奇野京士郎(あやしの きょうしろう)


■モチーフとした英雄名
ハリー・フーディーニ

■性別
男性

■学年
1年

■所持武器
ブラックのトップハットとケーン、ハトのマギ

■ステータス
攻撃:0 防御:0 体力:2 精神:3 FS:20

■FS名
ミスディレクション

特殊能力名:Flight From Fiction ‐不可能からの脱出‐


----------------------------ここからウソ----------------------------

●能力内容●


ハルマゲドンの『殺し合い』からマジックショーの『魅せ合い』へと認識を転回させる。
ルール改変を行い、『DP』→『MP』、『応援ボーナス』→『拍手ボーナス』に変更する。
(ステータス管理上の名称が変わるだけ。ゲーム的には無意味で他の能力等にも影響なし)
同マスにフィールド『イリュージョン』(バリケード)を展開する。
ただし転校生はこれらの影響を受けない。また、ランダムで味方1人を永続戦線離脱させる。

◆非消費制約3『戦線離脱する味方はランダム』について◆
戦線離脱する味方は六面ダイスの値によって無作為に選ばれる。
「○の目が出たら△△離脱」というリストは事前に作成し、陣営掲示板に提出しておく。
(ただし割り当てられるのは自分を除いたスタメンのみ。重複も不可)
選ばれたキャラクターが既に戦線離脱していた場合は発動判定失敗となる。

スタイル:アクティブ

タイプ:特殊型
効果1:無意味なルール改変 1
対象:ルール 1
時間:1ターン 1

タイプ:フィールド設置
効果2:バリケード設置 25
対象:同マス 1.2
フィールド補正 2
時間:1ターン 1

タイプ:瞬間型
効果3:味方永続戦線離脱 20
対象:同マス 1
時間:一瞬 1

非消費制約1:発動率・成功率事前公開:0.99
非消費制約2:転校生には無意味:0.98 (効果 1、2のみ)
非消費制約3:戦線離脱する味方はランダム:0.7 (効果 3のみ)

評価1、強さ・知名度:4 (奇術師の代名詞とも言うべき人だしね)
評価2、特殊能力 :4 (ダンゲロス内で脱出マジックを演じるという発想が凄い)
評価3、キャラ設定 :5 (流石にここまでやられると5をつけざるを得ない。
モチーフとは設定を共通しているだけだけど、それでも大きな減点要素ではない。
加点要素ではないが、本当にFATEを知らない状況からここまで作ったとしたら凄すぎる)

シンプルボーナス:0
一発ボーナス:0
初心者ボーナス:0
GKボーナス:5

ボーナス合計 18

発動率:(100-1*0.99*0.98-25*1.2*2*0.99*0.98-20*0.99*0.7)*(1.0+0.1*20)+13=98.8734%≒99%

発動率:99%
成功率:100%

○能力原理○


能力発動したマスを『舞台』に、彼の『マジックショー』が開演される。
まず、仲間からトランプで無作為にショーの助手を選び、イリュージョンボックスに入れる。
そして、演者は箱に無数の剣を刺すが、最後に箱を開けてみると助手の姿は消えている。
そう、この仲間は箱の中での、そしてこの戦場での凄惨な運命から『脱出』したのである。
この恐るべきイリュージョンマジックこそが彼の能力である。
『観客』である敵が『舞台』に乗り込み、ショーを直接妨害することはできない。なぜならば
それすらも全て『演者』の『ミスディレクション』に誘導され、ショーに予め組み込まれた
『手順』だからである。敵は、フィナーレを迎えたときにやっとそれを悟ることになる。

ここで、ハルマゲドンをマジックショーに変えてしまうのは結界宝具『フーディーニ・コード』、
そのマジックショーの中で行われる大脱出劇は対軍宝具『脱出王』、奇術師の技量によって
舞台に能力者の無粋な乱入・妨害を寄せ付けない振舞は対能力宝具『サイキック・ハンター』
の片鱗が現れた結果とも解釈できるだろう。ただし転校生には、奇術師の流儀は通用しない。



