Wild Gunz 《ワイルド・ガンズ》 #2


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世の中にまだ賞金首がうろうろしていて賞金稼ぎが虎視眈々と狙っているなんともオーソドックスなウエスタンの時代。ここに記す男は後に「ワイルド・ガン」の異名を貰う男である。

間話 Idiot Meets Sadistic Lady

ウエストサイド・ミガラ地方、フィナルタ荒野


「お~い。起きろ~。」ぼんやり声が聞こえる。
(誰だろう?女の人みたいだけど・・・)ゆっくり回復する意識。
(早くどんな人か見てみたいな)そして目の前に居たのは――――――
「し・・・・師匠っ!!!!?」
「?あんた大丈夫?」よく見るとフォラーレ(面倒なんで以後フォール)より年下の少女だ。
「・・・・・・・・・誰?」本当に困った。フォールはそう思う。
「こっちのセリフよ。」少女は迅速なツッコミを入れる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」しばしの静寂が続き、
「そうだ!ラッツは・・・・」フォールが辺りを見渡すとラッツは倒れていた。

「その男なら殺しておいたから安心していいよ。」

あまりにもサラッと。
「殺す必要はあったんですか?」
「あんた死にかけたのよ?いつまでも《良い人》じゃいつか死ぬわよ。」
確かにそうだった。フォールは何らかの形で彼女に助けてもらっている。
(俺は甘すぎるのでしょうか・・・・)フォールは自分の生き方に疑問を投げかける。

「で、あんたフォラーレ・バックスタッバーでしょ?」

唐突な質問だった。
「・・・・・何者ですか。」
「あたしは エリン・マクナガル 。バウンティーキラーよ。」
バウンティキラー。賞金首と賞金稼ぎを中心に殺している国家承認暗殺部隊。
「わかった?あんた、フォラーレ・バックスタッバーはあたしのリストの一番上にいるの。」
「なして?」拍子の抜けた声が漏れた。
「あんたは女性の敵なのよ!!」訳が分からん。
ドドドドドド!!!! ライフルが火を噴く。
「うわわわ!!!」フォールは身近な岩に姿を隠すが、長く持ちそうに無い。何故ならエリンのライフルの威力は相当らしくどんどん削れているからだ。
「あんまり女性とは争いたくないんですがねぇ!!!」フォールは銃に弾を込めつつ叫ぶ。
「この後及んで優男のまんまか!!!!この色ボケ男!!!!」エリンはお構い無しに撃ち続ける。
ガシャ。リロードの音だ。
(アタックチャーンス!!!)この一言しかフォールの頭に浮かばなかった。
(頼みますよ地ノ銃(テラ)!!!!)

ドガァァ!!!!


「きゃあ!?」エリンは地面ごとひっくり返った。
「ちょっと手荒でしたねぇ・・・・」フォールは少し呆れた声を出した。
恐るべきは彼の放った一撃は大地をえぐり、地殻を変形させるほどの威力。
「あんた化け物!?」ひっくり返ったままエリンは叫ぶ。
「あらら。大丈夫ですか?」眩しい笑顔とともにフォールは手を差し伸べる。
「・・・・・・・」エリンは已むを得ずフォールの手を掴み、立ち上がる。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」長~い沈黙が二人を包む。

「え~・・・・あ~・・・これからどうするんですか?」フォールが切り出す。
「あたしは町に帰るわ。お姉様も待ってるはずだし。」エリンは地図を取り出す。「なんでお姉様があんたを殺るのをやめとけって言ったか分かったわ。」
(俺のことを知っている女の人・・・・しかも一際詳しい・・・)フォールが考え事をしていると、
「報酬はあたしが貰うわよ。」Here comes 爆弾発言
「構いませんよ。」にっこりと微笑みながらフォールは即答で返す。「あなたのような人なら喜んで手柄を渡しましょう」
「だ~か~ら~!!!」ドパァン!!!ライフルが炸裂し、夜の荒野に青年の断末魔が響き渡る・・・・・。

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