364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:13:02.06 ID:eYUUg+WO0
第四部 自立と別れ編
塔矢ゲイ人が六冠まで登り詰め、塔矢アキラが精子を45mも飛ばしてホモ界を騒がせていた頃。
ヒカルたち院生は、プロ試験に向けてこの夏休みを利用して日々精進していた。
ヒカルは和谷や伊角さんと一緒に特訓するだけでなく、毎日阿部さんとも戦っている。
ヒカルは確実に成長していた。
ヒカル 「おーい、和谷!伊角さん!!」
和谷 「おせーぞ、遅漏」
ヒカル 「なんだよ、早漏よか良いだろ」
伊角 「さ、行くか」
ヒカルと和谷は伊角さんのあとを追う。
そして阿部さんは、その三人のケツを視姦していた。
366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:16:22.69 ID:eYUUg+WO0
ヒカル 「今日はどこへ行くの?」
伊角 「よくわからないがレベルの高いとこらしい。篠田師範推薦のお店だ」
和谷 「へー、そりゃ凄そうだな」
しばらく歩いていると、それらしき店が見えてきた。
看板はハングル文字で書かれていて、読むことはできない。
阿部さん 「ほぅ、コリアンセックスができるのか……」
ヒカル 「おれ、飲み物買ってくるよ」
和谷 「じゃあ俺のもよろしく。カルピスな」
伊角 「俺もカルピス」
阿部さん 「俺のカルピス」
368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:20:39.27 ID:eYUUg+WO0
自動ドアをくぐり、ヒカルはコンビニの中に入る。
適当なドリンク(カルピス三本)をとり、一本は飲み干して中に精液を入れておいた。
恐らく誰かをはめるのだろう。
そして、レジへ向かう途中――
ヒカル 「いてっ!」
赤い帽子を被った少年と肩をぶつけた。
相手は謝ることもなく、素通りしていく。
ヒカル 「おい!!」
ヒカルが怒鳴っても、少年は反応しない。
さすがのヒカルも切れて――少年めがけて精液を発射した。
371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:24:16.36 ID:eYUUg+WO0
スヨン 「××××!!」
見事命中したそれに気づき、少年は怒鳴りながらこちらを向いた。
ちんこ丸出しで立ち尽くしているヒカル以外に、もちろん容疑者などいない。
ヒカル (今の日本語じゃなかったな)
阿部さん 「ホモ語は万国共通語だぜ、話しかけてみろよ」
ヒカル 「おい、お前!!」
ヒカルが少年のもとに駆け寄る。
そして金玉を一掴み、触っていてわかったが少年の金玉の耕地面積は4ヘクタールはあるようだった。
ホン 「?」
ヒカル 「や ら な い か」
ホン 「アッー!」
375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:28:42.23 ID:eYUUg+WO0
阿部さん 「な? 通じただろ」
ヒカル 「でもそのあとは全く会話成立しなかったじゃないか」
阿部さん 「まあいいさ。ほら、二人が待ってるぞ」
ヒカル 「あ、そうだった」
ヒカルは二人のもとへ駆け寄り、遅くなったことを詫びる。
そして普通のカルピスを二人に渡すと、ヒカルは残りの一本を飲み干した。
そして三人は例の店へと入っていった。
379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:33:30.32 ID:eYUUg+WO0
店主 「いらっしゃい」
三人が店内に入った直後、もう一人入店してきた。
そしてそれは――
ヒカル 「あ――お前」
スヨン 「アッー×××!」
さきほどの少年だった。
さきほどまで赤い帽子を被っていたのに、なぜか色が白くなっているのはご愛嬌。
385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:40:42.35 ID:eYUUg+WO0
店主 「スヨンがどうかしたんですか?」
ヒカル 「いや、ちょっと――」
店主 「まあ、いいよ。それより君たちスヨンに相手してもらえば? 彼は韓国でプロを目指しているんだよ」
その瞬間、三人の体は浮き上がった。
思わぬ異文化ホモ交流に、三人のイチモツも渡米する勢いである。
387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:47:02.83 ID:eYUUg+WO0
伊角 「本当ですか!? 僕たちも日本でプロを目指しているんです!!」