----------------------------ここまでウソ----------------------------



●●真の能力内容●●


これは『ノンフィクション』(超常現象)ではなく『フィクション』(幻想)。
すなわちトリックの存在するマジック(ウソ能力)である。

ウソ情報を公開し、同マスに無意味なフィールド『イリュージョン』を展開。味方1人に
状態異常『シークレットムーブ』を付与し、そのキャラクターはあたかも戦線離脱したかの
ように表記する。ただしこれは女性にしか付与できない。(マジシャンの助手は女性)
同マスに味方が5人以上いないと使えない。(演技には箱の移動や剣の補助の裏方が必要)
また、このキャラクターは一度しか行動できない。
(自分のマジックショーのとき以外は、戦場で敵味方の繰り出す数々の『不思議』に
 目を奪われ、その理由(タネ)ばかり考えているため、全く何の役にも立たない)

◆◆状態異常『シークレットムーブ』について◆◆
【効果】戦線離脱したというウソに従い、マップ表記から消える(ZoCは無視できない)

付与されるのは、ウソ効果(戦線離脱)の対象になったキャラクター。(事前に決めておく)
六面ダイスの値によって無作為にそのキャラクターが選ばれたかのように見せかける。
(六通りの行動提出を陣営掲示板にしておき、実際に出た目の行動をGKが表に張り出すetc)
ウソ情報が公開されている間の『シークレットムーブ』状態のキャラの行動提出の方法は、
自軍掲示板で予めGKの了解を取っておく必要がある。
(表の行動提出とは別に自軍掲示板に行動提出する、表の行動提出の中に暗号で記すetc)

★★ウソのバレる状況★★
以下の四通り。

(1)普通の能力と同じ処理
効果1の効果時間が終了した場合(タネ明かし)や、解除系能力で効果1が解除された
場合は真の内容が公開される。(効果2や3が解除されただけでは公開されない)

(2)目立つ行動
『シークレットムーブ』状態のキャラクター(以下ステルスキャラクター)が他者に通常
攻撃か特殊能力を使用すると、真の内容が公開される。(目立つことをすると気付かれる)
ただし、移動だけの行動や、自分自身に能力を使用する場合、フィールド能力を無人の
マスに使用する場合などは問題ない。(要するに他者に迷惑をかけなければバレない)

(3)アクシデント
フィールド内の味方やステルスキャラクターが敵の能力をたまたま受けてしまったときや、
ステルスキャラクターが転校生の標的や敵の戦線離脱者復帰能力の対象にされた時など、
アクシデントにより「フィールドが無意味であることorステルスキャラクターの存在」
をGKがアナウンスせざるを得なくなったときも、真の内容が公開される。

(4)看破
敵がウソをウソと見抜いた行動をとってきた場合(フィールドに普通に侵入してくるなど)、
当然、起こることはウソの内容と食い違うことになる。このときも真の内容が公開される。

スタイル:アクティブ

タイプ:特殊型
効果1:ウソ情報公開 1
対象:ルール 1
時間:1ターン 1

タイプ:フィールド設置
効果2:偽装バリケード設置 20
対象:同マス 1.2
フィールド補正 2
時間:1ターン 1

タイプ:付与型
効果3:シークレットムーブ付与 125
対象:同マス 1
時間:1ターン 1

消費制約:1度しか行動できない 45
非消費制約1:発動率・成功率事前公開:0.99
非消費制約2:同マスに味方が5人以上(自分含む)いないと使えない:0.8
非消費制約3:女のみ:0.8 (効果 3のみ)

発動率:(100-1*0.99*0.8-20*1.2*2*0.99*0.8-125*0.99*0.8*0.8)*(1.0+0.1*20)+18=93.976%≒99%

