだ・・・今日日の俺たちゃ、国からして、魔技術のためなら奪うもする、浚うもする。」 (SuGM) 【ハイラム】「まるでカートゥーンのジャスティス・ニンジャだな、あんた。今の世、人間も魔族とそう変わりゃしねえよ。だったら、人間か魔族か、魔族の非道が、何てことはどうでもいいし、人間の正義や国家への忠誠なんざ、どうでもいい。」 (SuGM) 【ハイラム】「己の欲を満たすために生きる。今の世のルールはそれだけさ。」 (SuGM) 【美巳】「汚職の揉み消しで逆に借金をすることになっていたから私達に拾われたのに、格好つけること。」 (SuGM) 傲然と言うハイラムに、肩をすくめて突っ込みを入れてくすくす笑う美巳だが。 (SuGM) 「 (SuGM) 【美巳】「しかし、正しいわ。この世は既に汚れきっている。人間は堕落し、堕落し、堕落している。善も義も金で買える。私達が乗っ取った魏家を皆が金と利で認めたように。」 (SuGM) ・・・魔族が何故に、魏家の主なのかを示しながら。 (SuGM) 【美巳】「魔族は支配する。この船を、そして、この海の先にある島国も。勿論、貴方達もね。」 (SuGM) お前達は時代遅れの負け組みだ、と言い、ひらり、と、扇を翻した。 (SuGM) 舞台袖、何か出てくる・・・ (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「こうまで言われて! 堕落堕落と連呼されて! それでも魔族に付き合うのですか!?」 (S_Aya) たまらず観客席に叫ぶ、陳腐だとは思うが それでも言わずにいれなかった (S_Aya) 【彩】「そこの仮面紳士! 農水省(農林水産省)の方でしょう! 子分一同ひっくるめて人生を贅沢に買い占めるだけのお金があるのに こんな相手と踊る必要がありますか!」 (S_Aya) 【彩】「さっきから嫌な笑いを浮かべてるそこの方! 物部バイオファームの会長夫人ですね。 宝石も愛人も車も靴も山ほどあるのに なぜこんな連中相手に! 悪党するにしても限度があるというものです」 (S_Aya) こんな糾弾はたぶん無意味だ。 それは知っている。 だが納得できない。 (S_Aya) 魔族との取引などというのを上手いことできた手合いはいないのだ。名高きクロウリーの様に魔族にならねば 人間では無理だ (S_Aya) 【彩】「…………ああ ああ…………くそったれ です」 (S_Aya) △ (SuGM) 【美朱】「あはは、褒め言葉だよ?堕落、ってのは。」 (SuGM) 君の怒号に、観客はせせら笑いを返す。既に舞台と客席の間には、魔術防護壁が通されている。そして、それだけではない理由を説明するのは、舞台袖から出てきた・・・ (SuGM) 【美朱】「これからは褒め言葉になるの。堕落してるとか、外道だ、とかいうのがね。それに適応できない奴は、可愛い子以外は皆死ぬか奴隷になって、可愛い子は雌奴隷になるんだよ♪ねっ、姉様♪」 (SuGM) ・・・髪の長さが短いだけで、型抜いたように貴賓席の姉と同じ顔をした弟・・・魏美朱・ (SuGM) ・・そいつが舞台袖から現れた。とんでもない方法で。 (SuGM) 【美巳】「よくできました♪月華もよく仕上がってるわね。」 (SuGM) 【美朱】「うん!もう妹ちゃんで脅さなくても妹ちゃんに犯してもらわなくても、いいお馬さんだよ♪」 (SuGM) 美朱は・・・ストッキングのように極薄でスケスケのエロチャイナドレスを貼り付けた、ひっつめて結った黒髪の、本来は生真面目で鋭い印象だった顔を蕩けさせた女拳士を四つんばいにして、それに馬のように手綱をつけて乗って現れたのだ。 (SuGM) 姉が頭脳労働担当、弟が戦闘担当なのか、外見年齢そのままじみた口調で・・・恐ろしく背徳的な行為と言動を自然に決めて見せます。 (SuGM) 【月華】「こふー、かひゅ、はひい・・・」 (SuGM) 【環】「う、あ、あ・・・っ!」 (SuGM) あまりの光景に、唖然とする環ですが (SuGM) 【環】「っ!こいつらあっ!!」 (SuGM) 奮い立たせるように叫び、小太刀を構えます! (SuGM) 【美巳】「さあ、魔族の世が来ることを見込んでこちらにつくことの出来た賢い方々。そうできなかった愚か者の末路を、たっぷりと楽しみましょう。」 (SuGM) 戦いが、始まると。 (SuGM) その言葉に・・・君の言葉に対してと違い、自分達はノアの箱舟に乗り遅れなかったのだという表情で、客達は期待の欲望をぎらつかせ頷いた。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 拳が震える (S_Aya) 鼻の奥でつんとした感覚が起こる。 ちょうど涙を流す時に似ている (S_Aya) 言葉が脳内で雑音にかわり 身体を暴力が流れる (S_Aya) たぶん 私は今 怒っているのだ (S_Aya) きつく拳を握り サイバーアームが空気を取り込み アーク放電を開始する アーク放電に退魔粒子が指向性を与え 一本の爪の様にする (S_Aya) それが指に応じて五本。 同時に【オメガレッド】グラインドカッターが起動開始 片腕の指が剣の触手とでもいうべき鞭に変わり敵を切り刻めと叫びを上げる (S_Aya) 【彩】「……このっ……このっ…………どファック野郎!」 (S_Aya) 自分のボキャブラリーで もっとも乱暴で粗暴な言葉をなげつけて それを剣戟の開始とした△ (SuGM)   (SuGM) 戦闘相当判定処理に入ります。 *SuGM topic : PC側:彩、環 NPC側参戦:魏 美朱、金 月華 NPC側支援:魏 美巳、ハイラム=リー (SuGM) NPC側は、参戦とされた側が戦闘相当処理を行い、支援とされた側は戦闘相当判定を行わず『陰謀』判定による支援を行います。 (SuGM) 但し、NPC側戦闘の参加NPCが全員身DP0になった場合、支援も参戦します。ただしハイラム=リーについては、『精神問題・臆病』の特殊な処理として身DPが0になるか『陰謀』を使用するDPがつきたら戦闘から撤退します(倒した扱いにはなります)。また、魏姉弟『精神問題・慢心』の特殊な処理として、慢心しているので術効果6を使用しません。 (SuGM) (勿論本来の【秘】の形で処理するのが本来適切で、これらはあくまでセッション毎の難易度調整的な処理ということで、同種の【秘】があれば必ずそうしなければならないというわけではなく、それぞれのGM次第の運用において、このようなことをしてもよい、という意味とします) (SuGM) NPC側支援に区分されたキャラクターは、NPC側戦闘に出てこない場合、PC側から戦闘相当判定を仕掛けるものは出来ないものとします。 (SuGM) 環さんはPCに味方するNPCとして、戦闘に参加します。 (SuGM) 戦闘相当判定は、NPC全員の身DPが0になるまでか (SuGM) PC側陣営の身DPが全部0になるか、あるいはPC側陣営両方が身DPにダメージを受けた段階で終わるか、どちらにするかはPL選択とします。 (SuGM) また、戦闘相当処理を纏めて行い演出を後から行うか、1判定ごとに演出を行うかも、PL判断とします。判断をお願いいたします。 (SuGM) ・・・1回ダメージを受ければサスペンスシーン終了とするか、身DPが0になるまでサスペンスシーンを続けるかは、サスペンスシーン的な描写を長く取りたいか、ピンチシーン的な描写を長く取りたいか、と思っていただければ、です。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 《演出はまとめて DPが0になるまで》 (SuGM) 了解しました。それでは、戦闘処理を開始いたします。 (SuGM) さて、PC側からの行動です。