店主 「本当かい!?」
韓国人A 「へぇ、そりゃいい。スヨン君、相手してあげたら?」
スヨン 「この人たち、なに?」
韓国人A 「日本のアマホモだってさ」
伊角も和谷も自分が試合をしたいに決まっている。
しかし、相手に指名されたのはヒカルだった。
391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:54:10.70 ID:eYUUg+WO0
スヨン 「××××」
ヒカル 「え、なに?」
韓国人 「さっきはよくもやってくれたな。本気出してお前のこと潰す。と言っている」
ヒカル 「やってもらおうじゃねーか」
こうして、国境を越えたホモ達の交流が実現した。
14歳と12歳の対決。店内中の客が集まってくるのも無理はない。
394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 11:59:31.50 ID:eYUUg+WO0
ヒカル 「勝負の方法はホームラン競争でいいか?」
スヨン 「××××」
韓国人A 「シンプルでいいな。と言っている」
ヒカル 「ルールは国際試合ルール。キムチの使用は禁止だ」
スヨン 「××××!」
韓国人A 「キムチなどなくても勝てる。もし自分が負けたら、お前の名前を覚えてやる。と言っている」
ヒカル 「……覚えてもらおうじゃねーか」
スヨン 「××××」
韓国人A 「俺の弱点は、肩のうしろの2本のゴボウのまんなかのスネ毛の下のロココ調の右。と言っている」
スヨン 「ええ加減にせえよ、おっさん」
398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:04:50.80 ID:eYUUg+WO0
先行はスヨン。後攻はヒカル。
三回勝負で、最も長い距離を出したほうが勝ちだ。
スヨンは見た目まだまだガキだが、そのペニスはもはやバハムート・ペニスと呼ばざるをえなかった。
そしてそのバハムートが、バハムート・改へと進化を遂げたとき、彼の猛攻が始まる。
スヨン 「ボクノコウゲキニダ」
そう言うと、スヨンは被っていた帽子を取り、チンコに被せる。
そしてチンコを支点に、帽子を回し始めた。
ヒカル (帽子が白くなってたのはこういうわけだったのか……)
401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:10:20.34 ID:eYUUg+WO0
帽子を回すことによって、亀頭が激しく刺激される。
そのいじらしさ、精液はたまりにたまることだろう。
しかし、一体どうやって飛ばすと言うのだろうか。ヒカルが疑問に思ったそのとき――
スヨン 「ハムニダァァァアァァァァァァー!!」
スヨンがイった。そして精液は――帽子を吹き飛ばす勢いで射精。いや、この際噴射と言ったほうが正しいだろう。
スヨンが放った水竜・バオウザケルガは帽子を被ったまま、加速しつつ飛んでいく。
そしてやっとスヨンの精液が地に落ちた。
その記録は――
伊角 「ペロッ、これは……33m」
406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:17:40.55 ID:eYUUg+WO0
途端、店内に轟音が響き渡った。
韓国サポーターがその記録に歓喜したのだ。
韓国人A 「さすがスヨン君、プロ並の飛ばしっぷりだ」
ヒカル (すげえ……でもこいつには負けたくねぇ!)
阿部さん 「ヒカル、あの激しい特訓の日々を思い出すんだ」
ヒカル 「ああ!」
ヒカルはズボンに手をかける。
そして叫んだ。
407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:22:29.27 ID:eYUUg+WO0
ヒカル 「リボーン!」
そこから現れたのは――すでに怒り状態のマラ。
その強度はまるで岩石のようだ。
和谷 「すげぇ、イワークみたい……いや、ハガネール……なにぃ! まだまだ硬くなっていくぞ!?」
イワーク、ハガネールと進化したそれは、ついに最終形態になった。
怒りで白くなった太い陰毛、そして真ん中に聳え立つ白い巨塔。それらはまるで最終形態のセフィロスであった。
ヒカル 「……」
ヒカルが阿部さん仕込みの、しごきを始める。
左手は添えるだけ、右手は限りなく真っすぐに上下させる。
そうすることによって――精子は爆発する。
412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:27:49.63 ID:eYUUg+WO0
伊角 (音が――重い!!)