発動率:99%
成功率:100%

評価1、強さ・知名度:4 (奇術師の代名詞とも言うべき人だしね)
評価2、特殊能力 :4 (全てトリックで皆を欺く能力が正に奇術)
評価3、キャラ設定 :5 (流石にここまでやられると5をつけざるを得ない。
モチーフとは設定を共通しているだけだけど、それでも大きな減点要素ではない。
加点要素ではないが、本当にFATEを知らない状況からここまで作ったとしたら凄すぎる)

シンプルボーナス:0
一発ボーナス:0
初心者ボーナス:0
GKボーナス:5

ボーナス合計 18

発動率:(100-1*0.99*0.8-20*1.2*2*0.99*0.8-125*0.99*0.8*0.8)*(1.0+0.1*20)+18=98.976%≒99%
成功率:100%

○○真の能力原理○○


ダンゲロスの枠の中でマジックショーを実現させる能力。
「助手を箱に入れて無数の剣で刺してもそこから奇跡的に脱出する」という現象を見せるが、
ここまでは観客にとっても想像(期待)通りの展開であり、このマジックの真のクライマックス
(プレステージ)はその後の「消えたはずの助手が別の場所から登場する」現象である。
実際の所、箱に何も特殊な効果は働いていない。先入観や心理的死角が敵の判断を狂わせ
実質的に乱入・妨害を防ぐ――いわば箱の存在自体が『ミスディレクション』なのである。
また、1人抜け出す助手も同様である。敵は舞台上の術者と箱に注意を向けさせられるため、
「助手はこの戦場から消えた」という先入観から、己の目の前を通り過ぎて行く瞬間すら、
彼女に「気付くことができない」。この現象の本質は、超絶の『ミスディレクション』にある。

これも英雄の力として、彼岸と此岸、虚と実を霊言で結ぶ結界宝具『フーディーニ・コード』が、
他の宝具による大脱出劇を補助して成立したトリック現象である、とも解釈できるだろう。
だが結局の所、誰も具体的な超常現象を見てはいないのだから、これが本当に宝具の力か、
そしてそもそも彼が本当に魔人なのか否か、やはり究極的には判別する術はないのである。
或いは、虚構に究極のリアリティを与え、誰もが現実と信じて疑わぬ幻想=『ショー』を
成立させるそのショーマンシップこそが、彼の『魔人能力』と言えるのかもしれない。

◇◇能力原理補足◇◇
(1)舞台(=同マス)上の箱の中に助手(=シークレットムーブ)が入る
(2)その箱を演者が剣で串刺しにする
(3)箱を開けると中まで完全に剣が貫通しているが、入っていたはずの助手が消えている
(4)演者の示した観客席(=敵陣)後方にスポットライトが当たり、助手が姿を現す
(……という感じのイリュージョンの流れをモチーフにしています)


【GKによるまとめ】


能力発動時、同マスにいる味方1人を戦線離脱させ、同マスにバリケードを設置する処理を行う。
しかし、実際には味方は戦線離脱しておらず、バリケードも偽物。
戦線離脱したかに見えた味方が次のターンに出現し、行動を行う。

● 能力の処理手順

(1) 発動前

能力の発動準備として、陣営は『シークレットムーブ』を付与したいキャラクターを
ダイス目で指定する行動パターンを六通り提出する。
(例:ダイス目1が出たら、○○が戦線離脱)
ただし、指定できるキャラクターは女性のみである。
提出されていない場合、奇野京士郎の能力は一切発動できない。

(2) 発動時
奇野京士郎が登場時から1回目の移動であり、移動後のマスに奇野京士郎、
及び事前指定した女性キャラクターを含む自陣営キャラが5人以上いた時のみ
能力発動が可能である。

