かなりの高齢であるが元気な熟年女性で、薙刀の達人でもある。智佐子に武道を教えた他、警察に招かれて薙刀の指導を行ったこともあり、その縁で
大関(未)警部からも一目置かれている。
また行動力もあり、東京へ家出してきたときには、高齢にもかかわらず近所の喫茶店の仕事を見つけて働いていた。
智佐子を大変可愛がっている。そのため、智佐子のためとなると新婚家庭へもためらわず乗り込み、
克郎を婿殿と呼んで叱咤する。しかし、内心では克郎にも信頼を置き、孫を囲む
蟻巣常連の探偵達を好ましく思っている。
2013年「戯作・誕生殺人事件」の中で、すでに世を去っていることがほのめかされている。孫夫婦の幸福やひ孫たちの成長を見届けた上での、幸福な晩年であったと推測される。
最終更新:2013年09月23日 14:25