PCの術使用の宣言、能動的に戦闘処理を誰にむけ仕掛けるかの宣言をお願いいたします。 (SuGM) あと、味方側NPC、環さんについて、こうしてほしいという行動指示がありましたらお願いします。特に無い場合、GM判断で、自陣営の勝利を目指して行動いたします。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 術使用 効果2  攻撃対象 魏 (SuGM) うい、その場合、属性効果と花効果込みで35AN5スタートで、BS効果2を1段階受けているので、35AN4スタートですね。 (SuGM) そこから術効果5やRPを使用するかによって変動しますが。どうします? (SuGM) あと、環に関してはGM委任で? (S_Aya) 環さんはとりあえずおまかせで 術効果5を2追加 (S_Aya) これで37AN4 であってますかしら (SuGM) あってます。 (S_Aya) はいな それでは判定いきますー (SuGM) その場合DPは24/7/10となりますが、OKで? (S_Aya) とりあえず最初にでかくかまそうかと。 ですのでOKです (SuGM) 了解、では判定どうぞ。 (S_Aya) 37an4 (SuGM) S_Aya -> 37ANG4 = [5,5,2,2,2,4,1,5,1,4,6,1,5,6,6,1,2,3,1,2,1,5,2,4,5,3,4,6,5,1,1,2,2,1,2,1,1] = 26 (SuGM) さて、ひとまずは様子を見てみようか、魏美朱防御判定 (SuGM) 26an3 固定値攻撃力+3防御力+3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 26ANG3 = [3,2,2,5,6,3,6,4,4,2,6,4,5,5,3,2,3,4,6,2,6,4,3,3,6,6] = 11 (SuGM) ぬわっち!? (SuGM) 26-11=15点ダメージ、属性効果土1によりダメージ-3 (SuGM) で、美朱に13点ダメージ (SuGM) RP、PCに+15点 (SuGM) うん、これはまずいわ。 (SuGM) さて、ともあれ、環さんの行動ですが (S_Aya) おお けっこう儲かった (SuGM) 月華さんを攻撃 (SuGM) 24an5 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG5 = [2,6,4,5,4,1,1,5,1,1,4,3,1,4,1,6,2,4,5,4,3,5,5,2] = 22 (SuGM) 24an5 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG5 = [5,4,2,5,6,6,6,5,4,6,2,1,6,5,6,3,3,4,2,5,3,2,6,4] = 17 (SuGM) 達成値22. (SuGM) 21an5+1 相手達成値-1、命中後次相手達成値-1対機力時-3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 21ANG5+1 = [3,1,5,3,1,6,4,5,5,1,2,6,5,6,2,1,2,1,5,6,1]+1 = 18 (SuGM) 月華さんの達成値はこrっで (SuGM) 22-1=21、21-18=3で、3点ダメージ。 (SuGM) 今んとこ、PCが押してます。 (S_Aya) 硬い!>3点 (SuGM) かっちり鍛えてますから。 (SuGM) というわけで、NPC側のターン。 (SuGM) 美朱が環さんを攻撃で。 (SuGM) 26an3 固定値攻撃力+3防御力+3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 26ANG3 = [6,5,2,2,4,4,5,2,1,6,2,6,3,4,4,4,2,3,4,2,6,5,4,3,6,1] = 11 (SuGM) で、これに環さんが (SuGM) 24an5 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG5 = [3,2,5,5,3,6,1,3,1,6,4,2,4,3,3,3,2,3,5,5,1,6,6,5] = 20 (SuGM) 24an5 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG5 = [4,1,1,1,1,6,5,4,2,6,1,6,6,5,6,4,3,2,1,1,6,1,4,6] = 17 (SuGM) 20でリアクションするのに対し (SuGM) 美巳が『陰謀』を使用 (SuGM) 17an4 陰謀判定、相手達成値-3、術DP消費1 (SuGM) SuGM -> 17ANG4 = [1,2,6,3,5,4,2,2,1,4,3,5,6,4,2,4,4] = 13 (SuGM) 5an3 (SuGM) SuGM -> 5ANG3 = [6,4,3,1,6] = 2 (SuGM) ・・・環さん-11食らって (SuGM) 11-(20-11)=3 (SuGM) 差分3+属性効果土1=+3で6点ダメージ受けて、BS効果2段階1を受ける。 (SuGM) 環さんピンチで (S_Aya) いったああああ (SuGM) そして、彩に、<文殊天拳>金 月華の攻撃! (SuGM) 術効果2使用、【華】『奥義』を使用、判定値を2倍にします! (SuGM) (尚、&環さんにはBSを追加でもう一段階の上、任意の秘の効果まで受けます) (S_Aya) げえっ 気がついたらドピンチだ (SuGM) 42an5+1 相手達成値-1、命中後次相手達成値-1対機力時-3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 42ANG5+1 = [4,3,6,4,2,5,2,6,5,5,4,1,5,4,4,6,6,6,4,5,6,4,2,6,1,6,1,4,4,5,3,4,6,4,3,6,2,5,3,3,2,3]+1 = 33 (SuGM) 此方の達成値33、其方の達成値-1、命中したら次の達成値-3、BS付与で (SuGM) 判定どぞ。 (SuGM) 37AN3-3が、追加で術とRPを使用しない場合の判定値となります。 (SuGM) 改めて、術DPとRPを何点使いますか? (S_Aya) RP2使用で難易度マイナス2 それで37AN5になるはず (S_Aya) こいつでいってみますっ (S_Aya) 37an5 (SuGM) S_Aya -> 37ANG5 = [5,6,1,1,5,2,3,2,1,5,2,4,1,4,2,2,6,2,3,5,4,6,2,4,4,2,3,3,3,1,2,2,6,4,2,4,3] = 33 (S_Aya) 同値?! (SuGM) ふむ! (SuGM) 33対33だけど、NPC側が相手達成値-1なので (SuGM) 33対32で命中 (SuGM) 1点ダメージ、次達成値-3、BS1段階付与で、 (SuGM) BS効果2を1段階付与で。 (S_Aya) なんだかBSを軽減してはつけられての応酬にw (SuGM) まあ、そうなりますな>軽減してはつけられて (S_Aya) うぬぬ しかし向こうも大分きついはずだ (SuGM) うむ、実際まあ、きついといえばきつい。 (SuGM) そして、第二ターンになりますが (SuGM) ふむ、では・・・PC側行動宣言お願いします。 (S_Aya) ー3の効果の方を解消はできないのでしょうか? (SuGM) ・・・現行のルールではないですね>解消 (S_Aya) 了解です~ ターゲットは魏弟で (SuGM) うい。 (S_Aya) 35an5 (SuGM) S_Aya -> 35ANG5 = [2,5,2,1,3,4,5,6,3,1,5,3,5,1,6,3,1,2,1,6,6,5,5,3,1,2,5,6,4,6,2,2,1,4,4] = 29 (SuGM) 29-3=26ですな、PCの達成値は。で (SuGM) 26an3 固定値攻撃力+3防御力+3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 26ANG3 = [1,2,6,6,5,4,4,5,6,3,6,1,6,2,3,5,3,1,2,1,1,6,2,6,5,4] = 12 (SuGM) 魏弟の判定がこれで (SuGM) ふむ・・・ (SuGM) 26-12=14がこのままいった場合ですが・・・ (SuGM) ここで (SuGM) 25an5 陰謀判定、術DP15消費 (SuGM) SuGM -> 25ANG5 = [6,1,1,2,5,6,6,6,1,6,2,6,5,2,2,4,6,5,5,5,6,4,2,6,5] = 16 (SuGM) ぬうううううう、出目酷い・・・・!ハイラムが術効果5を使用しつつ陰謀を使用 (S_Aya) おのれえええええ (SuGM) 世ステータス退行判定してください。くっそう、期待値ー4って・・・ (S_Aya) これ コンピュータや計算は関係しません?>属性効果木3 (SuGM) 今回は関係しないものとします。 (S_Aya) あいさ (S_Aya) 5an3 (SuGM) S_Aya -> 5ANG3 = [4,6,4,3,1] = 2 (SuGM) んでは、差分14で効果発揮で (SuGM) 26-14=12対12・・・!? (SuGM) うえ、コンだけ消費してダメージなし!? (SuGM) ・・・ただまあ、陰謀は適用されたので (SuGM) 追加でBSと秘は的用される (SuGM) BSは、効果2を段階+1で (SuGM) かつ、【秘】効果を1個付与で (S_Aya) えーと これで戦闘時の難易度はAN3? (SuGM) です。 (S_Aya) ぬぐああああ  おのれCIA (SuGM) そこに、『陰謀』の効果で『呪改・感度倍増』を施して (SuGM) 更にBS効果2を1段階付与 (SuGM) ANを2に。 (S_Aya) ぎゃああああ (SuGM) &ここで『陰謀』が通ったことによる、PCの【秘】を使用 (SuGM) 『肉体制限・機力』を宣言します。 (S_Aya) あ そっちか! (SuGM) ええとこれで、【機力】と『属性効果金2』が無効になるので (SuGM) 次の身判定のダイス数が-6されます。 (SuGM) んでNPCの行動 (SuGM) 環さんが、まず、月華に攻撃 (SuGM) 24an4 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG4 = [3,3,2,2,1,4,5,2,2,2,4,5,3,1,3,6,1,4,1,1,2,1,1,5] = 20 (SuGM) 24an4 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG4 = [1,1,6,4,4,2,5,6,5,1,2,3,1,2,1,6,1,6,3,5,6,2,4,1] = 16 (SuGM) 達成値20 (SuGM) 21an5+1 相手達成値-1、命中後次相手達成値-1対機力時-3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 21ANG5+1 = [5,2,5,5,1,3,1,1,2,4,4,3,4,3,6,1,1,5,2,5,4]+1 = 21 (SuGM) ・・・月華、それを返り討ち、19対21で、2点ダメージ&環さんに更にBS追加1 (SuGM) で、美朱、PCを攻撃で (SuGM) 26an3 固定値攻撃力+3防御力+3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 26ANG3 = [1,5,1,1,3,2,4,6,2,2,4,4,6,2,2,3,2,6,6,4,1,4,3,6,2,2] = 15 (S_Aya) RP1消費 これで29AN3 (S_Aya) 判定いきます (S_Aya) 29an3 (SuGM) S_Aya -> 29ANG3 = [3,3,6,2,4,5,5,1,3,4,2,2,1,2,2,4,3,5,1,2,5,4,1,4,6,1,4,5,5] = 15 (SuGM) で、15対15で、達成値は互角ですが (SuGM) 22an4 陰謀判定、相手達成値-3、術DP消費6 (SuGM) SuGM -> 22ANG4 = [6,3,4,6,3,6,1,4,4,6,1,4,5,4,3,2,2,2,1,3,4,2] = 17 (SuGM) ここで、魏姉が陰謀を使用 (SuGM) 世ステータスで判定をお願いします・・・ちょっと先が読めないので、今回も『弱点・ハッキング』の使用はなし、その代わり属性木3の使用もなしで。 (S_Aya) 5an3 (SuGM) S_Aya -> 5ANG3 = [5,4,5,3,1] = 2 (SuGM) 魏姉の陰謀は相手の達成値を-3するので (SuGM) 差分18、PC側達成値0扱いで (SuGM) 差分18+ダメージ+3で (SuGM) PCの身DPに21ダメージ!&BS2段階1と、しつこく呪改・感度倍増を使用して (S_Aya) げええええええ (SuGM) BS2を2段階付与! (SuGM) そして星月が彩に追撃 (SuGM) 26an5+1 相手達成値-1、命中後次相手達成値-1対機力時-3勝利時BS1段階付与、術効果5DP5消費 (SuGM) SuGM -> 26ANG5+1 = [1,4,6,4,2,5,2,6,6,6,3,2,2,3,6,6,1,6,4,2,3,4,1,1,6,5]+1 = 19 (SuGM) きえーっ!!達成値19、リアクションをどぞ。 (S_Aya) RP2消費で難易度を5に、35AN5ー1 ね (S_Aya) 35an5-1 (SuGM) S_Aya -> 35ANG5-1 = [5,1,2,1,3,5,6,4,4,4,2,2,1,6,1,1,2,6,4,1,6,4,6,5,3,3,2,2,3,6,5,3,2,1,4]-1 = 28 (S_Aya) おし (SuGM) うわくそ、なんて奴だ! (S_Aya) こっちも大変なんだようっ 支援という名の主砲がくるから (SuGM) そして (SuGM) 27an4 陰謀判定、相手達成値-3、術DP消費11 (SuGM) SuGM -> 27ANG4 = [1,6,6,1,6,4,3,4,3,2,3,2,1,3,2,5,5,6,2,2,5,3,5,2,5,1,2] = 18 (SuGM) 魏姉、怒りの陰謀判定。 (SuGM) 対抗判定をっ。 (S_Aya) 5an3 (SuGM) S_Aya -> 5ANG3 = [4,3,4,5,2] = 2 (SuGM) 差分16で19対28-16=12、 (SuGM) 7+固定値でPCの身DP、0! (SuGM) 最後にNPCの戦闘を処理して終了でOKでしょうかしら? (S_Aya) はいさっ (SuGM) 24an3 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG3 = [1,5,6,5,5,3,2,4,2,5,3,4,4,4,4,1,6,1,3,4,1,4,3,2] = 11 (SuGM) 24an3 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG3 = [6,6,5,2,4,4,1,6,4,1,1,3,4,2,2,3,6,6,3,6,1,3,1,4] = 12 (SuGM) 環攻撃、対象月華 (SuGM) 21an5+1 相手達成値-1、命中後次相手達成値-1対機力時-3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 21ANG5+1 = [6,2,3,1,1,1,1,4,4,1,1,6,5,6,1,2,1,6,5,1,1]+1 = 18 (SuGM) ・・・ぎりぎり生存。