能力発動時、GKはウソ能力の内容の公開を行い、その処理をする。
ウソ能力の内容は下記①~③。

① ルール用語の名称変更の宣言。(『DP』→『MP』、『応援ボーナス』→『拍手ボーナス』)
② 奇野京士郎の同マスにバリケードの設置。(偽装であり、実際は敵も侵入可能)
③ 1D6のダイスロールを行い、出た目に従って、表掲示番にその目のマスの処理を貼り付け、
指定されたキャラクターを戦線離脱させる。
(実際はしておらず、ZOCが消滅した見えないキャラとしてMAP上に存在はする)

この時、戦線離脱したキャラクターがまだ行動を行っていない
(奇野京士郎の行動前に、離脱キャラの行動が書かれていない)場合、
陣営掲示板にて『シークレットムーブ』が付与されたキャラの行動を提出できる。
ただし、敵に対する行動(通常攻撃、特殊能力等)を行った場合、能力の内容が全て公開される。

(3) 発動中

発動中に下記a~cの事象が発生した場合、GKは能力の内容を全て公開する。

a 効果1(対象:ルール)の能力が何らかの方法で解除された時。
b 『シークレットムーブ』が付与されたキャラが範囲攻撃に巻き込まれる等、
能力の対象になってしまった時。
c 敵が偽装バリケード内に侵入してきた時。

なお、バリケードが解除能力で解除された場合は能力公開にはならない。

(4) 持続時間の終了

a~cを満たさなかった場合、次ターンの自軍フェイズ開始時に嘘情報の持続時間が終了し、
GKは能力内容を全て公開する。(『シークレットムーブ』、偽装バリケードも消える)
奇野京士郎は制約により、永続行動不能となる。

キャラクター説明

スマートなシルエットの黒燕尾服にハット・ケーン(杖)・クロスタイ姿の奇術部一年生。
人懐こい笑顔が特徴で好奇心旺盛。あらゆる『不思議』に目がなく、不思議な現象や言動を
目にすると、他の事を全て放り出してその『理由(タネ)』を考え始めてしまう。
人付き合いでも、ミステリアスな影を持つ人物や、アンビバレントな情緒を見せる人物に
興味を持ち、逆に何の不思議もない脳みそのシンプルな人間には全く興味を示さない。
(ただし、そういう人物から予想外の言葉を聞いたりすると、一転して大変な興味を示す)
聖杯の『不思議』を見るため、そして自身のショーに相応しい『舞台』を求めて参戦した。

この時代では魔人や魔人能力もすっかり社会に溶け込み、当たり前の存在になっていたため
『マジック/奇術』という芸能は衰退していたが、彼の母は珍しくマジックを趣味としていた。
その母を事故で喪い、遺品整理をしているときに、母の遺したあるマジックを見て、それが彼を
立ち直らせるきっかけとなった。以後彼はマジック、そして不思議というものにのめり込む。
それは客観的に見れば取るに足らない、しかも魔人能力とは違いタネのある、たかが『奇術』
ではあったのだが、しかし彼にとっては、それは何にも代え難い『奇跡』であったのだ。

今や彼のマジックは「もはや技芸と呼べる領域を超え異能としか思えない現象」すら起こす。
しかしそれも彼にとっては「合理的な手順の積み重ね=『技法』」を行っているに過ぎず、
「その技法をたまたま最初に考えたのが自分」なのだという。結局の所、彼の見せるものが
本当に『幻想』なのか否か、外部からの観測では決して判別することができないのである。
また、自分は魔人ではなく人間だろうとも思っているが、仮に彼が魔人英雄だとすると、
母や奇術との関わりに英雄との宿縁を見出すこともできるだろう。母の死を契機として、
フーディーニは奇術を極めても尚届かぬ救いを求め、奇野は母から奇術と共に救いを得た。
その意味では、聖杯を手にせずして彼は既に救われていると言えるのかもしれない。

