辻真先ミステリワールド総合案内所(建設中)内検索 / 「三良旅行社」で検索した結果

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  • 可能智佐子
     旧姓は萱庭。  三良旅行社(未)のツアーコンダクターで、可能克郎の妻である。  「ブーゲンビリアは死の香り シンガポール3泊4日死体つき」でデビュー。  おっとりとした美女で、やや子どもっぽいところがあるが、高校時代は影の不良だったという前歴があり、修羅場では相手を威圧する迫力や危険に対する勘を見せる。また、祖母の萱庭カヤからは、合気道と薙刀を仕込まれており、いざというときは犯罪者との立ち回りをも辞さない度胸がある。カヤからは大変可愛がられており、それゆえにカヤが事件に介入してくることもある。  かつての恋人・井崎総三から別れ話を持ちかけられたとき、自分のプライドを保つために通りすがりの克郎に頼み込んで、新たな恋人の役を演じさせた。その直後、担当するツアーに克郎と井崎が偶然参加し、ツアーの中で起きた連続殺人で克郎に助けられたことから、克郎を本物の恋人として意識し始めた...
  • 克郎&智佐子シリーズ
    ...た克郎は、意外な形で三良旅行社(未)のツアーコンダクター萱庭智佐子と出会う。そして後日、智佐子の担当するツアーに克郎が参加し、その旅の中で殺人事件に巻き込まれたことから、二人の中は深まっていく。  本シリーズでは克郎と智佐子は探偵役を務めず、トラベルツアー殺人シリーズでは智佐子の上司・多々羅課長が事件の糸口を見つけ、以降の作品ではゲストキャラクターが犯人を推理するのが約束事になっている。  初期五作では、智佐子の担当するツアーで殺人事件が起こり、それに克郎も関与していくのが基本スタイルである。  また、この五作は作者が現地取材を一切せず、ガイドブック等の資料だけで描写するのがお約束で、その悪戦苦闘が作者と編集者との会話という形で挿入されている。  第六作から第八作までの三作は、新婚の克郎と智佐子が様々な事情から新居の確保に苦労し、引っ越す先々で殺人事件に巻き込まれ...
  • ソウル発殺人物語
    1988年4月 トクマノベルス  トラベルライター瓜生慎シリーズの新展開第1作であり、神保亜子シリーズの第4作でもある。  「北海で殺そう」で物語に一区切りをつけ、“産休”として神保亜子に主役を譲っていた瓜生夫妻が、長男・竜(未)を伴ってトクマノベルスに復帰した作品。  2つのシリーズのレギュラーが顔を揃えており、引き継ぎにふさわしいクロスオーバー作品になっている。  韓国で取材旅行中の瓜生慎は、ソウルで義父・三ツ江通弘の会社が関係する殺人事件に巻き込まれ、その一方で瓜生真由子と1歳の長男・竜は、ライター復帰のための取材旅行に向かう途中、味子こと神保亜子や空閑三九郎(未)と出会い、山口県でソウルの事件に関係している人物を追うことになる。  対馬海峡を隔てての二カ国を舞台にした国際犯罪に、竜をも交えた瓜生一家と、味子・三九郎コンビによる合同捜査が展開される。  トラベルミ...
  • 綾川くるみ
     ユーカリおばさんシリーズのレギュラー。  亀谷ユーカリの孫で、綾川さおり(未)の一人娘。  祖母の正義感と行動力を受け継いだ女子大生で、恋人の三津木進哉(未)と共に、ユーカリの助手として多くの事件に関わりながら全国を旅してきた。  ユーカリの探偵旅行が一区切りついた20世紀末頃に新哉と結婚し、三津木に改姓している。  2001年にユーカリが世を去ってからは、時間のあるときに「銀の鈴」を管理していた。その後、ユーカリの旧友である四条杉彦・小百合夫妻に「銀の鈴」の管理を委ねて退場した。
  • たかが殺人じゃないか  昭和24年の推理小説
    2020年5月 東京創元社 『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』に続き、若き日の那珂一兵が活躍するシリーズ。 昭和二四年、ミステリ作家志望の少年・風早勝利(通称 カツ丼)は、名古屋市内の新制高校三年生になり、初めての男女共学を経験する。 勝利を含む東名学園の推理小説研究会には映画研究会と合同で男女5名の仲間が集まっていた。彼らの間には、新たな時代への希望と困惑、ほのかな恋心、激動を生き抜くための厳しい現実など、さまざまな思いが交錯する。 そんな彼らは、顧問・別宮操の勧めで卒業旅行代わりの合宿に出かけるが、そこで彼らは奇っ怪な密室殺人事件に遭遇する。そして、さらに連続して起こる殺人事件に、少年達と那珂一兵が挑む。 戦後混乱期の激動の時代を背景にした青春ミステリー。 本書のタイトルには、作者が長年にわたってアニメ作品や推理小説などの中に込めてきた「人間の生命と個人の誇りに勝...