スヨンの射精音が乾いた音なら、ヒカルのは重く響く射精音だ。
そこにいる誰もが共鳴振動によって振るえ、バイブさながらの感触にみなイッてしまい、男たちの精液の噴水が次々と発射される。
そう、スヨンのオナニーはまさにオナニー。自分のためにする行為。
しかし、成長したヒカルは――周囲の人間も一緒にイかせてしまう。言うならば、パブリックオナニーと言ったところだろうか。
記録は――さきほどのスヨンの記録を悠々と上回った。
そしてその瞬間、そこにいるほとんどの人が感じた。
418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:35:49.24 ID:eYUUg+WO0
こいつには――勝てない。
スヨンも伊角も和谷も、ヒカルのテポドン発射で心が挫けてしまった。
いや、むしろ涙を流すほどの恐怖を感じていた。
しかし、この中で一人だけ笑っているやつがいた。
そいつの名は……阿部高和。
阿部さん 「ヒカルはここにいる誰よりも上にいっている」
ヒカル 「阿部さんに言われると照れるなぁ」
阿部さん 「しかし、しかしだ。まだ俺を超えてはいない」
ヒカル 「……すぐ超えてみせるよ」
阿部さん 「楽しみにしてる」
420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:40:51.96 ID:eYUUg+WO0
そしてヒカルが顔をあげる。
そこには顔中に精子を撒き散らせた男たちが、盛大な拍手をヒカルに送ってきていた。
認めたのだ。ヒカルの実力を。あの通訳でさえ拍手をし、スヨンでさえあと二回のチャンスを捨てた。
スヨン 「…… YOUR NAME」
ヒカル 「俺は――進藤ヒカル」
スヨン 「進藤ヒカル……」
その日、日本と韓国のホモは確かに熱いアナルとマラでつながっていた。
そう、今まで仲たがいしてきた彼らの溝を埋めたのは、他でもないホモと精子だった。
424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:46:14.39 ID:eYUUg+WO0
月日は流れる。
プロ試験はあっという間に終了し、ヒカルは見事トップで合格を果たした。そして果てた。
他には和谷と越智が合格。和谷は「元気系」越智は「遊戯王系」で売り出すらしい。
ヒカル 「なあ、阿部さん」
阿部さん 「なんだ、ヒカル」
ヒカル 「塔矢ゲイ人にさ、招かれたんだよ。研究会に参加しないかって」
阿部さん 「ほぅ、それは行くべきだな」
ヒカル 「断っておいた」
阿部さん 「掘るぞこのやろー」
427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:52:11.33 ID:eYUUg+WO0
ヒカル 「違うよ、阿部さん」
ヒカルがニッコリと笑う。それは世の女性をみなイかせることができる笑顔だ。
当然阿部さんはそれで一発抜き、話の続きを聞くことにした。
阿部さん 「どうゆうことだ?」
ヒカル 「言ったんだよ。研究会としては行きません。あなたを倒しにいきます――てね」
阿部さん 「……」
ヒカル 「阿部さん、本当は塔矢ゲイ人と勝負したいんだろ? だから阿部さん、戦ってよ」
阿部さん 「嬉しいことしてくれるじゃないの……」
431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 12:58:28.67 ID:eYUUg+WO0
阿部さんの声が細くなっていく。
顔を覆い、肩を揺らして。そんな阿部さんを見るのは初めてだった。
目から出ていたのは涙じゃなくて、精子だったが。
ヒカル 「それじゃあ決戦は明日の晩だよ。おやすみ」
阿部さん 「おやすみ」
ヒカルが電気を消すと同時に眠りに落ちた。
そうとう疲れていたんだろう、阿部さんは微笑みながら顔謝する。
436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:05:09.00 ID:eYUUg+WO0
阿部さん 「ありがとうな、ヒカル」
阿部さん 「それにしても……」
明日、果たして勝てるだろうか。
ヒカルと出会ってからというもの、全くといっていいほど自分は成長してないように思う。
いや、違う。阿部さんは現代流のオナニーを学んだ。ホモセックスを学んだ。
そこに近代流、阿部流、そして最高峰の技術が交われば――阿部さんが勝つのは当然の道理だ。
阿部さん 「それを果たしたとき、俺はどうなるか……」
なんとなくわかる。自分の運命を。
もうすぐヒカルと別れなければいけないということを。
それなら最後にヒカルに示そう。人類最強の、ホモセックスを。
437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:11:30.91 ID:eYUUg+WO0
当日は雨だった。
天パの最大の敵、湿気。その被害を最大に受けるのは恐らくチン毛だろう。
この日は、朝からヒカルと阿部さんはトレーニングを開始していた。
ヒカル 「勝つ自信は?」
阿部さん 「ある」
そんな途切れ途切れの会話ばかり。
阿部さんもやはり緊張するみたいで、人の子であることが痛感させられる。
439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:16:00.82 ID:eYUUg+WO0
夜になって塔矢家を尋ねた。
もちろん手土産は「淫乱ティディベア」
しかし、もう既に持っていたみたいなのでヒカルは自分のものにすることにした。
