debian/lenny


とりあえず、思いついたことをずらずらと箇条書き。
まとまった内容は、順次別ページに移動する予定。


資料



  • 起動画面


タッチパネルの設定


ドライバ


lenny デフォルトの状態で、タッチパネルには反応している。
一般的にタッチパネルを動作させるには、evtouchというツールを使っているようなので、とりあえずインストールしてみる。

aptitude install xserver-xorg-input-evtouch

続・工人舎 SH6KP10A に Debian lenny をインストール を参考に設定しようとしたが、calibrate.sh がエラーを出すのでうまく設定できない。この原因は後で追求することにして、トライアンドエラーで MinX MinY MaxX MaxY の4つの値を変更したところそれなりにポイントした場所が合うようになった。xorg.conf には、以下の二つのセクションを追加した。

Section	"InputDevice"
	Identifier	"touchscreen"
	Driver		"evtouch"
	Option		"Device" "/dev/input/event1"
	Option		"DeviceName" "touchscreen"
	Option		"MinX" "290"
	Option		"MinY" "500"
	Option		"MaxX" "8000"
	Option		"MaxY" "7800"
	Option		"ReportingMode" "Raw"
	Option		"Emulate3Buttons"
	Option		"Emulate3Timeout" "50"
	Option		"SendCoreEvents" "On"
EndSection

Section	"ServerLayout"
	Identifier	"Main Layout"
	Screen		"Default Screen"
	InputDevice	"Generic Keyboard"
	InputDevice	"touchscreen"
	InputDevice	"Configured Mouse
EndSection

設定ファイル全文:xorg.conf
※再起動すると挙動がおかしくなったので、上の値は参考になりません。

キャリブレーション(未完)


タッチパネルの位置調整は、/usr/lib/xf86-input-evtouch/ に、cd して、calibrate.sh を実行すればいいらしい。
そのままでは、/empty_cursor.xbm が見つからないとかエラーが出て止まるので、

cp /usr/share/xf86-input-evtouch/empty_cursor.xbm /

のようにして、empty_cursor.xbm をコピーしておくとエラーは回避できる(バグ?)。キャリブレーションの手順は、 /usr/share/doc/xserver-xorg-input-evtouch/README.calibration に詳しく書いてあるが、おおむね次の手順でやれば良いみたい。

1.準備
xorg.conf に Option "Calibrate" "1" を追加して、シングルユーザモードでログインするか、/etc/init.d/gdm stop して X サーバを停止する。

2.最大値、最小値の検出
スタイラスで画面の周辺をなぞることによってタッチパネルの検出値の最大値最小値を検出する。
ぐるりとなぞったら、Enter キーを押して少し待つと次のステップに。

3.微調整
画面に表示されているxのうちで赤くなっているものを順番にタップしていく。
左上→右上→中央→左下→右下 の順番。
右下が終わるとツールが終了して、out.txt が生成される。

4.設定
out.txt の内容を、xorg.conf のInputDevice セクションに挿入して、Option "Calibrate" "1" の行を削除する。

以上の手順を試してみたところ、最大値、最小値の段階で検出がうまくいっていないのか、キャリブレーション作業の結果が out.txt の内容に反映されていないよう(原因不明)。


参考サイト

  1. http://stz-softwaretechnik.com/~ke/touchscreen/evtouch.html
  2. http://d.hatena.ne.jp/autch/20070729
  3. http://testzen.ty.land.to/item/260
  4. http://xorg.freedesktop.org/wiki/XInputSpec

今後の課題

  • calibrate.sh の使い方

グラフィック


参考サイト


無線LAN



その他セットアップに関すること


  • BIOS 画面で、ブートデバイスの優先順位が選択できるので、普通に外付け CD-ROM から起動可能
  • ハードは、外付けUSBハブに有線LANとCD-ROMドライブを接続(機種については、後ほど追記)
  • インストーラのパーティションエディタで、NTFS パーティションのリサイズができるので、Vista 領域を少々縮めて空けた領域に debian をインストールした
  • MBR に GRUB を入れると、オリジナルのブートローダが上書きされてしまうので、あらかじめ MBR のバックアップをしておくとよい。
  • MBR に上書きした GRUB でも、Vista 及び リカバリ用プログラムの起動が可能だった。

これからの課題


  • X.org の画面が 800x600 の解像度になってしまう(ペンディング予定)
  • タッチパネルは反応しているが、キャリブレーションが合っていないため使えない(一応解決)
  • bluetooth デバイスは動いているが、ペアリングの段階でエラー発生
  • 無線 LAN の設定がまだ
  • W-SIM がまだ
  • オーディオもまだ



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最終更新:2008年07月22日 18:04