相手の身DPにダメージは与えられないが相手の術DPを消耗させていってる・・・ (SuGM) 26an3 固定値攻撃力+3防御力+3勝利時BS1段階付与 (SuGM) SuGM -> 26ANG3 = [6,6,4,3,6,2,4,2,2,1,5,2,5,2,4,6,3,2,1,1,4,1,5,6,4,6] = 12 (SuGM) 24an3 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG3 = [5,4,4,5,3,1,3,6,1,3,4,4,6,1,1,4,1,6,4,1,1,4,6,1] = 11 (SuGM) 24an3 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG3 = [2,5,4,1,1,2,2,5,6,5,2,3,6,5,4,4,2,2,2,4,6,1,5,2] = 12 (SuGM) じゃない、BSが付与されるから (SuGM) 24an2 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG2 = [3,6,4,5,5,6,5,5,3,4,2,6,5,1,2,6,2,5,2,4,6,3,2,3] = 6 (SuGM) 24an2 術DP2消費、2回振りなおし (SuGM) SuGM -> 24ANG2 = [3,4,3,4,5,1,1,5,3,5,2,6,2,1,5,3,2,1,2,2,2,1,1,6] = 12 (SuGM) で・・・月華の-1の効果で、ぎりぎり12対11で美朱が勝利 (SuGM) これでPC側陣営両方とも身DP0でサスペンスシーン戦闘終了ですっ。 (SuGM) (supponn) 【美巳】「遊んでらっしゃい、美朱」 (supponn) 【美朱】「はーい!」 (supponn) 子供そのものの声で返事をし、美朱は、跨っていた女拳士の上からひらりと飛び降りた。 (supponn) 【美巳】「貴方もよ、月華。さあ、とってきなさい、あの女たちの雌啼きを。とってきたら、ご褒美をあげるわ・・・♪」 (supponn) そして美巳が言葉を続けると、女拳士の体を戒めていたギャグボールと手綱・・・そしてそれだけではなく、チャイナドレスの下の引き締まった尻にぎっちりと食い込んでいた革ベルトが外れ・・・ (supponn) 【月華】「うぁあああうっ・・・♪、あっ、あぅ、見られ、はひああ・・・♪」 (supponn) ずるぅ・・・ごとん、ごぽおっ。 (supponn) 革ベルトで、膣とアナルに固定されていたディルドーが外れ・・・栓をするように注ぎこまれていた精液が、愛液と共にだっぷりと溢れ。けしかけられた女拳士は、その前にまず、痴態を晒す快楽に四つんばいで喘ぎ悶えた。 (supponn) 【観客】「わははははっ、あの様で餌をとれますかな?」「<文殊天拳>継承者の金 月華と、勇ましゅう名乗っていたとは思えませんな。」「あはは、所詮は田舎拳法ですからな。」 (supponn) 観客席から、その痴態に、欲情の視線とリラックスした笑いが沸く中。 (supponn) 【美朱】「さあ、泣き喚いてねっ♪」 (supponn) 美朱が動く。一瞬で、その華奢な手に、牙を向く猪の頭部を象った、殆ど腕が三倍にも太く見えるような大手甲を装着・・・いや、手甲が大きいだけではない、一瞬でその下の腕が、オークよりも巨大な魔の異形腕へと変貌したのだ! (supponn) 魔粒子を全身に纏い、腕以外は少年の体のままながら一瞬で高速戦闘状態に入ると・・・軍用車両を叩き砕ける破壊力を込めた巨腕を薙ぎ払う! (supponn) ▽ (S_Aya) 《敵機動速度はLV3重サイボーグに相当 計測 予測破壊力から甲河家の【鉄腕】と同等》 (S_Aya) 速度 膂力 そしてそこから生み出される破壊力は特筆すべきものだった。 姦計に頼る手合いより余程にわかりやすい。  (S_Aya) 破壊力、なるほど真理だ。 すりつぶせば 破壊すれば どんな敵も塵芥同然 (S_Aya) BOLTのサイバネ兵器は全て この考えの元デザインされている。 すなわち_______ (S_Aya) 【破壊せよ】 と (S_Aya) 羽虫が飛ぶような音を立てて 【傀儡女郎】の光学迷彩が起動する。 対魔忍の戦いではお馴染みのものだが だが 高速機動を行う対魔忍に これほど相性のいいものもなかった (S_Aya) 消えたまま アーク放電を使えば居場所が知れる。 だが…… (S_Aya) 【彩】「グラインドカッター、機動」 (S_Aya) 彩の音声機動に従い 電脳が【傀儡女郎】の篭手に似たアーマーに内蔵されたグラインドカッターを発射する。 (S_Aya) それは言わば高速振動鞭とでもいうべき剣呑な触手で 剣状の先端は複合アーマーを安々と切り裂き貫通し 締め上げれば戦鬼すら絞め殺す悪魔の蛇だ (S_Aya) 5本のグラインドカッターが上下左右 そして3秒おいて斜めから美朱にせまる。狙いは敵の篭手だ。 (S_Aya) ________捕らえた! (S_Aya) 【彩】「削れなさいっ! タオの邪仙っ!」△ (supponn) ずっがんっ!!と、巨大な衝撃が、元軍艦の装甲床を軋ませるが、空振った。 (supponn) 【美朱】「あれえ?っいったーっ!?」 (supponn) きょとんとした美朱だが、直後咄嗟に、君が攻撃を仕替えた方向に手を盾のように振り上げるが・・・ (supponn) しかし、君の攻撃や過たず直撃!巨大な手甲は、退魔粒子でコーティングされた最新科学兵器に、切り刻まれる! (supponn) 【環】「はぁあっ!!」【月華】「ひうっ!?」その隙に、ふらりと立ち上がった月華を、環が柄頭で殴りそのまま空いた手で襟を掴んで、びりりっとその極薄チャイナドレスの胸元を破いてしまいながらも、投げ倒し。 (supponn) 【環】「やああっ!!」側面から容赦なく美朱の脇腹を抉らんと刺突! (supponn) ・・・ (supponn) ばたたっ。 (supponn) 舞台の上に、血が散った。 (supponn) 【美朱】「う~・・・」美しい少年の顔が歪む。「いったいなぁ、もう・・・」だが、それは、切り傷に対する痛みへの不満であり・・・致命傷の苦悶ではない。 (supponn) 【環】「止めた!?けど、刺さってる、効いては、いるはず!」環の刃は、美朱の掌を貫いていた。血は出ている、戦果、と、噛み締め自己に言い聞かせるように言う環だが、止められている。 (supponn) 【美朱】「・・・それに、バカにしないでよ、もう。邪仙?・・・・僕と姉様を、そんな人間モドキなんかと一緒にしないでくれない?」 (supponn) ・・・篭手が破壊されたその下から、露になった美朱の腕は、獣毛に覆われた、本来少年の体の数倍以上の巨体の獣魔が有しているのに相応しい豪腕だ。 (supponn) その表面には裂傷が走り、血が滴っているが。