  • マギ
元は母が飼っていた雌の銀鳩。人語を話す。性格は男勝りの人(鳥)情家で、奇野より常識的。
彼にマジックを教えたのは自分だと言っている。怒るとつむじにつつき攻撃をしてくる。痛い。
鳩なのに血の気が多く、好きな餌は穀類よりも肉系、好きな映画は『エクスペンダブルズ』で、
乱舞する筋肉や爆発に興奮して辺りをバサバサ飛び回る。人語を操れるのは魔人(鳥)だから
と考えるのが自然だが、彼によれば「独自の技法による腹話術」でそう見せているだけだという。

英雄について

真名:ハリー・フーディーニ
クラス:マジシャン/奇術師(イレギュラークラス。キャスターやアサシンに近い)
属性:中立・善
能力値 筋力:D 魔力:E 耐久:E 幸運:B 敏捷:C 宝具:A
スキル
  • 奇術:B 魔術B相当の現象を奇術で再現する。詠唱が無く『対魔力』でも防げない。その代わり錯覚や心理の隙を突く、体や場に事前に仕掛を施す等の『タネやシカケ』が必要。
  • 意識誘導:A 奇術師のミスディレクション。天性の才能であり人の持ちうる技術としては最高位。陽動に用いたり、逆にアサシンの『気配遮断』のように用いる応用も可能。
  • 舞台作成:A+ 奇術師として『舞台』を作り上げる。もはや技芸の範疇を超え呪いの域に達しており、奇術の仕掛を場に仕込むだけでなく、自分は『演者』で相手は『観客』という役割までもを高次的に与え、場を支配する。
宝具
  • 脱出王(レジェンド・オブ・マジック):A
  • 解き暴く異能の業(サイキック・ハンター):B
  • 渡河の霊言(フーディーニ・コード):D++

ハンガリー・ブダペスト生まれのユダヤ人で、本名はエリック・ヴァイス。
最初はマジック全般を演じていたが、後に脱出術・イリュージョンマジックで人気を得る。
凍ったハドソン川やミルク缶、中国の水牢からの脱出劇を演じたり、世界各国の刑務所で
手錠をして独房に入った状態から、ことごとく脱出する術を得意とした『脱出王』
「アメリカで最も有名な奇術師/Best Legend of Magic」と称されるほど認知度は高く、
“Houdini(ze)”は転じて「巧みに脱出すること」を表す名詞・動詞にもなった。

彼は最愛の母の死後、当時アメリカで大流行していたスピリチュアリズムに傾倒するが、
奇術師の知識や技能からそのトリックに気付き、科学雑誌『Scientific American』の学者ら
による調査委員会にも参加するなど、逆にそれを徹底的に暴いていく立場に立つことになる。
自称『超能力者』たちの行う『超能力』のトリック・イカサマを暴き、
時にはそれを自身の『マジック』で再現すらしてみせた『サイキックハンター』
しかし実際には、彼自身は死後の世界を信じており、真の霊媒に会い亡き母と交信する
ことを何よりも望んでいた。その想いの強さゆえに偽者が許せなかったのだとも言われる。

1926年に死去。葬儀に参列したブロードウェイの興行王フローレンツ・ジーグフェルドは、
棺の前で「賭けても良いが、彼はこの棺の中にもういない!」と叫んだという。
また、彼は死の直前、もし霊界が存在したら、妻ベスに暗号でメッセージを送ると誓った。
しかし結局、この『フーディーニの暗号』を伝えることのできた霊媒はいなかった。

アピールポイント

まず最初に、クソ長くてすいません。
ウソ能力なので能力が2つあるし、キャラ説も結果的に2人分書いたような感じなので、いつもの倍以上の文章量に……。
多分このフォームだと改行がえらいことになると思うので、もし大変だったら、改行のないように普通のメールで送り直しますので。
計算とかのやりとりに関しても、色々な疑問点とかをいちいちメールするのが大変だったらスカイプでも大丈夫です。
キャラのアピールポイントの他に、能力の補足説明とかも以下に書きます。
※GK註;調整前の内容が含まれているため、抜粋した。

