ソウル発殺人物語

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#amazon(4191536583,image) 1988年4月 トクマノベルス  [[トラベルライター瓜生慎シリーズ]]の新展開第1作であり、[[神保亜子シリーズ]]の第4作でもある。  「[[北海で殺そう]]」で物語に一区切りをつけ、“産休”として[[神保亜子]]に主役を譲っていた瓜生夫妻が、長男・[[竜>瓜生竜]]を伴ってトクマノベルスに復帰した作品。  2つのシリーズのレギュラーが顔を揃えており、引き継ぎにふさわしいクロスオーバー作品になっている。  韓国で取材旅行中の[[瓜生慎]]は、ソウルで義父・[[三ツ江通弘]]の会社が関係する殺人事件に巻き込まれ、その一方で[[瓜生真由子]]と1歳の長男・竜は、ライター復帰のための取材旅行に向かう途中、味子こと神保亜子や[[空閑三九郎]]と出会い、山口県でソウルの事件に関係している人物を追うことになる。  対馬海峡を隔てての二カ国を舞台にした国際犯罪に、竜をも交えた瓜生一家と、味子・三九郎コンビによる合同捜査が展開される。  トラベルミステリーとしても、ソウル、釜山、湯田温泉、下関と幅広く展開し、日本と韓国の近さが実感できる展開になっている。  なお、味子は本作を持ってトクマノベルスからは退場するが、後年朝日ソノラマから長編「緑青屋敷の惨劇」が出版されている。  味子と三九郎は[[本山]]プロデューサーの紹介で高級料亭「かね朋」を取材中、韓国のソウルに建設中のサンリバーホテルに派遣されていた板前・町田が変死したことを聞く。一方、韓国で取材旅行中の瓜生慎は、サンリバーホテル開業の指揮を執る義父・三ツ江通弘の頼みで、町田の変死事件に関わることになる。  その頃、真由子は佐貫編集長からの取材依頼を受け、竜を伴って山口県の湯田温泉に向かっていた。その車中で、味子&三九郎コンビと知り合った真由子は、ソウル事件や関係者が湯田温泉に集まっていることを知る。  真由子と味子は意気投合し、ここに合同捜査が始まった。

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