洞窟物語セリフ集@Wiki
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洞窟物語セリフ集@Wiki
ja
2009-02-28T11:08:00+09:00
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チョコレートと甘い憂鬱
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/85.html
**チョコレートと甘い憂鬱
二月中旬。
毛布の中で感じる温度が、温かい。
いや、なんだか外気温が暖かい。
夢と現を行き来しながら、僕はまだまどろみの中にいた。
ガチャ。
僕の部屋の扉が開く音が聞こえた。
誰だろうか。
起こされる用事は、今日はなかったはずだが……。
パスン。
僕の毛布に何かが当たった。
痛さは感じない。
毛布越しに小さなものが当たる感触がした。
パスン。
また、当たった。
なんだろう。
疑問は覚えるけれど、まだ眠い。
まだ起きる時間じゃあない。
パスン。パスン。
今度は連続で当たった。
さすがに気になる。
すると、扉の方から声が聞こえた。
「お兄ちゃん。起きてる…?」
声の主は分かった。
そして小さなものを僕に投げつけているのも、おそらく同一人物。
「まだ寝てるの…?」
声はおそるおそる尋ねる感じだ。
状況はよく分からないが、とりあえず不貞寝を試みた。
なぜならまだ眠いからだ。
「おにいちゃーん……」
確かめるように声をかけてくる妹。
だが、すまない。
僕はまだ眠いんだ。
「……」
声は聞こえなくなった。
沈黙が部屋を包む。
妹は何の用事なんだろうか。
一体、何を投げつけていたんだ。
……眠くて頭が回らない。
パタ。パタ。
スリッパの足音がこちらに近付いてきていた。
頼むからもう少しだけ寝かせてほしい。
パタ。パタ。
昨日も遅くまで研究所で作業していた。
まだ、眠いから……。
パタ。
「いつまで寝てるのよー!」
妹の叫び声が聞こえると同時に、がばっと毛布を剥がされた。
「……ん。なんだいスー」
「なんだいじゃないわよ! 今日は何の日だと思ってるのよ?!」
なぜか怒られている気がする。
怒られる様な事をしただろうか。
理不尽な現状に、世知辛さを感じる。
「今日は……」
「うん」
「土曜日……かな?」
「……」
まずい。
これは失敗した。
「バカァァアアアアーッ!!」
キーンと甲高い妹の声が耳をつんざく。
よく見ると妹はスーパーだかコンビニの袋を手に持っていた。
謎の物体がそこに入っていて、それを投げていたのかとま
2009-02-28T11:08:00+09:00
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終点
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/84.html
**終点
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それは、悪魔の冠に呪われた、魔女の娘のお話。
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あぁ……。
知っている。
長い長い時間の中で、私は幾度もこの空虚な気持ちを覚えた。
今回もそうなのだろうと、思っていた。
私は始めに、軽い気持ちで悪魔の冠を作ったのだと思う。
次第にそれがどれだけ悲惨な状況を生むのかも理解せず、私は後悔した。
初めて私の身体が悪魔の冠に呪われた時、二度と呪いは解けないと思った。
しかし、それは違った。
悪魔の冠が壊れると、呪いは自然と解けていったのだ。
私は素直に喜んだ。
自分が始めたことなのだから、上手く終わって当然だと思っていた。
だが、悪魔の冠は復活した。
あのボロスという奴が死なない限り、何度でも……。
喜びは束の間だった。
そこから、私の過ちは肥大していった。
悪魔の冠が復活すれば、呪いもまた然り。
呪われ、開放され、それを繰り返す。
次第に私は、『呪いとは一時停止しているに過ぎない』。
そう、感じるようになっていた。
私に掛った呪いとは、悪魔の冠が壊れるたびに静止し、復活するたびに蠢き出す恐怖のようなものだった。
その呪いが静止して、復活する合間に訪れる時間。
私は何とも言い切れないような、空虚な気持ちを抱く。
全てが空虚に感じる瞬間、終息の安堵に落ち着き、始まりの恐怖に怯えた。
今回もまた悪魔の冠が壊された。
なかなか悪意に満ちた人間が手にしていたのだが、増幅する力と欲望に負けて朽ちた。
今回は地上の兵隊の生き残りが破壊した。
狂った姿に変貌していた私に残った少ない理性が、それを見ていた。
助けて欲しいなどと言ってはいないが、救われたという感情が心を満たしていた。
あの人間が悪魔の冠を所持している間は、何度も暴力にあった。
逆らうことも出来ず、私は従わなければいけなかった。
それは、もう、日常茶飯事なのだからと、受け入れることしか出来なかった。
長い時間、同じ状況を繰り返していたのだから、それが普通だった。
こんなおかしな状況を打破しようと、一度も思わなかったわけではない。
何度も何度も、逆らおうとした。
そう思うだけ。そう心の中で思うだけで、私は服従した。
呪いとはそうい
2009-02-28T11:06:57+09:00
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書庫
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/83.html
書庫へようこそ。
ここは洞窟物語セリフ集@Wikiの管理人が書いた
洞窟物語の二次創作SS(ショートストーリー)の置き場です。
**[[終点]]
それは、悪魔の冠に呪われた、魔女の娘のお話。
**[[チョコレートと甘い憂鬱]]
今日は何の日だったかな……?
