千休さん フーテンの石尊


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概要 前作でスライムになったはずの石尊が、突如京の街で「お仕事募集」の立て札を立てる場面から始まる今作は、二作ぶりにぽんす中村がアシスタントを使わずに自分で書いた作品として話題を呼んだ。しかし、中村と違い、ソフトでオタク的感性のあるアシスタントのギョク・セイが描いたほうがいい、というファンもやはり多数存在すると同時に、作品をあくまでも石尊批判に繋げたい中村を批判する声が上がり、人気投票では終始苦戦することになってしまった。
また、この作品では前作「新・千休さん」での設定が多分に無視されており、ただでさえ複雑な世界観が余計ややこしくなってしまうという批判もある。さらに、以前から指摘されていたネタにつまったら石尊を全裸にする手法も乱発してしまい、石尊派の不興を買うことになる。
特筆すべき点は、本作でついに石尊が夢オチという禁じ手を使用することだ。しかし、石尊自身は、夢オチを使うことで自分の創作レパートリーが増えたと考えており、晋右衛門との間での論争にも注目が集まった。
また、本作では石尊が「微笑講」という謎の共同体の中で一定の信者を得るに至り、晋右衛門は信者の意外な多さに舌をまくことがあった。

  • 登場人物
石尊 …放浪の絵師。前作の最終回でスライムになってしまったが、なぜか何事もなかったかのように復活し、「お仕事募集」していた。本作では、ついに夢オチを使用し、物議をかもす。晋右衛門に、発想が中学生並みであると指摘され、激怒する場面も。また、久しぶりに絵物語の品評会に出品する構えを見せたが、10年前のほうがマシであったと酷評される。それでもくじけないのがいいところ。

玉井 …東大寺の僧侶。独身では唯一、晋右衛門に年賀状を送る。年賀状には毎年猫の絵がある。音楽の聴き手としてはよいがんりきがあるが、漫画は薄く、細いものを好む。今年は邦楽部門で晋右衛門とまるっきり同じものを聴いていたことが判明した。

晋右衛門 …寺子屋に勤務。人気はなくなった。最近は本業よりも琵琶の演奏を頼まれることが多くなったことを自分で気にしている。石尊の絵物語に対して歯に衣着せぬまともな批評をしているのは自分だけであり、その点で石尊はもっとありがたがるべきだと自負している。また、石尊の「お仕事募集」の表現は日本語としておかしいと考えている。

藤澤とものしん …本作からの新キャラ。晋右衛門の寺子屋での同僚。最近、嫁をとったが、晋右衛門の失態で祝言がメチャメチャになってしまう。三味線をたしなみ、晋右衛門と組むことが多い。晋右衛門のことを「晋右衛門先生」と呼ぶが、晋右衛門はなれなれしく「フージー」と呼ぶことを気にしている。小久保とものしんとは別人。嫁は実は晋右衛門や石尊と同じ藩校にいた。

千休 …結婚以後、登場せず。自分の存在が意外なところで盛り上がっていることを全く知らない。

田新 …最近登場していないのでそろそろ登場するといわれつつ、なかなか登場しない。

山本晋也監督 …最近は監督をやっていないのにいまだに「監督」と呼ばれることにはなんの違和感も感じていない。「トゥナイト2」終了以後は大江戸放送教会(OHK)にも出るようになる。とものしんを人違いしたことから登場。

石輝 …石尊の兄。じつは千休寺にいたが、忘れられていた。のちに小乗仏教のほうに転向するが、何をしているのかは弟たちにもよくわからない。

石恵 …石尊の弟。兄思いのいい弟で、やはり絵師をめざしている。じつは石尊よりも腕があるのではないかと晋右衛門はにらんでいる。弟はもう一人いる。

石魁 …石尊の弟。のちに男塾を創設することになるかどうかは知らない。やはり石尊をはるかにしのぐ腕をもつ。

福義 …大和・智弁僧院出身のエリート僧。のはずだったが、早々に寺を出て行方不明になる。今、どこで何をしているのか本当に知りたい。根はまじめな性格で、紀州・智弁僧院出身の者には対抗意識を燃やす。

小淳 …えれきてるに凝るエリート僧。やはり、最近嫁をとったらしい。福義や越中屋とは犬猿の仲。千休も苦手とする。

早唯 …謎の尼。晋右衛門を食事に誘ったことがある。

玉井の弟 …晋右衛門の夢にのみ登場。かなりの男前。料理の腕が高い。

  • 章立て

第1話 石尊、お仕事募集の巻
第2話 晋右衛門、立て札に苦笑いの巻
第3話 石尊、夢オチを使うの巻
第4話 石尊、村上春樹の影響を自称の巻
第5話 晋右衛門に届いた年賀状は3通の巻
第6話 それは祝言に参加した二人と玉井の巻
第7話 石尊、全裸じゃい!の巻
第8話 よごれた全裸でこんにちはの巻
第9話 甲州街道はもう冬なのさの巻
第10話 たとえばこんな絵物語の巻
第11話 あ・ぶ・な・い 石尊マジックの巻
第12話 石尊、脱近代を主張するの巻
第13話 石尊、夢オチの自己批判はしないの巻