  • 瓜生慎
     文英社の雑誌「鉄路(未)」を中心に活動するトラベルライター。  長いアゴと、その先の生えそろわない髭がトレードマーク。  穏やかで臆病ながら正義感と反骨心は強く、事件を追う際はプロの殺し屋とも自然体で向き合う度胸を発揮する。  1979年に「死体が私をおいかける(未)」でデビュー。取材旅行中に女子大生・三ツ江真由子が関係する連続殺人事件に巻き込まれ、それが縁で真由子と恋人同士となった。その後、「殺人者が日本海を行く(未)」で真由子と結婚し、「北海で殺そう」で、長男・竜(未)が誕生する。大企業経営者である舅・三ツ江通弘には、真由子と仲を何度も妨害された。真由子との結婚後も、価値観の相違から通弘と対立するが、竜の誕生後は関係が好転している。しかし、三ツ江グループの保護下に入ることは断固として拒み、筆一本で妻子と共に生活してきた。  取材中に事件に巻き込まれることが多く、ト...
  • ブーゲンビリアは死の香り シンガポール3泊4日死体つき
    1984年6月 新潮文庫  克郎&智佐子シリーズの第1作。多くの作品でワトスン役をつとめてきた可能克郎が、萱庭智佐子というパートナーを得て、主役に昇格した作品。  克郎と、ツアーコンダクター智佐子との奇妙な出会いから物語は始まり、その克郎が智佐子の引率するシンガポールツアーに参加して、連続殺人事件に巻き込まれていく。  物語の主軸は、初めての担当ツアーで連続殺人事件に見舞われる智佐子と、彼女への思いを募らせながら事件に巻き込まれていく克郎との恋愛模様である。失恋直後で、しかも元恋人がフィアンセとツアーに参加しているという状況の中、明るく元気に事件に立ち向かう智佐子の姿は好感が持てるものであり、その智佐子を陰ながら助けようとする克郎の姿も読者の共感を誘う。  また、トラベルミステリーとして、舞台であるシンガポールについての蘊蓄が豊富に盛り込まれており、主軸である数々の事...
  • トラベルライター瓜生慎シリーズ
    概要  辻ミステリの中で、最長・最多のシリーズ。  今世紀に入り、他のレギュラーシリーズが完結したり中断したりする中、2011年まで新作がコンスタントに出版され続け、完結した。  1979年に「死体が私を追いかける(未)」で初登場したトラベルライター瓜生慎は、家出中の女子大生三ツ江真由子と出会ったことから事件に巻き込まれ、それが縁で真由子と結ばれる。  その後も、職業柄日本各地へ旅することが多い慎は、行く先々で事件に巻き込まれる。しかし、本人の意思とは裏腹に推理力に恵まれた慎は、真由子のサポートを受けながら探偵役を務めていく。  やがて、「殺人者が日本海を行く(未)」で二人は正式に結婚し、子どもの誕生が間近になった「北海で殺そう」をもってシリーズはひとまず完結する。  二人は産休を取るという名目で、徳間ノベルスにおける辻ミステリの主役は神保亜子に譲った。その後二人は、「ソ...
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    Total - (from 2009/10/14) 今日 - 昨日 - はじめに 本ページのお約束 シリーズリスト 辻ワールドの主な名所 辻真先作品購入ガイド ネタバレコラム 新刊情報『たかが殺人じゃないか  昭和24年の推理小説』(東京創元社 2020/5/29) 最新長編小説。 昭和二四年、ミステリ作家を目指しているカツ丼こと風早勝利は、名古屋市内の新制高校三年生になり、初めての男女共学を経験する。勝利を含む推理小説研究会と映画研究会の男女5名の仲間は、顧問の勧めで卒業旅行代わりの合宿に出かけるが、そこで彼らは奇っ怪な密室殺人事件に遭遇する。さらに連続して起こる殺人事件に、少年達と那珂一兵が挑む。 戦後混乱期の激動の時代を背景にした青春ミステリー。 【祝!ミステリランキング3冠! 】 第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』国...
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