風力発電バルーン「MARS」


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「MARS」

MARS

飛行船を風力タービンとするような構造をしているこの風力発電ユニットは、10kwの発電量を持っている。
カナダのMagenn Power社が開発しているMARS(Magenn Air Rotor System)だ。
2009年10月より10kwと25kwの風力発電ユニットの製品化を予定している。

Magenn Power inc

mars10kwProto

風は上空に行くほど風力が強まるので、バルーンのような構造で風の強い高さまで上がって発電することで、より大きな風力を得ることが出来る。
バルーンとケーブルを留める軸受け部分の両側に5kwの発電機が付いていて、羽が付いたバルーンはヘリウムガスで膨らませ中空に浮いていて、風により回転し発電する。
ケーブル次第では高高度までも伸びるが、強度の確保のため、60m~300mの高さが想定とされている。5000m以上に達することが出来ればジェット気流の50m/秒前後の風力も利用出来るが、その耐用設備に関してまではまだ研究に至っていない。
バルーン構造とすることで以下の多くの利点がある。

  • ローコストな発電が出来る(1kwhあたり15セント以下)
  • 鳥などがぶつかって死ぬことがない
  • 騒音が少ない
  • 風速2メートルからの発電が出来る
  • バルーンを60m~300mの高さに伸ばして発電
  • 設置時間が早い
  • 携帯して移動、再設置が簡易に出来る
  • 送電ケーブルの無い地域に、素早く電力を確保出来る。

欠点としては、ケーブルが外れて落下した時の危険や、風速28メートルを超える強風には弱いため、台風などの強風時には撤収せねばならないことだろうか。
しかし、今までの風力発電に比べ、飛躍的にコストが安く、鳥や地球環境に優しい発電に仕上がっている。
地震災害時の電力確保に使用することや、離島や高山でも簡易に設置出来、美しい自然環境を汚すことも無く発電が出来る。
日本ではまだ殆ど知られていないこのMARSだが、海洋面積の多い日本では、海洋上での大規模な設置も考えられ、利用価値は非常に高いと言える。

離島のMARS イメージ図

remoteislands

海洋プラントにて:

bargeMARS

未来のMARS風力ファーム:

windfarm

 


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