「純愛」(2009/11/26 (木) 00:29:53) の最新版変更点
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純愛 ◆JsK8SvgrFA氏
黒沢はあてどもなく歩いていた。
背中に背負った女性、美心はまだ目を覚まさない。
どこか、落ち着いた場所で、この女性を休ませてあげたい‥‥‥。
歩いているうちに、目の前が開けてきた。
この島を一望できる、小高い丘の上。
そこに建つ、一軒の瀟洒な別荘らしき建物。
‥‥‥‥あそこなら、美心を静かに休息させてあげれるかもしれない‥‥‥。
目的地のできた黒沢は、とりあえずそこを目指すため足を速めた。
黒沢が、建物にある程度近づいたときであった。
キィーーッ
一人の男が、細い鉄格子で出来た門を開けて、中から出てくる‥‥‥!
有賀研ニである‥‥‥!
有賀がこの別荘に入ったのは、重過ぎる荷物を置くためであった。
武器も防具も食料も、有れば有るだけ越したことは無いが、多すぎる荷物は行動を束縛しかねない。
有賀は、持ち物を厳選した。
‥‥武器として、ウージー。これは外せない‥‥。
‥‥グレネードランチャー。重い上に、弾はゴム弾である‥‥。人が殺せない。
‥‥‥それに銃火器はウージーで十分だ‥‥。
‥‥果物ナイフ。接近戦では有効だ。‥‥その上小さくて軽く、嵩張らない‥‥。
‥‥防弾ヘルメット。‥‥これは唯一の防具だ。必要。
‥‥木刀。重く嵩張る割りに、相手にダメージを与えにくい‥‥‥‥。
‥‥‥‥通常支給品は一式持って居ればいい‥‥。水や食料品は嵩張る‥‥‥。
‥‥‥‥金は‥‥、チップだから嵩張らない。使うことは無いかもしれないが、何かに役立つかもしれない‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
有賀は、所持品の中から携帯していく品々を選び終えると、建物内に隠した。
‥‥‥そして、別荘を出たのである。
黒沢は、反射的に身を隠す。
なぜなら、有賀の装備はあまりにも物騒‥‥‥!!
頭には防弾ヘルメット。肩から提げたサブマシンガン。
‥‥‥そして、何よりも有賀自身から漂う物凄い殺気‥‥‥!!。
有賀は、周囲を伺う。
物陰に隠れた黒沢は息を殺す。
有賀は、黒沢達に気付かず、去っていってしまった‥‥‥!
‥‥‥‥どうやら、見つからなかったらしい‥‥‥。
‥‥‥黒沢は安堵した。
背中の美心は、まだ目を覚まさない‥‥‥。
いくら黒沢が屈強な男だとしても、意識を失った人間一人の重さは重く、時間が経つ毎にずっしりとのしかかってくる。
‥‥‥黒沢は少し迷った末に決断し、別荘の中へと入って行った。
黒沢は、寝室のベッドに美心を寝かせ、ひとまずホッとする。
美心は、まだ眠っている。
‥‥しかし、さっきの男は‥‥‥?
あの武装した姿から想像すると、おそらく他の参加者だろう。
見つからなかったのは幸運だ。
‥‥だが、何の目的でこの建物に‥‥‥?
黒沢は急に不安になり、部屋の中を見渡す。
まさかまだ、この建物の中に誰かいるのか‥‥‥?
そう思うと、いてもたってもいられない気分になる。
寝室に美心を寝かせておいて、黒沢は建物の中を探索に出た。
‥‥リビング‥‥キッチン‥‥バスルーム‥‥‥。
どの部屋にも、人の気配は無い。
黒沢は、とりあえず安心し、寝室に戻った。
見晴らしのよい窓からは、夕日に映える海と空が一望でき、黒沢をセンチメンタルな気分にさせる。
‥‥そして、茜色に映える美心の寝姿を見ているうちに、黒沢はだんだん妙な心持ちになってきた‥‥‥!
‥‥‥改めて見回せば、二人きり‥‥‥! 寝室に‥‥‥、妙齢の女性と!!
黒沢の胸は高鳴ってきた。鼻息も荒くなるのを抑えられない‥‥‥!!
「いかんいかんっ‥‥‥!!」
俺は、この女性を介抱するためにベッドに連れてきたんだ‥‥‥!
決して、いかがわしい下心が有った訳ではっ! ないっ‥‥!
黒沢は寝室の中をうろつきまわった。
その時、美心の口からあえぎ声が漏れた。
「‥‥ふぅっ、ぅーんんっっ‥‥‥」
それは、覚醒に向けての呼吸であった‥‥‥がっ!!
黒沢にとっては‥‥、まるで悩ましい女神の吐息っ!!
黒沢、焦る!!
‥‥何をやっているんだ俺はっ!!
