ソウル発殺人物語


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1988年4月
トクマノベルス

 トラベルライター瓜生慎シリーズの新展開第1作であり、神保亜子シリーズの第4作でもある。
 「北海で殺そう」で物語に一区切りをつけ、“産休”として神保亜子に主役を譲っていた瓜生夫妻が、長男・竜(未)を伴ってトクマノベルスに復帰した作品。
 2つのシリーズのレギュラーが顔を揃えており、引き継ぎにふさわしいクロスオーバー作品になっている。
 韓国で取材旅行中の瓜生慎は、ソウルで義父・三ツ江通弘の会社が関係する殺人事件に巻き込まれ、その一方で瓜生真由子と1歳の長男・竜は、ライター復帰のための取材旅行に向かう途中、味子こと神保亜子や空閑三九郎(未)と出会い、山口県でソウルの事件に関係している人物を追うことになる。
 対馬海峡を隔てての二カ国を舞台にした国際犯罪に、竜をも交えた瓜生一家と、味子・三九郎コンビによる合同捜査が展開される。
 トラベルミステリーとしても、ソウル、釜山、湯田温泉、下関と幅広く展開し、日本と韓国の近さが実感できる展開になっている。
 なお、味子は本作を持ってトクマノベルスからは退場するが、後年朝日ソノラマから長編「緑青屋敷の惨劇」が出版されている。

 味子と三九郎は本山(未)プロデューサーの紹介で高級料亭「かね朋」を取材中、韓国のソウルに建設中のサンリバーホテルに派遣されていた板前・町田が変死したことを聞く。一方、韓国で取材旅行中の瓜生慎は、サンリバーホテル開業の指揮を執る義父・三ツ江通弘の頼みで、町田の変死事件に関わることになる。
 その頃、真由子は佐貫編集長からの取材依頼を受け、竜を伴って山口県の湯田温泉に向かっていた。その車中で、味子&三九郎コンビと知り合った真由子は、ソウル事件や関係者が湯田温泉に集まっていることを知る。
 真由子と味子は意気投合し、ここに合同捜査が始まった。
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