アキラ 「君が父さんと勝負か……やめておいたほうがいい。父さんは君に負けたら引退するとまで言っている。」
ヒカル 「本気のゲイ人か。でも……俺じゃないよ。勝負するのは、もう一人の俺さ」
アキラ 「なにを訳のわからないことを。自分の息子に、もう一人の自分を投影させているだけじゃないのか?」
ヒカル 「はは、塔矢は面白いな。残念ながらこの息子は、今日だけは俺の息子じゃなくなるんだ」
アキラ 「……。とりあえずあがれ。あ、傘入れはこれ、精子入れはこれだ」
443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:18:51.90 ID:eYUUg+WO0
そういや昼飯繰ってなかった
ちょっと急ぎで食ってくる
446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:29:43.73 ID:eYUUg+WO0
ごめん
続きいくよー
447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:30:52.30 ID:eYUUg+WO0
丁寧に案内してくれるアキラ。
恐らく、ヒカルに畏怖の念を抱いているのだろう。
ライオンの前では、うさぎは怯えるものだ。
阿部さんはお礼に、傘入れにも精子を流し込んでおいた。
「ユーゲイの間」
そう名づけられた部屋に、塔矢ゲイ人は身を構えていた。
部屋に用意されているのは、この日のために買っておいた高級羽毛布団とローション。
舞台は、全て整っていた。
449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:41:44.89 ID:eYUUg+WO0
ヒカル 「失礼します」
ゲイ人 「入りたまえ」
持ってきた「淫乱ティディベア」を挟んで向かい合う、ヒカルとゲイ人。
いや、もはやヒカルはヒカルではない。もう完全憑依した阿部さんそのもの。
睨み合う、いや見つめあう二人。その瞳は、互いに相手のマラを物欲しげに捉えている。
ここに、時を越えた最強の戦いが始まった。
453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:44:55.26 ID:eYUUg+WO0
凛とした空気が張り詰める「ユーゲイの間」
先行は塔矢ゲイ人であった。
ヒカル (引退もなにもかもどうでもいい! 俺は塔矢ゲイ人と阿部さんの一局を見られるんだ。ここで!)
ゲイ人が露わになった阿部さんのマラを見る。
そして一言。
ゲイ人 「これが阿部さんか。たしかに、相手にとって不足なし!」
456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:50:38.28 ID:eYUUg+WO0
序盤はゆっくりと進んでいった。
お互いけん制しあっていて、我慢汁さえ出さない。
ゲイ人 (私が勝ったそのあかつきには、掘らせてもらうぞ)
そのとき、阿部さんが仕掛けてきた。
得意技の「残像高速穴出し入れ」をゲイ人に仕掛けた。
ゲイ人はされるがままに、体中の全ての穴を開ききっている。
ヒカル (ゲイ人……?)
ゲイ人 (相手の思惑は見てとれる。ならば……)
457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:54:33.55 ID:eYUUg+WO0
信じられないことに、阿部さんの猛攻が徐々にスピードを落としていく。
そしてとうとう止まった。なにが起こっている――阿部さんは悶えていた。
ゲイ人 「お望みどおりの展開だったはずだ。だが乳首からジワジワと攻めることで、気がつけば形勢は私に悪くないものになっていく」
ゲイ人 「これが私のテクだ。ゲイ人、塔矢ゲイ人の」
阿部さん 「うっ、……くそっ」
ヒカルは信じられなかった。今、目の前で起こっていることが。
阿部さんが負けている。あの最強の阿部さんが。
ゲイ人はすかさず、阿部さんのイチモツを咥える。AV女優顔負けの上目遣いだ。
462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 13:59:03.54 ID:eYUUg+WO0
ヒカル (先にイったほうが負け――単純なルールだ)
ただ見ていることしかできない。それが歯がゆくて、しかし心地よくて。
だが体はヒカルだ。ヒカルが気を抜いたら、不本意な射精をしてしまうかもしれない。
だからこそ――
ヒカル (俺も一緒に戦うよ! 阿部さん!)
そう思えるのであった。
464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:03:32.67 ID:eYUUg+WO0
アキラは襖から様子を覗いていた。
当然、そこに待ち受けていたのは優勢の父。もうアナルに挿入しようかという場面だった。
しかし、父はそこでマラを止めた。
アキラ (何故だ、父さん――)
父は相手の乳首を再び攻め始めている。
辛い勝負方法だ。アキラの知っている父の攻め方ではなかった。
阿部さん (くそ、罠にかかってくれなかったか)
阿部さんはアナルに挿入されたら、逆に相手のマラをしごいてイかせるという特技をもっていた。
しかし、この男は直感で気づいた。仕掛けられたトラップに。
466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:09:44.88 ID:eYUUg+WO0
阿部さん (これは本当に危ないかもわからんね……ん?)