篭手等飾りを剥いただけ、とでも言わんばかりに、いらだった子供の顔で美朱は言うのです・・・! (supponn) ▽ (S_Aya) 【彩】「…………【獣の魔族】」 (S_Aya) なるほど あの速度 あの破壊力は道理だ。 魔族の中でも 鬼 僵屍 龍族 それらに並ぶ剛力無双が【獣】だ。あの篭手は武器ではない あれはコイツにとってアクセサリーなのだろう。 (S_Aya) 【彩】「…………なるほど 【怖い】相手ですね。諦めます…………無傷で帰るのは!」 (S_Aya) 神経加速増速 解析システム【ビアズシステム】起動  (S_Aya) 先ほどの【怒り】に似て どこか冷たく そしてひりつく様な 下世話な例えをすれば性の興奮の様な (S_Aya) 加速した神経が無理矢理に精神を興奮させ 搭載AIが相手の行動を解析し 同調(シンク)し 追跡行動を算出する (S_Aya) 相手が拳を振り上げた、 一手 高速で懐に 相手がこちらを認識するタイムラグ、二手 光学迷彩をといて アーク放電クローを起動  (S_Aya) 相手が格闘動作を開始、三手 アーク放電クローを 思い切り突き立てる! (S_Aya) 【彩】「忍法…………木遁術 雷糸ガンマ放電!ッ!」△ (supponn) 【美朱】「あはっ、速い、それに昂ぶってる!♪」獣魔は視覚以外の感覚、嗅覚聴覚も極めて高い。故に光学迷彩に対してもある程度対応は可能だ。彩の影を追って、拳が轟と衝撃波を走らせる。 (supponn) 【美朱】「あははははげぼっ!?」だがそれよりも、尚、彩が速い!「げぼはばばばばばっ!?」少年の胴をかぎ詰めが抉り、電撃が貫く!相手が見た目どおりであれば、酸鼻に耐えぬ虐殺と言うべき光景だが・・・! (supponn) 【環】「確実に殺してやるっ!」相手は獣魔。油断せずに奔る環。少年の首をかき切ろうとする・・・! (supponn) 【環】「っ!!?///」 (supponn) その、直前。環の足並みが、不意に乱れた。 (supponn) 【美朱】「げは、あはっ!!」 (supponn) 直後、悶絶していた美朱が表情を戻すと同時に、反対側の手も巨腕化。その掌が環の引き締まった腰を握りつぶす! (supponn) 【環】「ぐ、ふあうっ!?んああ、な、何・・・が・・!?///」腰といわず、乳房まで押し潰すようなわしづかみ。その圧搾に、上がったのは・・・苦悶に甘い喘ぎの混じった悲鳴。そのことに、一番驚愕したのは環自身だ。何故!? (supponn) 【ハイラム】「ま、同行してる間に盛る隙は幾らでも、ってことで。とはいえ、超感覚持ちの退魔粒子使いにくわせられるような無味無臭無刺激の奴じゃ、重サイバネ者にゃ聞かないし、強いのを使や、気付かれるが・・・」 (supponn) 観客席のハイラムが、薬瓶を懐から取り出して振っていた。 (supponn) そして、水を向けるように、隣席に視線を向ける。 (supponn) 【美巳】「金臭いガラクタの躾は、私がしますわ・・・私の美朱を、あまり苛めるものじゃありませんわよ、凡骨」 (supponn) その視線の先、美巳は、優雅に奴隷に扇を使わせていたが。 (supponn) その目が・・・爛々と魔力の光を放っていた。 (supponn) 瞬時、肉体的には極めて強力なサイボーグ退魔忍の・・・機械で力を得る必要があった身体能力と比べれば劣弱な霊的能力に、魔性の牙g突き刺さる! (supponn) 蛇じみて縦に瞳孔の割れた瞳に睨み据えられた瞬間、彩の肉体を、鋭敏な突端三箇所を全て淫毒牙を持つ蛇に噛まれたような快楽が貫いた! (supponn) ▽ (S_Aya) 【彩】「っ!! ぁあああああああっ!!!」 (S_Aya) この感覚を何と表現しよう。 マリファナは吸ったことがないが マリファナを吸ったまま 体中をナイフで浅く切り裂けば こんな感じだろうか (S_Aya) 痛い 気怠い 痛い その中に悪夢の様に快感が潜む (S_Aya) 全身を性感という名の火で炙り 痛みがスパイスとなり 身体を蝕む (S_Aya) 【彩】「神経接続……カット! 神経バイパスダウン!」 (S_Aya) 何時ものように 神経接続を 快感神経を 痛覚をカットした……いや【しようとした】。 _______カットできない! (S_Aya) 骨格 表皮 そしてスーツに織り込まれた 対魔結界印やディーヴァの魔人経文すら乗り越えて 美巳の瞳術が突き刺さっている (S_Aya) 【彩】「このっ…………蛇女……」 (S_Aya) 身体から力が抜けるのをひっしに抑え なんとか立ち上がる。 せめて この 無支祁めいた子供だけでも倒さなければ ここを突破すらできない (S_Aya) 【彩】「弟が大事なら! どうしてこんな場に連れました? 私だって生き物をアーク放電で焼いたり ガンマ線出したりしたくないんです!」 (S_Aya) 【彩】「いや 貴女は それほどのタオの腕と力が 金があるのなら!普通に平易に中華帝国の大企業(ビッグプレーヤー)として君臨してればよかったではないですか!」 (S_Aya) その間も 彩は体内からくる快感と痛みに苦しんでいた。 何故!? 何故? あんなに交換したのに! クロームとガラスとレアメタルと人工細胞 その冷たい世界でいた自分に (S_Aya) こんなにも【生くさい】感覚が襲ってくる。 いやだ! いやだ!△ (supponn) 【美巳】「ぁははははっ☆そんな小手先の抵抗、無駄よ、ガラクタ。魔の神秘は広大無辺、からくり細工の鍍金の強さなんて、その前では吹けば飛ぶ若輩の力♪」 (supponn) ・・・サイバネ改造という形での、君の努力を、美巳は丸ごと否定した。実際、正に、その通りなのだ。いかなる電脳防御も、安全装置も無視して・・・ただ雌だから発情する、そのような道理で、魔眼は問答無用で君の肉を雌として発情させる。 (supponn) 【美朱】「ぷ、あはははは!何言ってるの?殺してなきゃ殺されちゃうじゃない、力を示さない奴が金だけ持ってても、殺されて取られちゃうじゃない♪」 (supponn) そして君の言葉を、美巳ではなく、それよろ愚からしい美朱が、愚かと笑い飛ばした。血反吐を吐いて尚、日常会話じみた平然とした表情で・・・ (supponn) ぐりぐりぐりっ! (supponn) 【環】「くひいいいんっ!?///い、やぁっ!?違、私は、感じなっ・・・た、戦えるように、な・・・ひああっ!?♪///」 (supponn) 巨腕を蠢かせて、環を締め上げ、潜入用ボディスーツに包まれたその身を、まるでトラックボールでも転がすように締め上げながら乳肉を秘部を親指と小指で責め立てて。 (supponn) 【美朱】「おねーさん、ホントに退魔忍?そんなお花畑は・・・食べちゃうよ?その、月華みたいにさ。」 (supponn) そう、美朱が言った時には。 (supponn) 【月華】「あ、は・・・♪」環に投げ倒されていた月華が、背後から君に触れていた。「知空、雷掌・・・♪」 (supponn) 半裸の、マゾ快楽に悶える、痴女の掌から。 (supponn) ・・・そこまで壊れても失われていない、生体電流を爆発させる絶召が君に叩き込まれた。美巳の魔眼のせいで、サイバネを、ハッキングなんで小洒落た事を言わず問答無用のEMPで破壊するそれが、激烈な快楽と化し。 (supponn) 【美朱】「手伝ってあげるよ、そーれ♪」 (supponn) ばぎいっ・・・! (supponn) 瞬間、対EMP加工の施された装甲でそれに耐えた彩の四肢を、美朱が怪力で捻り揚げて装甲を軋ませ。その隙に電流を注ぎ込ませるのです・・・! (supponn) ▽ (S_Aya) 花畑 とはまぁ 言われる事間々あった (S_Aya) べつにそれはこれが最初ではない。 