用語集

魔人英雄(ヒーロー)

AD3000年代に現れた、歴史上の神話、伝承、歴史、物語の中に登場する英雄達の名前を持つ魔人達の総称。
彼らの持つ魔人能力は、全て生前の、あるいは人々の間の間で語り継がれる英雄達の武器や逸話、性格などを反映した特徴を持っており、一般の魔人達よりも総じて優れた性質、威力を持つことが多い。

その正体は聖杯によって過去の英雄の魂を埋め込まれてこの時代に誕生した魔人である。
個体差はあるものの、大体は中学2年生になるより前に通常の魔人同様、能力に覚醒し、そして過去の英雄としての『記憶』に目覚めることになる。
ただし、『記憶』の発現の仕方は大小様々で、過去の英雄そのものであると自称するものもいれば、あくまで前世英雄だったらしいぐらいの感覚で今を生きるもの、全く英雄であることを意に介さないものなどもいる。(GK注:プレーヤーで好きに作ってくださいって事です)

魔人英雄として覚醒した後の彼らのこの時代での生き方は様々だが、最終的には聖杯の導きによって、希望崎学園に集まり、そして聖杯ハルマゲドンに参加することになる。

聖杯

希望崎学園の屋上に奉られた大釜。
あらゆる願望を叶えるもの、と魔人英雄達に認識されており、魔人英雄達はこの聖杯に願いを叶えてもらうために、聖杯ハルマゲドンに参加する。

聖杯の中身は巨大なエネルギーが渦巻いており、この中に人間が落ちようものなら一瞬にして溶解する。
聖杯で願いを叶えるためには、この大釜に高い質を持った魔人英雄の魂を大量に捧げることが必要であり、とどのつまり聖杯の所有権の奪い合いとは、生徒会と番長グループに分かれた魂の奪い合いでもある。

聖杯ハルマゲドン

聖杯の所有権を巡る魔人英雄同士の殺し合い。
かつて希望崎学園に存在したハルマゲドンと同じく、生徒会と番長グループという二勢力に分かれて行われ、勝利した陣営が聖杯の所有権を獲得する、というもの。
聖杯の意志により、魔人英雄が聖杯の所有権を勝ち取るには必ずこのハルマゲドンの形式を持って行わなければならないことになっている。
ただし、聖杯に願いを叶えるために必要なのは大量の魔人英雄の魂であり、そのためこの戦いの勝者とは、ハルマゲドンの期間内に大量に魂を獲得した陣営となる。
そのため、戦場では敵陣営に魂を取られないため、時に味方同士の殺し合いも発生する凄惨なものとなる。
最終更新:2011年11月28日 00:24