意味も無く部屋の調度に当り散らすっ‥‥! ガシガシとっ!
その時‥‥!
たまたま手をかけた、ベッド脇のクローゼットの中から、何かが落ちてくる‥‥‥!
ドサドサドサッ‥‥‥!
それは、有賀が残していった大量の武器に支給品‥‥‥!!
黒沢、驚愕っ!!
思わず、手に取る‥‥‥。
たまたま掴んだのは、銃! グレネードランチャー!!
「‥‥‥うーんっ。
ここはどこ?」
背後で美心がつぶやく。
黒沢、ドキッとして、美心に駆け寄る。
「気が付いたかっ!」
起き上がった美心の手を、思わず握ってしまうっ‥‥!!
「‥‥きゃっ!」
小さく叫び声を上げて、美心は恥らう!
「‥‥‥いや~ん‥‥‥!!」
美心、困惑‥‥!
気が付けば、ベッドの上‥‥‥!!
‥‥‥黒沢と二人きり、手を取り合って‥‥‥!!
そして、目の前には息を荒げた黒沢の顔が間近に‥‥‥!!
「お、およしになってっ‥‥‥!
私は‥‥‥私にはっ‥‥‥!!」
カイジくんという、決まった男性がいるのよっ! と言いかけて、美心は口を閉ざした。
黒沢の手には、銃!!
‥‥‥美心ったら‥‥罪な女!
こんな中年男性まで魅了しちゃうなんて!
「きっと、私が思い通りにならなかったら、銃で脅して言うことをきかせるつもりだったのね‥‥!!」
「ち、違うっ!
俺は無実だっ‥‥‥!!
誓って何の悪意もありませんっ‥‥!」
こういうとき、言い訳をすればする程、誤解をされるのが黒沢である。
美心は考えを巡らせる。
銃で脅されたんじゃ、抵抗はできないわ‥‥‥。
でも、純潔は‥‥‥‥、純潔だけは守り通さなきゃ‥‥‥カイジくんのために!!
それには‥‥‥この場は、ちょっとしたお芝居が必要ね‥‥‥!!
「‥‥うん、わかった‥‥‥。
私も、黒沢さんのことは素敵だなって、
最初に会ったときから思ってたの‥‥‥」
あまりにも思いがけない発言に‥‥‥黒沢‥‥舞い上がる!!
‥‥うら若き女性からの‥‥告白っ!!
夢にまで見た‥‥‥妄想っ!!
「‥‥だから‥‥‥そういうことは‥‥‥、
もうちょっと、お互いを良く知ってから、ね‥‥‥。
それまで、オ・ア・ズ・ケだぞっ!!」
黒沢は顔を真っ赤にして、ぶんぶんぶんと頷く。
美心は心の中で、カイジに謝る。
‥‥‥カイジくんごめんね‥‥でも、美心の本心はカイジくん一筋だからねっ!
大丈夫。カイジくんは、きっとわかってくれる‥‥‥!
* * *
その頃、有賀は、拡声器の声を聞いていた。
金が欲しくば奪いに来い、と。
有賀は、金には興味は無かったが、声の主には興味を持った。
「‥‥‥そんなに‥‥‥殺して欲しいのかい‥‥‥‥?」
かなり遠くから聞こえた声のようだった。
きっと、この声に誘われてくる者は多いだろう。
そして、声の主である獲物は誰かに獲られる可能性もあるだろう。
だが、その時は、この声におびき寄せられた他の者を標的にすればいいだけのこと。
「‥‥‥殺してあげるよ‥‥‥。
君も‥‥‥、
あの子もその子も‥‥‥!!」
微笑んで、有賀は声のする方向へと向かって行った。
【D-5/別荘/夕方】
【有賀研二】
[状態]:健康
[道具]:果物ナイフ 不明支給品0~3 サブマシンガンウージー 防弾ヘルメット
支給品一式×1
[所持金]:6800万円
[思考]:人を殺したい
【黒沢】
[状態]:健康
[道具]:グレネードランチャー ゴム弾×8 木刀 不明支給品0~10 支給品一式×8
[所持金]:1000万円
[思考]: 美心の好意(?)にとまどう 闘う
【坂崎美心】
[状態]:健康
[道具]:不明支給品0~3 支給品一式
[所持金]:1000万円
[思考]:黒沢に惚れてる演技をする 人殺し恐い カイジ、父に会いたい
|046:[[混迷]]|COLOR(#FFFFFF):BGCOLOR(#a9a9a9):CENTER:[[投下順>本編投下順]]|048:[[思惑]]|
|046:[[混迷]]|COLOR(#FFFFFF):BGCOLOR(#a9a9a9):CENTER:[[時系列順>本編時間順]]|048:[[思惑]]|
|044:[[彼我]]|COLOR(#FFFFFF):BGCOLOR(#a9a9a9):CENTER:有賀研二|054:[[十に一つ]]|
|040:[[見当]]|COLOR(#FFFFFF):BGCOLOR(#a9a9a9):CENTER:黒沢|058:[[想い>「想い」]]|
|040:[[見当]]|COLOR(#FFFFFF):BGCOLOR(#a9a9a9):CENTER:坂崎美心|058:[[想い>「想い」]]|
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**純愛 ◆JsK8SvgrFA氏
黒沢はあてどもなく歩いていた。
背中に背負った女性、美心はまだ目を覚まさない。
どこか、落ち着いた場所で、この女性を休ませてあげたい‥‥‥。
歩いているうちに、目の前が開けてきた。
この島を一望できる、小高い丘の上。
そこに建つ、一軒の瀟洒な別荘らしき建物。
‥‥‥‥あそこなら、美心を静かに休息させてあげれるかもしれない‥‥‥。
目的地のできた黒沢は、とりあえずそこを目指すため足を速めた。
黒沢が、建物にある程度近づいたときであった。
キィーーッ
一人の男が、細い鉄格子で出来た門を開けて、中から出てくる‥‥‥!