かりにも巨大企業の体裁をもつBOLTの中で 【経営の修羅場】をまるで意識せず 【土蜘蛛】裸足の理想論を振り回せるのは (S_Aya) 開発室の番外じみた地位が 言ってしまえば【こいつにはそれだけさせておけばいい】 という扱いでしかない という事は 彩自身も知ってはいた (S_Aya) 機械バカに技術仕事と開発だけさせておけば余計な事は起こさない たまにイデオットを作るけど (S_Aya) BOLT御三家の中で 【陳情窓口なら藤宮様】という下位社員たちのジンクスめいた言い草を与えられているのも、ほかの御三家に比べて【お花畑】の度合いが高い という事だという事も (S_Aya) 理解している (S_Aya) それでも 自分は その【お花畑】を サイバネという絵筆を使い キャンバスに叩きつけたかった。 そうしてきた (S_Aya) なのに 今 今 (S_Aya) 【彩】「それなら……お花畑の対魔忍の…………アーク放電をもう一度食らわせて……」 (S_Aya) にくまれ口半分 やけくそ半分でアーク放電をもう一度と思った先に (S_Aya) 【彩】「_____え?」 (S_Aya) 電流が 衝撃が 来た (S_Aya) 【彩】「Ahaaaaa!!!!! ________!! ____!」 (S_Aya) 声というより 衝撃からくる音を放つような絶叫が彩の口からもれる (S_Aya) 電流の衝撃が ハイテックの芸術と言われるサイバネボディをのたうちまわらせ クリーン代謝系 (S_Aya) で体臭を完全消滅させた息と唾が口から漏れ 人工血小板入りのサイバネブラッドが唾に混じり  (S_Aya) 同時に津波の様な快感が 性に不慣れな少年の様に彩の身体を燃え上がらせ 全身が総毛立つ快感とともに 痛み 衝撃 快感のカクテルに酩酊した彩は 屠殺される獣の様にのたうちまわった。 (S_Aya) △ (SuGM) 【美朱】「あはははは、機械は不便だねー♪」 (SuGM) 煙を吹いて火花を散らすサイバネ装備を見ながら、美朱はけらけらと笑った。既に両腕が異形肥大化したその肉体が、めりめりと変貌してゆく。 (SuGM) 少女と見まがうほど華奢な美少年の姿から・・・身の丈2mを超え3mに迫るほどの、最初に巨大化した腕のサイズに合うほどの屈強な猪頭の魔人へと変貌したのだ。 (SuGM) 【美朱】「魔の肉体なら、多少壊れても魔力をめぐらしたら何とかなるけど、壊れた玩具は壊れっぱなしだもんねえ」 (SuGM) 元の美少年のトルソ部分が、その巨大な肉体の胸板の部分に浮き出ているのが、なんとも奇怪なその姿で、 (SuGM) 【美朱】「えいっ!」びたああん!と、環のおっぱいを叩きつけるように、床に投げ飛ばす! (SuGM) 【環】「ひ、ぎっ!!?///あ、く・・・ち、違う、痛い、痛いだけだからっ・・・」乳房を強烈にたたきつけたときに、媚薬の効果で乳房に強烈な刺激が奔ったのを、快楽じゃない、そんな変態じゃない、と、否定しながらもがく環ですが、衝撃は大きく。 (SuGM) 【月華】「・・・あ、は」その体に、ぬるりとした笑みを浮かべて月華が迫った。そして。 (SuGM) 【美巳】「それにしても、無支キとはまた懐かしい名前を聞いたこと。忌々しい堯やゲイのことを思い出させてくれる。」 (SuGM) 【美巳】「私は修蛇、弟は封豕。懐かしい混沌の時代、今の世の魔族より血が古いから、双子と言っても余り似ては居ませんが・・・ふふふ、可愛いでしょう?交(くな)いでみるにはとてもいい子よ・・・♪」 (SuGM) 神話で退治された怪物の名を名乗りながら、美巳は、君達に訪れるおぞましい未来を宣告した。 (SuGM) この、猪の化け物に、犯されると。 (SuGM) 【美朱】「ええと・・・まあ、いいや、そー、れっ!!」二秒ほど脱がせ方を考え、諦めた美朱が、直後。ストッキングか何かでも裂くように・・・君の強化退魔忍スーツを引き破ります! (SuGM) 【ハイラム】「♪」 (SuGM) 裏切り者の口笛と共に・・・君の肌が晒される・・・! (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「このっ……桑林の蒸し料理!」(GM注:神話において退治された封豕を料理して食べた故事に因む罵倒) (S_Aya) 彩は他の退魔陰陽師や霊幻道士と違い 魔力自体は多くはない。 それゆえ肉体のサイバネ化という手段に踏み切った。 (S_Aya) だが 知識は魔力に関係ない。 彼女の頭脳 電脳にはアジア圏 東アジアの魔族や魔導の知識が大洋の水のごとく満ち満ちている。 (S_Aya) 彼女は 大量の魔力を自在に使う天才魔道士ではないが 少ない魔力を完膚無きまでに使用するという意味では腕のいい魔道士なのだ。 (S_Aya) その知識が 目前のこいつは最悪に近い魔族だと告げてくる。 こいつと その姉は古き世界においては神の一柱にすら近づいた存在だ。 (S_Aya) 【彩】「っ!」 (S_Aya) ばりり と音を立てて 反発呪法を織り込んだナノファイバー繊維のアーマークロースが引き裂かれる。 ブースターユニットの下のスーツがズタズタの繊維に変わるのを 彩は絶望的な感情を持って眺めていた (S_Aya) さらに腹立たしいことに 彼ら彼女等は【玩具】といった。BOLTの 我々の英知を【玩具】扱いにしたのだ△ (SuGM) 【美朱】「むう、酷いこと言うなあ。骨から蘇るのどれだけ大変だったと思うのさ。」神話において退治された後蒸し料理にされて食われたという怪物は、その状態から蘇ったと恐ろしいことをあまり傷ついていないような表情で言いながら、君のスーツを破り終えた。 (SuGM) 一部を破損したスーツは、その機能を果たさなくなる・・・それは絶望的な状況だが・・・絶望より熱く、羞恥が君の肌を焼く。 (SuGM) スーツの白とはまた違う、滑らかで艶やかな白い女の肌。それが、鋼の四肢を除く体の前半分・・・ (SuGM) すなわち、豊かな乳房も、滑らかな腹も、股間までむき出しに剥かれて・・・それが衆目に晒されたもだ。 (SuGM) 【観客達】「ほほう、美しいものですな。」「流石は令嬢。」人体改造も粗野な量産品とは違うようですが・・・ふふふ。御覧なさい。」 (SuGM) 更に最悪なことに・・・その体は、美巳の邪視で・・・発情させられていた。乳首もクリトリスもギンギンに屹立して・・・秘部は愛液で濡れていた。そんな状態を見られ・・・そして、見られる視線が、まるでレーザーでも当てられているかのように、熱く焦げるように・・・激しく、感じてしまうのだ。 (SuGM) ▽ (S_Aya) この感情は前例がない。 いや当然だが (S_Aya) 自身 いつの日も対魔忍の訓練と研究に明け暮れ 時間の空いた日は愛車のXSR900で飛ばしている。 (S_Aya) 彼女の世界には 訓練 機械 バイク 機動兵器 サイバネ兵器という シンプルで【生臭くない】要素だけが存在しており、【交ぐ】という生臭い要素は存在しなかった (S_Aya) 対魔忍スーツが引き裂かれ その白い裸体が白日にさらされる。 ハイテクと魔導の ガラスと護符の 彼女の裸体に 降り注ぐ悪意の視線、それ に身体を熱くさせられながら (S_Aya) ふらつきながら それでも立ち上がる。 ダメだ まだダメなんだ。 倒れてやるものか (S_Aya) だが 脚 手 筋肉 すべてが悲鳴をあげても それでも【どうにかしたかった】△ (SuGM) 【環】「んああああああっ!?♪、ひっ、はひいいんっ!やぁっ、陵辱やなのぉっ、レイプもういや、ひあああああっ!?♪////」 (SuGM) 必死に立つ彩の意思に・・・横から、そんな弱弱しい声を上げるとは見えなかった環の悲鳴のような喘ぎ声が突き刺さった。 (SuGM) 【月華】「経絡を一つ、二つ、三つ、四つ・・・あはぁっ♪」【環】「ぶ、武器っ、武器がないと・・・ひっ、あっ、おっ、おひいいいっ!