可能克郎が勤務する新聞社。本社は東京の東銀座にある。歴史は長く、「帝国新報」の名で戦前から活動していた。
「
仮題・中学殺人事件」で初登場して以来、辻ミステリワールドにおける多くの事件に関わっている。
男性層をターゲットにした大衆紙で、スキャンダルや性的な情報などを売り物にしている。
女性層からは敬遠される傾向もあり、一度カルチャークラブの経営に乗り出したものの、主婦層に嫌われたのが主因で生徒が集まらず撤退している。(
『殺人事件』殺人事件)
しかし、克郎や
山辺記者、
田丸編集局長(のちに取締役)などのレギュラーメンバーは、軽薄さを売り物にする一方で、新聞記者としての正義感や使命感も持ち合わせており、事件解決に貢献することも多い。また、警視庁捜査一課とのパイプも太い。
最終更新:2013年12月08日 01:54