有賀研ニである‥‥‥!
有賀がこの別荘に入ったのは、重過ぎる荷物を置くためであった。
武器も防具も食料も、有れば有るだけ越したことは無いが、多すぎる荷物は行動を束縛しかねない。
有賀は、持ち物を厳選した。
‥‥武器として、ウージー。これは外せない‥‥。
‥‥グレネードランチャー。重い上に、弾はゴム弾である‥‥。人が殺せない。
‥‥‥それに銃火器はウージーで十分だ‥‥。
‥‥果物ナイフ。接近戦では有効だ。‥‥その上小さくて軽く、嵩張らない‥‥。
‥‥防弾ヘルメット。‥‥これは唯一の防具だ。必要。
‥‥木刀。重く嵩張る割りに、相手にダメージを与えにくい‥‥‥‥。
‥‥‥‥通常支給品は一式持って居ればいい‥‥。水や食料品は嵩張る‥‥‥。
‥‥‥‥金は‥‥、チップだから嵩張らない。使うことは無いかもしれないが、何かに役立つかもしれない‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
有賀は、所持品の中から携帯していく品々を選び終えると、建物内に隠した。
‥‥‥そして、別荘を出たのである。
黒沢は、反射的に身を隠す。
なぜなら、有賀の装備はあまりにも物騒‥‥‥!!
頭には防弾ヘルメット。肩から提げたサブマシンガン。
‥‥‥そして、何よりも有賀自身から漂う物凄い殺気‥‥‥!!。
有賀は、周囲を伺う。
物陰に隠れた黒沢は息を殺す。
有賀は、黒沢達に気付かず、去っていってしまった‥‥‥!
‥‥‥‥どうやら、見つからなかったらしい‥‥‥。
‥‥‥黒沢は安堵した。
背中の美心は、まだ目を覚まさない‥‥‥。
いくら黒沢が屈強な男だとしても、意識を失った人間一人の重さは重く、時間が経つ毎にずっしりとのしかかってくる。
‥‥‥黒沢は少し迷った末に決断し、別荘の中へと入って行った。
黒沢は、寝室のベッドに美心を寝かせ、ひとまずホッとする。
美心は、まだ眠っている。
‥‥しかし、さっきの男は‥‥‥?
あの武装した姿から想像すると、おそらく他の参加者だろう。
見つからなかったのは幸運だ。
‥‥だが、何の目的でこの建物に‥‥‥?
黒沢は急に不安になり、部屋の中を見渡す。
まさかまだ、この建物の中に誰かいるのか‥‥‥?
そう思うと、いてもたってもいられない気分になる。
寝室に美心を寝かせておいて、黒沢は建物の中を探索に出た。
‥‥リビング‥‥キッチン‥‥バスルーム‥‥‥。
どの部屋にも、人の気配は無い。
黒沢は、とりあえず安心し、寝室に戻った。
見晴らしのよい窓からは、夕日に映える海と空が一望でき、黒沢をセンチメンタルな気分にさせる。
‥‥そして、茜色に映える美心の寝姿を見ているうちに、黒沢はだんだん妙な心持ちになってきた‥‥‥!
‥‥‥改めて見回せば、二人きり‥‥‥! 寝室に‥‥‥、妙齢の女性と!!
黒沢の胸は高鳴ってきた。鼻息も荒くなるのを抑えられない‥‥‥!!
「いかんいかんっ‥‥‥!!」
俺は、この女性を介抱するためにベッドに連れてきたんだ‥‥‥!
決して、いかがわしい下心が有った訳ではっ! ないっ‥‥!