♪」 (SuGM) 倒れた環が月華に組み付かれ、式神小太刀を取り落とした状態で・・・恐らく一突きごとに性感を強烈に刺激するのだろう、乳房や秘部周りの経絡秘孔をつかれてそのたびに悶絶していた。過去の恥辱から必死に作った殻が武器喪失という形で剥がされて、彼女は脆くも崩れていた。君と違い鮮やかに脱がされた裸体が、悶絶し、痙攣し、先ほどまで月華が加えていたディルドーを突きこまれる。 (SuGM) 【美朱】「あは、隙だらけ♪」 (SuGM) そしてその声が聞こえた一瞬後。美朱の巨腕が、容赦なく君を捕らえ、捻り揚げた。 (SuGM) 【美朱】「おい、しっ♪」機能停止寸前の機腕を捻り上げながら、猪の頭が君の唇を奪い、胸にある人の頭が君の乳を吸った。 (SuGM) じゅるじゅる、ずちゅるるるっっ! (SuGM) 口腔を冒す猪の舌は、顎が外れそうな程太く、殆ど口腔を犯しているも同然で・・・とてもではないが噛み切ることなどできず。 (SuGM) そして、乳房をむしゃぶる人の口が与えてくる刺激とあわせ・・・汚らしいのに、強烈に、気持ちよい。 (SuGM) 粘膜が、乳首が、乳肌が、擦られるだけで・・・快楽神経をじかに刺激されているような快楽が走る。 (SuGM) 近づいて、初めて判る・・・神話の時代に死んで蘇ったその肉体は、半ば死者に近く、片目は白濁し、部分的にゾンビめいて変色し、骨が覗いている。より正体を晒したことで露になったおぞましい有様だというのに、感じることが抑えられない・・・! (SuGM) ▽ (S_Aya) 【彩】「____!」 (S_Aya) 口内を 猪頭の舌が蹂躙している。目前の視線には猪頭の目があり まるで無様に負けている自分をあざ笑うかのようだ。  (S_Aya) 胸にある 人の頭が 彩の乳房を吸い 猪頭が彩の口内を奪う。 口の端から呻き声をあげながら 何度も目前の美朱をサイバネアームで殴る。 だが そこから伝わってくるのは 硬い壁を殴ったような感触だけだった (S_Aya) 口内を 舌がかきまわすたびに【怖い】と思った。 (S_Aya) 蹂躙する暴力が 組み敷く力が 【強者は俺だ】と知らせてくる。 暴力が怖いのではない 暴力をもって組み敷かれ それに【流されてしまう】のが怖かったのだ。 (S_Aya) 【彩】「んんっ……んぶっ……んーっ!!」 (S_Aya) 呻き声が相手を喜ばせる役にしかたたないとしても それでも声をあげた。でなければ恐怖に【流されそう】だったからだ△ (SuGM) 【環】「あーっ♪あーっ♪されちゃって、りゅ、うっ・・・また、犯されちゃって、るぅうっ・・・もう、もう、負けたくないって、くひいいっ!♪」 (SuGM) 最早完全に環は戦闘能力を失い、されるがままに犯されていた。 (SuGM) 【観客】「ほう、あの女、そもそも魔物に犯されてこの世界を知った、と?」「はは、それなら、似合いの有様に戻った、というところですな。」 (SuGM) 観客の発言が、環が戦う力を得るためにした努力、環の人生、尊厳を、ちり紙のように否定する中。 (SuGM) 【美朱】「♪」悪意の笑みを浮かべた美朱が、口を離し・・・ (SuGM) 【美朱】「よわ~い、ね、お姉ちゃん達♪こんなに弱いんじゃ、犯されまくってイき堕ちちゃうのも当然だよ♪」 (SuGM) ・・・姉と比べ痴愚、と見えて・・・恐ろしく的確に今の彩の心を抉る一言を吐きながら。 (SuGM) 同時に、どちゅうっ!!と、その、人間の男の平均的なペニス並に太い指を、彩の膣に挿入し。獣毛と掌でクリトリスを擦りながら、巨大さに似合わぬえげつないほどねっとりとした指裁きで、膣粘膜から快楽を掘り出し始めるのですっ。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 実のところ 純潔がどうとか そういう感覚はない (S_Aya) とくだんセンチメンタルな【白馬貴人】を待っている訳ではなかったし。好きな相手が居たわけでもなかった。 (S_Aya) 情事艶事は純粋な快感であり 知識であり、そして体験することのついぞ無い情報だった (S_Aya) 恋人との逢瀬も情事も無い代わりに 基盤の合間に顔をつっこみ 接続をバイパスし コードを入力する (S_Aya) 恋人の手に触れたこともない代わりに パイプの間に手をつっこみ シャフトを触り ギアを組む (S_Aya) 恋人の言葉を聞いたこともない代わりに 戦闘アーマーを組み 兵器をセットする (S_Aya) 機械が 歯車が 電子コードが サイバーウェアが、 プラズマガンが ガウスキャノンが サイバーバイクが  (S_Aya) 彩の世界は【訓練】と【日常業務】という義務の合間に 開発と研究とバイクと言う好きなことがあるだけ。 そういう単純な世界だった。 (S_Aya) その世界は今 【恐怖】という魔物に蹂躙され その焼け野原に【快感】という統治官が我が物顔で歩いている。  (S_Aya) 目から流れた涙は 悔しさと 無力感と そして混沌とした無秩序な恐怖だった△ (SuGM) 【美朱】「あっは♪お姉ちゃん、処女!?わあお、凄いや。処女の退魔忍なんて初めて見た!」 (SuGM) ぐりっ・・・ (SuGM) ねっちりしつこく処女膜を謎って、美朱が笑った。何たる晩生で、そしてまた敵に破れた経験すらないという意味で、初心な退魔忍か! (SuGM) 【美巳】「あらあら・・・」【美朱】「姉様姉様!このおねえちゃんの処女、僕が食べていいよね!ねっ!?」【美巳】「値段をつければ高値になはるでしょうけど・・・ふふ。そんなもの、人間にやるには惜しいわ。金なんて腐る程ある物。お食べ、美朱」【美朱】わぁい!」 (SuGM) 幼女君主は驕慢に君の処女につく札束を放り捨て、二重に君の尊厳を踏みにじった。美朱は笑い、 (SuGM) ぐちっぐちっぐちっ! (SuGM) その指をしつこく激しく、処女幕を破らないぎりぎりで膣をかき回し、肉芽を擦る。 (SuGM) じゅぽおっ! (SuGM) 同時に、猪の口で再び口付け。・・・むせ返るような強烈なフェロモン。美巳の邪眼による発情だけではなく・・・強烈な雄のフェロモンを注ぎ込んで、更なる発情を強いて。 (SuGM) 【美朱】「うふふっ・・・」ずろぉっ、と・・・体格に見合う巨大な肉棒を、とろとろに蕩けた彩の女性器に突きつけるのです。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 古き魔物の逞しく ハイテックの欠片もない 肉と生命の【生臭い】手が 彩の秘所を探る様に愛撫する (S_Aya) 今まで彩が【そういうもの】を楽しもうとするなら 感覚チップを電脳に刺せばよかった。 男も女も味わうことができ しかも後片付けは簡単だ (S_Aya) 今までの彩の世界では それはそこまで耽溺するほどのモノではなかったし、肉体に直接作用する様な 古いエロティックさは 彼女の世界には無く そして彼女が嫌っていたものだった。 (S_Aya) 身体が熱く どこか急いているような感覚、感覚チップの失敗作を入れたときの様な よくわからない感情 (S_Aya) 肉体にくる発情は こんなにも説明のしづらいものなのかと 頭の冷静な部分がこんな時にも分析屋気質を発揮していた (S_Aya) 【彩】「ヒッ…………」 (S_Aya) 思わず声が漏れる。 恐怖で だ。 (S_Aya) め前に突きつけられた肉棒の大きさもそうだが もっと根源的に【犯される】……いやもっと根本の 【屈服させられる】という恐怖 (S_Aya) どうしてこんなにも恐ろしい? 恐ろしさから逃れるために 鉄とガラスに身体を移し変えたのに! (S_Aya) 【彩】「は……は……」 (S_Aya) 笑おうとする。 