↑ここまではいつもの流れで石尊、晋右衛門、玉井の三人の間で交わされる論争が中心だった。だんだん石尊のいうことが宗教がかってくる。

第14話 とものしん登場の巻
第15話 とものしん、トゥナイトのレポーターではないの巻
第16話 とものしん、演奏会で暴走の巻
第17話 とものしん、田新はあぶないやつだと警戒の巻
第18話 とものしんの嫁は石尊だけは覚えていたの巻
第19話 とものしん、愛を語る
第20話 とものしんのハイエナ作戦の巻
第21話 とものしん、晋右衛門になれなれしくされ困惑するの巻

↑一般的には「とものしんシリーズ」と呼ばれる。おおむね、かつてのトゥナイト2に対する回顧調で展開する。

第21話 チトセ・イズ・オン・マイ・サイドの巻
第22話 セキソン・イズ・オール・ネイキッドの巻
第23話 ギョクセイ・イズ・ゴールデン・ボールの巻
第24話 テルマ・アンド・ルイーズの巻
第25話 シンエモン・イズ・ノット・バルデスの巻
第26話 晋右衛門、いまさら年賀状を出すかどうか迷うの巻
第27話 晋右衛門、福引でマイクロディスクを当てるの巻
第28話 石尊、今度は大塚英志を読んでますの巻
第29話 晋右衛門、石尊派のバカさに驚くの巻
第30話 晋右衛門、石尊本人のバカさに今更ながら驚くの巻
第31話 そんなこと言われたら晋右衛門、調子に乗っちゃうの巻
第32話 ばてれんの言葉は難しいでござるの巻
第33話 当時は優等生風だった石尊の巻
第34話 福義くんの巻
第35話 小淳くんの巻
第36話 所詮住む世界が違ったとものしんの嫁の巻
第37話 福義の失踪の巻
第38話 小淳、えれきてるに凝るの巻
第39話 小淳と越中屋の巻
第40話 せや、玉井の巻

↑英語タイトルシリーズによって「千休さん」以前のエピソードが回想的に語られた。約十年の時間差がある。
32話からの回想ではとものしんの嫁の回想のついでに、当時のキャラクターたちが何人か描かれた。

第41話 内輪ネタはこのくらいにして石尊批判に戻ろうの巻
第42話 石尊、とりあえず全裸の巻
第43話 どう考えても「お仕事募集」はおかしいの巻
第44話 そろそろ石尊が怒ってくる頃ではないかと考える晋右衛門の巻
第45話 石尊、キレないでいるのに苦労するの巻
第46話 石尊、ダメなものはダメの巻
第47話 石尊、僕、一箇所絵を間違えてるとこあるんですよの巻
第48話 いしいくんは免許持ってんねんからたまには機載車運転してえやの巻
第49話 いしいくんは遅刻ばっかりするからほんまひやひやすんねん。たまにはお詫びにメシでもおごってほしいわの巻
第50話 いしいくんはいっつも目立ってんねんから、たまには僕と交代してくれないですかの巻
第51話 石尊、いまだ光るものなしの巻
第52話 ラブ・フラッシュの巻

↑まったく何の特徴もないいつものノリが続く。ファンからはまたもこのパターンに陥ってしまったことに対する抗議が殺到し、作者はアシスタントに描かせる可能性も含めた方針転換を余儀なくされる。

第53話 石尊の白兵戦の巻
第54話 石尊の挙兵の巻
第55話 石尊王国の崩壊の巻
第56話 イミルが消えたの巻
第57話 妹よ!(前編)の巻
第58話 妹よ!(後編)の巻
第59話 玉井散華の巻
第60話 石尊の決意の巻
第61話 玉井の声の巻
第62話 ビヨン・ザ・セキソンの巻
第63話 幻想に遊ぶ石尊の巻
第64話 石尊の戦場の巻
第65話 ハイパー・石尊の巻
第66話 千休史上最大の侵略(前編)の巻
第67話 千休史上最大の侵略(後編)の巻
第68話 石尊軍、西へ(前編)の巻
第69話 石尊軍、西へ(後編)の巻
第70話 石尊殿下(前編)の巻
第71話 石尊殿下(後編)の巻

