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忘却の原因
干渉説
検索失敗説
干渉説
順向干渉
前に習ったことの干渉で新しいことが覚えられない
以前の学習が長期記憶からの忘却を生じさせる
逆向干渉
保持期間中の新しい学習が長期記憶からの忘却を生じさせる
後続の学習が先行の学習の保持を妨害し、干渉する働きをする
検索失敗説
忘却とは必要な情報を検索するのに失敗した
求めている情報が一時的に接近不可能になっため⇒忘却
検索手がかりにうまくアクセスできなかった
原因
記憶の中で何らかの原因で情報が失われた
情報は失われていない。それを取り出すこと、検索が出来ない
⇒長期記憶に入れば完全に失われない
検索に失敗しているだけ
//重要
TOT現象
(tip of the tongue phenomenon)
なにかを思い出そうとしているときに、
喉まで出掛かってるのに出てこない
出そうで出てこない
オーバーシュート現象
(overshoot)
記憶を検索しているときに起こる
名前を思い出すとき、その人に関連した情報の追想が続くこと
働き
関連した情報を思いおこすことによってそれが正しいか確認する
新たな文脈を作って今までいけなかった、数多くの情報を検索することができる
TOT現象
適切な検索手がかりがないために思い出せない
オーバーシュート現象
あるきっかけで思い出せなかったものが次々検索できる
健忘症
記憶が著しく傷害される症候
抑圧
個人にとって不快なことや我慢できない体験
人の人格の中核を脅かす概念は意識されない無意識の領域に押し込められる
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人間の情報処理
情報処理アプローチ
順番がある
人間の情報処理には順番がある
人間を情報処理システムとみなす
コンピュータ
直列処理
前段階の出力が次の段階の入力になっている
並列(並行)処理
多段階多重処理である
多くのサブシステムが同時進行するし、複数の命令系統がからなる
ストループ効果
サブシステムが同時進行する例
文字処理と色処理が同時進行する
文字処理が早く終了するので、その出力が色処理の出力に干渉する