笑えない 引きつった顔はさぞかし無様だろう。 余裕のあるセリフでも言えればよかったのだけど (S_Aya) 目からは涙 顔はひきつり 悔しさと恐れで真っ青  (S_Aya) 交換すればいい、 そうだ こいつをなんとか退けた後に ボディをアップデートすればいい。 ことによったら電脳に手を入れて記憶の改変も…… (S_Aya) 実のところ そこまで出来るかは まだ未知の世界だ。 (S_Aya) だが そうでなければ その拠り所すら否定されれば 彼女のサイバー対魔忍という 存在そのものを否定することになる。 (S_Aya) 実のところ 一番怖いのは それだ△ (SuGM) 【美朱】「忘れることも、誤魔化すことも、出来ないように、してあげるよ?むしろ、忘れたいとも思わないように・・・犯してあげる♪」 (SuGM) 引きつった強がりの笑みにもなっていない表情に、彩の内心の葛藤をかぎつけて。魂の形から変えてあげる、と嘯くと (SuGM) ごっちゅううっ!!! (SuGM) ・・・容赦無く、巨大な雄の肉が、君を処女から非処女へと買えた。たとえ処女膜を取り替えても・・・屈辱は消えない。区億を消したという事実は残る・・・女にとって逆行不能の屈服。 (SuGM) そしてなにより、それは。一瞬の痛みの後・・・迸ったのは激烈な快楽であった。 (SuGM) 一瞬痛みを感じた傷跡が、即座に魔豚肉棒の明らかに媚薬フェロモン効果を持つ先走り汁を擦り付けられ、一瞬で痛みが全て快楽に裏返る。 (SuGM) ぎちぎちに拡張されながら、邪眼とフェロモンの二重発情で・・・苦痛全てが快楽に裏返る、これまでの人生で一度も感じたこともない強烈な刺激を自我に擦り付けられながら君は犯された。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 襲ってきたのは暴力的とも言える 快感のラッシュだった。 (S_Aya) AVやゲームは大根役者に違いない。 いや芝居という点では千両役者なのだろうか (S_Aya) なにせ 実際に起こってみれば 嬌声などあげる余力もない 呼吸音が とぎれとぎれに口から漏れるだけなのだ (S_Aya) 【彩】「かっ……はっ……ヒッ……ヒュッ……」 (S_Aya) 口は半開き 目は虚ろ それでも残った意識は力なく崩れ落ちる事を防ぐため 縋りつきたくもない相手に縋り付く様に手を掛ける (S_Aya) 対面で見える獣魔の顔 その瞳の奥に映る嗜虐の笑み、恐怖はここから来るのだ。 (S_Aya) いやだ いやだ いやだ! こんなもので【変えられる】なんて! こんなものに恐怖させられるなんて!△ (SuGM) ごっちゅう!ごっちゅう!ごっちゅうっ!!! (SuGM) それは正に問答無用であった。刺殺されているかのような大質量が、肉の中を強引に出入りしている。 (SuGM) そのたびに、正に、君は殺されつつあった。快楽に。自我が、破壊されそうなほど、強烈な刺激。電脳をハックされるよりも強烈に。 (SuGM) 容赦なく自我が叩かれる。これほどの快楽がこれまでの人生にあったか?これほどの快楽を前に、他の何が意味がある?と。 (SuGM) 【美朱】「もう。びくびく震えて絞めるのは気持ちいいけど、もっと啼かないと楽しくないだろ?」 (SuGM) 体に手をかけることを、美朱はそういいながらやめた。つまり結果・。 (SuGM) ごづうっ! (SuGM) ・・・子宮口に、亀頭が激突する。肉棒一本に全体重がかかってしまうのだ。 (SuGM) そして空いた手を、美朱は、敏感な乳首やクリトリスを捻り上げることに使い、もっと無様に雌啼きを晒せ、と、攻め立てて (SuGM) その状態で強靭な腰を使い、容赦なく彩の肉体をがつがつと上下に揺さぶるのですっ。 (SuGM) ・・・その傍らでは、環が数分後の彩の無様を示すように、双頭ディルドーを装着し腰を振る月華の下で、無様に失神していた。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 意図などしていないだろうが 美朱の暴力的な動きには もう一つ利点があった。 (S_Aya) 強烈な打撃ともいえる肉の一撃が 意識を消すことを 感情をシャットダウンすることを許さない (S_Aya) 恐怖は衝撃に取って代わられ やがて衝撃と蹂躙に身体が慣れてくると 快感を受け取る余裕ができてしまう (S_Aya) こうなると重サイボーグの頑丈さが仇になる。 壊れないがゆえに 美朱の腰の動きと肉棒による蹂躙の快感を受け取り 【快感】として理解してしまうのだ (S_Aya) 【彩】「あうっ……うううあっ……っ! くっあ…… やめっ……やめてっ……こんなっ」 (S_Aya) じわりじわりと 足元から不安と快感が上がってくるような感じは そのまま彼女の追い詰められた状態を表していた△ (SuGM) 【美朱】「あっははは!かわいー!弱いー!」 (SuGM) 虫の羽をもぐ子供のような、残虐無邪気の笑みをたたきつけながら、美朱は猛然と腰を振るった。 (SuGM) 【美朱】「姉様!皆!見て見て!びっくんびっくんして、凄くイイよ~!」 (SuGM) きゃらきゃらと笑いながら、美朱は君を晒す。君は晒された。 (SuGM) 快楽のツボを容赦なく捻られ、抉られ、潰され、無様に気を失うほどイくまで許してもらえないのです・・・! (SuGM) ▽ (S_Aya) 下から突き上げられる暴力的な快感 闘技場を見下し 笑い合う人間 美朱の無邪気な笑い声 暴力的にもかかわらず的確に弱い部分をついてくる悪意ある愛撫 (S_Aya) 弱いと嘲られ 晒し者にされ なおかつ共闘した環も助けられなかった (S_Aya) 快感が 後悔が 無力感が 心をドリルの様に砕いてくる (S_Aya) 砕かれた心は快感によって溶かされ そして………… (S_Aya) 【彩】「っ! っ! なっ こんなっ……嫌! ちがう!いやだ! こんなのはっ!」 (S_Aya) 限界が来た。 (S_Aya) 足元から上がってきた快感が 体中に満ちていく様な感覚 魔族への恐怖すら消し飛ばして 快感で塗りつぶす瞬間 (S_Aya) 不安感、そう不安感としか言い様がない。 力が抜けて落ちるのをおそれたのか それとももっと根源的なものか (S_Aya) 不安感に駆られ 何かにすがろうとした。 その結果 目前の美朱に 恋人の様に抱きつく形になったのが それはそれは腹立たしく許せなかった。 (S_Aya) 白磁の様に煌くマシンリムが 屈強な獣魔に絡みつく様は 何かの異形オブジェめいた異質さがあった (S_Aya) 【彩】「そんなっ! いっ_________!!!!!」 (S_Aya) 最後の いやだ という言葉すら 与えられなかった△ (SuGM) その時。射精が爆発した。 (SuGM) 肉棒の先からもう一本の肉棒が生え、子宮を刺し貫いた・・・とすら、思えるほどの、高水圧の射精・。 (SuGM) それが、君を絶頂させ、絶頂させ、絶頂させ・・・気絶させる。君の武も努力も身体改造も技術も、肉棒一本に劣るのだと、烙印を刻み込むように。 (SuGM) 更に射精しながら、子宮を貫く肉棒アッパーカットが。脳髄を、魂を貫くように、君を絶頂させるのです。 (SuGM) ▽ (S_Aya) 落ちまいとする動きは そのまま美朱に抱きついて離れないという無様を晒すことになる (S_Aya) その体制のまま 一際暴力的な快感を最後に BOLTの【戦争芸術】は意識をフラットさせていった。 (S_Aya) 恐怖と恥辱 後悔に満ちた 最悪の意識のトビ方だった△

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