黒沢は寝室の中をうろつきまわった。
その時、美心の口からあえぎ声が漏れた。
「‥‥ふぅっ、ぅーんんっっ‥‥‥」
それは、覚醒に向けての呼吸であった‥‥‥がっ!!
黒沢にとっては‥‥、まるで悩ましい女神の吐息っ!!
黒沢、焦る!!
‥‥何をやっているんだ俺はっ!!
意味も無く部屋の調度に当り散らすっ‥‥! ガシガシとっ!
その時‥‥!
たまたま手をかけた、ベッド脇のクローゼットの中から、何かが落ちてくる‥‥‥!
ドサドサドサッ‥‥‥!
それは、有賀が残していった大量の武器に支給品‥‥‥!!
黒沢、驚愕っ!!
思わず、手に取る‥‥‥。
たまたま掴んだのは、銃! グレネードランチャー!!
「‥‥‥うーんっ。
ここはどこ?」
背後で美心がつぶやく。
黒沢、ドキッとして、美心に駆け寄る。
「気が付いたかっ!」
起き上がった美心の手を、思わず握ってしまうっ‥‥!!
「‥‥きゃっ!」
小さく叫び声を上げて、美心は恥らう!
「‥‥‥いや~ん‥‥‥!!」
美心、困惑‥‥!
気が付けば、ベッドの上‥‥‥!!
‥‥‥黒沢と二人きり、手を取り合って‥‥‥!!
そして、目の前には息を荒げた黒沢の顔が間近に‥‥‥!!
「お、およしになってっ‥‥‥!
私は‥‥‥私にはっ‥‥‥!!」
カイジくんという、決まった男性がいるのよっ! と言いかけて、美心は口を閉ざした。
黒沢の手には、銃!!
‥‥‥美心ったら‥‥罪な女!
こんな中年男性まで魅了しちゃうなんて!
「きっと、私が思い通りにならなかったら、銃で脅して言うことをきかせるつもりだったのね‥‥!!」
「ち、違うっ!
俺は無実だっ‥‥‥!!
誓って何の悪意もありませんっ‥‥!」
こういうとき、言い訳をすればする程、誤解をされるのが黒沢である。
美心は考えを巡らせる。
銃で脅されたんじゃ、抵抗はできないわ‥‥‥。
でも、純潔は‥‥‥‥、純潔だけは守り通さなきゃ‥‥‥カイジくんのために!!
それには‥‥‥この場は、ちょっとしたお芝居が必要ね‥‥‥!!
「‥‥うん、わかった‥‥‥。
私も、黒沢さんのことは素敵だなって、
最初に会ったときから思ってたの‥‥‥」
あまりにも思いがけない発言に‥‥‥黒沢‥‥舞い上がる!!
‥‥うら若き女性からの‥‥告白っ!!
夢にまで見た‥‥‥妄想っ!!
「‥‥だから‥‥‥そういうことは‥‥‥、
もうちょっと、お互いを良く知ってから、ね‥‥‥。
それまで、オ・ア・ズ・ケだぞっ!!」
黒沢は顔を真っ赤にして、ぶんぶんぶんと頷く。
美心は心の中で、カイジに謝る。
‥‥‥カイジくんごめんね‥‥でも、美心の本心はカイジくん一筋だからねっ!
大丈夫。カイジくんは、きっとわかってくれる‥‥‥!
* * *
その頃、有賀は、拡声器の声を聞いていた。
金が欲しくば奪いに来い、と。
有賀は、金には興味は無かったが、声の主には興味を持った。
「‥‥‥そんなに‥‥‥殺して欲しいのかい‥‥‥‥?」
かなり遠くから聞こえた声のようだった。
きっと、この声に誘われてくる者は多いだろう。
そして、声の主である獲物は誰かに獲られる可能性もあるだろう。
だが、その時は、この声におびき寄せられた他の者を標的にすればいいだけのこと。
「‥‥‥殺してあげるよ‥‥‥。
君も‥‥‥、
あの子もその子も‥‥‥!!」
微笑んで、有賀は声のする方向へと向かって行った。
【D-5/別荘/夕方】
【有賀研二】
[状態]:健康
[道具]:果物ナイフ 不明支給品0~3 サブマシンガンウージー 防弾ヘルメット
支給品一式×1
[所持金]:6800万円
[思考]:人を殺したい
【黒沢】
[状態]:健康
[道具]:グレネードランチャー ゴム弾×8 木刀 不明支給品0~10 支給品一式×8
[所持金]:1000万円
[思考]: 美心の好意(?)にとまどう 闘う
【坂崎美心】
[状態]:健康
[道具]:不明支給品0~3 支給品一式
[所持金]:1000万円
[思考]:黒沢に惚れてる演技をする 人殺し恐い カイジ、父に会いたい
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