↑前述の方針転換により、突如ストーリーのシリアス化が進行した。毎回、晋右衛門と玉井による波状攻撃が石尊を襲い、幾度となく石尊を窮地に追いやるも、得意の逃げ口上でどうにか切り抜ける。ファンからは、なぜ晋右衛門と玉井は同時に攻撃しないのか、同時に攻撃すればひとたまりもないのではないか、との疑問の声が挙がる。また、この頃から前編後編の二話編成が多くなり、話数稼ぎとの批判も出てくるが、ここにきてシリーズ最長記録を突破。それでも作者はアシスタントが書いていた頃のほうが人気があったことが不満らしい。

第72話 とらわれの石尊の巻
第73話 がんじがらめの石尊の巻
第74話 石尊、父性に目覚めるの巻
第75話 晋右衛門、マゾに目覚めるの巻
第76話 玉井の帰宅の巻
第77話 とものしん、嫁のために飲みの半ばで帰宅の巻
第78話 書け!玉井の巻
第79話 たのむ!玉井の巻
第80話 晋右衛門、玉井を解雇の巻
第81話 玉井、雇われた覚えはないの巻
第82話 腹いせに石尊全裸の巻

↑中村はアシスタントに執筆を依頼するも、断られたため、結局一人で描かなくてはならなくなったといわれる。

第83話 石恵・石魁登場の巻
第84話 石恵と石魁、すでに腕は石尊以上の巻
第85話 石尊兄弟対玉井兄弟の巻
第86話 晋右衛門に援軍!その名は千休の巻
第87話 クロス・ファイトの巻
第88話 ドリーマーズの巻
第89話 ドリーマーズ・アゲインの巻
第90話 石尊、次回作を考えるの巻
第91話 晋右衛門、それを批判するのを手ぐすねひいて待っているの巻
第92話 晋右衛門の転機の巻
第93話 晋右衛門、寺子屋をやめる?の巻
第94話 さよなら、寺子屋の巻
第95話 上の数話は夢オチの巻
第96話 夢から覚めたら微笑一家の巻
第97話 微笑三太郎の巻
第98話 微笑家の人々の巻
第99話 微笑家の幸福の巻
第100話 そんなもんに吐き気がする晋右衛門の巻
第101話 晋右衛門、微笑家の幸福をぶち壊しの巻

↑アシスタントが使えないとわかった作者はやけくそになったのか、夢オチを乱発するが、かの「いしいたける」もやっているからいいだろうと開き直る。

第102話 私と石尊、人気あるなの巻
第103話 晋右衛門、突然の胃痛に襲われるの巻
第104話 石尊、機械人形の絵物語を企画するの巻
第105話 石尊が死ぬ時! 江戸は沈没するの巻
第106話 恐怖の機械人形シリーズ! 石尊軍全滅! 人形は生物だった!の巻
第107話 恐怖の機械人形シリーズ! 戦う石尊兄弟! 機械人形の最後の巻
第108話 恐怖の機械人形シリーズ! 石尊の命よ! ヒロヒトの奇跡の巻
第109話(最終回) 恐怖の機械人形シリーズ! さようなら石尊! 太陽への出発(たびだち)の巻

↑シリーズ最長を記録した本作もいよいよ大団円を迎える。102話ではまったく普通の話だったのに、103話で晋右衛門が突然の胃痛で死に、代役に立った玉井は105話で変身能力を失った上、106話の機械人形の襲撃によって行方不明になってしまう。それよりも、タイトル上で石尊は何回死んでるんだというファンの批判がまたもや浮上した。
最終話で石尊は地球を救うため単身太陽に突入し、死んだか、行方不明になったと思いきや、ラストシーンではどこから調達したのかボートに乗って沖から手を振る姿が映し出された。
これら一連の、急転直下の衝撃的な展開についていけないファンが多くなり、打ち切りに至ったのではないかとする説が有力である。

現在のところ作者は胃痛に苦しんでおり、次回作「千休さん 奮闘編」はアシスタントのギョク・セイが今度こそ描くものと見られている。

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  • うーむ、ここまでくるとは。なんというか圧巻です。 面白すぎです。 -- (読者A) (2008-01-08 22:41:42)
  • 今回は僕が書かなくていいから楽だ。 -- gyoxay (2008-01-09 01:01:09)
  • それにしても3通・・・。 -- gyoxay (2008-01-09 01:01:45)
  • 「とものしんの嫁は石尊だけは覚えていた」。これにも驚く。ドイツ語か? -- gyoxay (2008-01-09 01:02:16)
  • 一瞬、また書けと言われるのかと思った。 -- gyoxay (2008-01-10 01:56:52)
  • 書け。 -- (2008-01-10 02:01:38)
  • これはwwwすごいwww -- 弟2 (2008-01-10 03:21:04)
  • 「第78話 書け!玉井の巻」。書かないよ。 -- gyoxay (2008-01-12 00:38:02)
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