★キャラについて
……ていうかまず、マジシャンの英霊で知名度5点取れる人なんて存在s(ry……ゲフンゲフン!
ええと、単純に現在の大衆にひときわ知られている人であれば、よくテレビに出てるあの人とかいるとは思いますが、
日本に限らず世界的に知名度が高く、権威のあるテキストに確実に名前が残るタイプとしてはこの人がトップレベルの伝説的マジシャン(の一人)だと思います。
まあ、それでも一般的な知名度はあまり高くないのかな……
『トリック』『ファンタジウム』など、マジックを題材にしたドラマやマンガではよく出てくるかなという印象ですね。

諸々のネーミングに関しては、能力名の「Flight From Fiction」の部分、あと「解き暴く異能の業」「渡河の霊言」は自分で適当に考えたけど、
他は引用してきたりしてます。(シークレットムーブとかはそのまんまマジック用語の「シークレットムーブ」の役割だし)
あとは名前に奇術の「奇」とか、「マギ(magi)」(マジックの語源でもあるらしいです)とか、そんな感じです。
あと、今回Fateを全く知らなかったので形から入ろうと思って、シクレのヒントも兼ねてFate風に書いたりもしてみたんですが、なんか変だったらすいません。

★能力について
ウソ能力です。めんどくさくて本当にすいません。
大雑把には、「味方を1人生贄にして同マスにバリアを張る」……という内容のウソを公開するが、
実際には味方は死んでおらずバリアもハッタリ、という能力です。
シクレの事前公開では、能力の範囲が (1)ルール(2)同マス(3)同マス となることを想定しています。

◆ウソ内容について
  • 「制約:発動率・成功率事前公開」は、シクレ提出前は普通発動率・成功率が隠されてるけど、それが最初からオープンという制約です。
(その代わり、嘘発動率と真発動率を完全に一致させたいです)

◆真の内容について
  • 「効果2:状態異常『シークレットムーブ』」は要するにIZKです。

  • このバステの決め方に関してですが、ダイスチャットは公開なのでそっちでウソはつかず、またGKも積極的にウソは言わない
(でもホントのことも言わない)くらいのギリギリのラインでこれなら一応アリかな……と思って考えてみました。
事前にステルスキャラを予め決めておき、ダイス目に合わせた割り当て表を後出しすることで、偶然決まったかのように見せかけるということです。
(よく考えるとここはちょっと順序がおかしいんですが、一応この順序になる建前として「そのキャラが既に死亡していたら発動失敗」を置いています)

★その他
これは元々、第五次のボーディ(tp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/39801/1229083069/406-408)を見てから、ダンゲロスで初めて考えた能力でした。
(当時、初めての人なんでも掲示板にこれの質問をしたのが初カキコだったような気がする)
結局OKには別のキャラを出して、以降お蔵入りになってたんだけど、今回出してみることにしました。面倒なキャラに当たってしまって本当申し訳ないです。

完全に趣味キャラなので、ウソはキャラ説で割とバレバレだし、諸々の複雑な部分も自己満足的なこだわりで入れてるものが多いです。
例えば「発動率公開」の制約は、ウソ能力を作るなら嘘計算式と真計算式を完全に一致させて騙すというのをやりたかったけど、
現行のルールだと発動率を自分で公開できないので、それを無理やり制約にした感じだし、
「ランダム生贄」の制約は、自分が衝撃を受けたボーディの「偶然性を裏でコントロールする」というアイディアがこの形なら実現できる、
というオマージュ的な要素を込めたくて考えたものです。(そもそもボーディがウソバステだからウソフィールドにしたというのもありますが)
自分では割とミニマムな形に抑えたつもりなんですが(任意の文章を~的な要素はなくて、時間も1ターンにしたし)、
まあ色々アレな所があったら、適宜調整や弱体化を入れる感じで、なるべくコンセプトを残して確定できればいいなあと思っています。
どうかよろしくお願いいたしますー。

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最終更新:2012年05月03日 22:07