2009-03-16T16:57:40+09:00
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ナース蓮美
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/81.html
***ナース蓮美
迷宮で診療所を営むドクター下呂に、かいがいしく仕える看護婦さん。
初めて出会った時は、怪我を負ったカーリーの看護をしていた。
カエルの姿をしており、
頭の上にナースキャップをちょこんとかぶっている。
クォートに対して「お使いご苦労様。」と声を掛けてくれる、
白衣は着てないけれど、まさに白衣の天使。やさしいお姉さんタイプである。
スタッフロールではドクター下呂と共に、ガウディたちの看護をしている。
しかしなぜ迷宮に住んでいるのかは、謎のままである…。
2009-02-10T10:19:52+09:00
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ドクター下呂
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/80.html
***ドクター下呂
かつて迷宮に古い診療所を構えていたお医者さん。
診療所をお化けに乗っ取られてしまい、キャンプへの移動を余儀無くされた。
ナース蓮美という看護婦さんと共に、誰にでも優しく接してくれる。
白衣の似合う、いいカエル。
そして一瞬でクォートを全回復してくれる名医。
スタッフロールではナース蓮美と共に、モンスターXがいたと思われる周辺で、
ガウディたちの看護に当たっている。
ドクター下呂とナース蓮美は、ゲーム内で常に行動を共にしている。
かの有名なパン工場の、『パン職人と助手』のような関係なのだろうか。
そもそも迷宮とはジェンカが作り出したもので、
ガウディたちを閉じ込め、コアを守るために存在しているようなのだが、
そこに2匹のカエルが存在していることが不思議である。
不思議な迷宮に住む、不思議なカエル。
謎は深まるばかり…。
2009-02-10T10:17:18+09:00
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マ・ピニョン
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/78.html
***マ・ピニョン
ここにはまだなにもないよ。
まだ解説も紹介も書かれてないよ。
ただ管理人が、
『本当はお正月限定で、
マ・ピニョンをトップページに置こうと思ったんだけど、
いい画像がなかったから、カズマのままでいいか…』
とか言っちゃってたのを耳にしてさ!
…。
許せない気持ちになってきた!
にっはー!なんだよ!
ボクは弄ばれるのはキライだよ!
ボクはあの洞窟に一つしかない、貴重なキノコなんだよ!
くっそー!
黙ってこのままでいてたまるかー!
ぶっ殺してやる!!
・
・
・
&blankimg(mp.png,width=204,height=152)
&font(blue){※画像クリックで拡大します。}
2009-01-27T06:20:58+09:00
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ドクター
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/77.html
***ドクター
※画像を載せるためだけに書いているので、
文章が適当なままです。
あとで修正します。
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本名:ダテフユヒコ。
頭の変な装置=王冠でちょっと不思議な力を手に入れた。
赤い花で強化するミミガーを使って、地上制圧を目論んでいたが、
アンデッドコアと一体化して結局は消滅してしまった。
執拗にスーを探したり、イタイケな姿にしたりしていた。
スーに恨みでもあるのだろうか。
百鈴は用なし扱いなのに…!
ドクターと言えばブガァーッ!!
&blankimg(doctor_b.png,width=204,height=152)
&font(blue){※画像クリックで拡大します。}
この強烈なセリフのせいで、
管理人の中では死亡=ブガァーッ!!のイメージが定着したらしい。
さあ、皆さんもご一緒に。
ブガァーッ!!
2009-01-17T03:49:03+09:00
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ジェンカの愛犬達
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/76.html
***ジェンカの愛犬達
ハジメ、シノブ、カケル、ミック、ネネと名前のついた5匹の犬ころ。
5匹揃ってかどうかはわからないが、兄弟のようだ。
ワンワンと可愛らしく鳴き、クォートの頭に乗っかる姿はかわいいの一言。
しかし実態は自由奔放な犬ころたちで、これがなかなかの曲者揃い。
ハジメは犬たちのリーダーのようだが、迷子になったあげく、
カーリーの世話になっていた。
他の兄弟を探しに行ったはずが、まさにミイラ取りがミイラ状態に。
しかも太陽の呪いのせいで、オメガを倒さないと、
2度とジェンカの家へと帰れない状態だった。
ミックは宝箱が好きで、宝箱の中で寝る変なクセがある。
砂区のジェンカの家から一番近い宝箱で眠るのが、クセなのだろうか。
狭いところで眠るのが好きなのは、分かる気がする。
だが、そもそもあの大きさで宝箱に入るのだろうか…。
すし詰めのような犬ころを想像すると笑えてしまう。
シノブは暗い所が好きという夜行性のような犬ころ。
シノブを捕まえようとして、砂ワニに噛まれた方も多いはず。
異様に危険な暗い部屋を好むのはやめてほしい。
カケルは骨さえあれば幸せ。
だからといってスケルトンのそばにいるのは、骨マニアにも程がある。
骨を隠すのも好きなようだが、
砂区の砂地帯がスケルトンの骨だらけになっていないか心配だ。
ネネは眠ることが好きな美犬。
名前から察するに、この犬ころだけがメスだろうか。
解説に『よく正夢を見るので予知能力を期待されていた。 』
などと書かれているが、それに関するシーンはない。
砂区で犬ころたちに出会うとき、皆一様に危険地帯にいる場合が多く、
犬ころ自身が物凄いポテンシャルの高い犬ころであるに違いない。
ネネに至っては砂区倉庫付近にいることを考えると、
相当なジャンプ力を持っているはずである。
一緒に戦えたら、きっと力強い仲間になったはず…。
何故か砂区倉庫の鍵が奪われた時に、先に助けていた犬ころ4匹が、
ジェンカの家からいなくなってしまう。
助ける順番は任意に決めることが出来るので、
どの犬ころがいなくなったかは明記できない。
どこかに隠れていたのだろうか…。
この犬ころたちはさりげなく人語を理解し、喋る。
砂区で救出した際も、ワン!ツー!スリ
2009-01-27T03:13:08+09:00
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Pixel's Memo
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/75.html
ゲーム内で見ることはできませんが、
データの中に入ったままだった、開発中のPixelさんのコメント集です。
***迷宮B
お疲れ様でした。
現在ははここまでです。
2003/09/27 開発室 Pixel
#region(close,解説)
&bold(){【解説】}
シナリオの分岐点となる迷宮Bまで。
というのが何とも様々な想像を抱かせてくれます。
急いでいたのか、誤字ってますね(笑)
#endregion
***外壁
ここまで…
#region(close,解説)
&bold(){【解説】}
今回はここまで…で終わり。ということでしょうか。
#endregion
デバッグご苦労様。
今はここまでしか作ってないです。
この先に作るステージを
最終ステージにしようと思ってます。
あと二ヶ月で
どこまでいけることやら…
#region(close,解説)
&bold(){【解説】}
上記の『ここまで…』とは別にこのコメントが記載されていました。
外壁の次。つまり大農園が最終ステージですね。
全体を大きく見たら、Stage1:タマゴ回廊→Stage2:クサムラ→
Stage3:砂区→Stage4:迷宮→Stage5:タマゴ回廊?~外壁→
Stage6:大農園→Stage7:最後の洞窟→Stage8:ラストバトル
といった感じの流れになるのかな。
うーん。自分で締め切りを作って製作していたんですかね。
純粋にすごいと思います。
#endregion
***バルコニー01
ご苦労様です。
エンディング。
#region(close,解説)
&bold(){【解説】}
バルコニーのデータは2つあって、
このバルコニーは最初に「最後の洞窟」から来た時の、
バルコニーのようです。
エンディング。の意味が分からないですけども…。
デバッガーへの労いの言葉に涙が出ます。
#endregion
***バルコニー02
デバッグご苦労様です。
この先はまだ工事中…
#region(close,解説)
&bold(){【解説】}
こちらのバルコニーはアンデッドコア撃破後のバルコニーです。
『この先』が指す場所はきっと聖域のこと
2009-01-15T16:46:34+09:00
1232005594
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伊藤
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/74.html
***伊藤
名前は不明。島の研究に来た人間の一人。
自称「有能な技術者」。
スタッフロールでは「ミミガー姿の臆病者」。
スーの手紙では「助手の人達」。
どうやら魔法でミミガーの姿にされて、相当ドクターに脅されたようで、
ビクビクと怯えている姿が印象に残る。
出会った瞬間に頭を切り替えて、
「もしかして救世主?」と言っちゃう辺りに、ポジティブさを感じる。
逃げ出したのはいいけれど、倉庫でタチオウジョウ!
バルコニーか大農園に捕まっていたとして、
倉庫に辿りつくまで相当大変だったと思われる。
オレンジベル+バットの大群に突かれながら、
命からがら辿りついたその先は外壁。
絶望に打ちひしがれ、倉庫に取り残されてしまうのも、無理はない気がする…。
しかしロケット製作の終了間際には、しっかり手伝いに来ている。
ロケットを上へぶっ飛ばすコントローラーが作れるくらいの能力はある模様。
無事に生還したのはいいが、人間の姿に戻れたのもつかの間。
くしゃみ一発でミミガーの姿に戻っていた。
2009-01-15T16:44:02+09:00
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