そのとき、阿部さんは気づいた。
さきほどからゲイ人が、首筋をガードしていることに。
阿部さん 「これはもしかしたら――」
阿部さんは迷わず、首筋にキスの嵐を浴びせた。
ゲイ人 「うっ、あっ、やめ、やめっろ――」
ビンゴ。ゲイ人の弱点を見つけた。
これで形勢は――
アキラ 「互角……。いや、わずかに父が悪い」
逆転した。
469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:14:19.37 ID:eYUUg+WO0
そこからはイジメだった。
阿部さんが得意の「残像高速穴出し入れ」を応用して、首筋にもマラを浴びせる。
ゲイ人は喘ぎっぱなしで、抵抗もできない。
阿部さん 「ひょおおおおおおおおおおおおおおお!」
ゲイ人 「んあっ! はうんっ! やめ、やめうぅ!」
阿部さん 「秘儀‘阿部流螺旋丸‘」
阿部さんはそう言うと、ゲイ人のビンビンのマラに両手をあてがった。
そして、螺旋を描くようにどんどんマラをかき混ぜていく。中の精液を貯める様に、じわじわいかせるように。
そして――機は熟した。
472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:20:34.06 ID:eYUUg+WO0
阿部さんは自分のアナルを突き出すと、ゲイ人のマラにあてがう。
もうそのマラは我慢汁が出ていて、もう辛抱たまらん!と自己主張していた。
そしてとうとう発動――「阿部式アナホール」
阿部さんのアナルで、名人のイチモツをしごいていく。
その動きは速い。一秒に36往復という地獄技だ。
そしてゲイ人は――イッた。
475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:26:20.97 ID:eYUUg+WO0
ゲイ人 「あっ、あっ、あっ、らめえええええええ!」
阿部さんの猛攻によって、限界まで溜められていた精子が流れ出て、破壊活動を始めた。
まるで溶岩のようにあらゆるものを飲み込み、妊娠させる。テレビや障子でさえも。
阿部さん 「行くぞ、勝負は終わった」
ヒカル 「でも、ゲイ人は……」
阿部さん 「放っておけ。アキラが助けるか、自分自身の精子で妊娠するか、だ」
ヒカルと阿部さんはその場をあとにした。
最後に見たのは、父を助けにきたアキラの姿だった。
477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:30:14.44 ID:eYUUg+WO0
アキラ 「父さん……」
アキラは憔悴しきった父を見て、悲しそうな表情を浮かべる。
精子の出しすぎで、父の体は急速に痩せていった。しかたがない、父の体の70%は精子で出来ている。
もしこれで父が死んだら、大量失精子死か。すごく言いにくい。
ゲイ人 「アキラか……」
アキラ 「父さん!!」
ゲイ人 「すまない、アキラ。負けてしまったよ」
480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:35:20.10 ID:eYUUg+WO0
アキラ 「父さん、父さんはずっと僕の憧れでした。今までも、そしてこれからも」
ゲイ人 「そうか。私はお前という息子を持って誇りに思う」
アキラ 「父さん……」
ゲイ人 「アキラ……」
二人の体はすでに精子に埋まっていて、顔だけが出ている状態だ。
そしてとうとうその呼吸器官さえ、精子にふさがれていく。最後に……二人は同時に叫んだ。
アキラ・ゲイ人 「アッー!!」
483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:40:12.29 ID:eYUUg+WO0
戦いは終わった。人類最強のホモを決めるという戦いが。
阿部さんは勝利したのだ。正真正銘、オナニーマスターになったのだ。
阿部さんは満足していた。
勝利したことに、ヒカルに最高の試合を見せれたことに。
満足していた――
ヒカル 「ねぇ阿部さん」
阿部さん 「なんだ?」
486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:43:23.48 ID:eYUUg+WO0
ヒカル 「もしさ、阿部さんが首筋を狙ってるときに、ゲイ人が‘エロニーニョ現象‘を使っていたらどうなってた?」
阿部さん 「……。……!!」
阿部さんは驚愕した。驚きすぎて、かけつけ精子三杯、という謎の造語を作ってしまうほどだった。
もしあのときヒカルの言うとおりの展開になっていたら――阿部さんは負けていただろう。
阿部さん (今わかった。ホモ神はこの試合をヒカルに見せるために、俺に新たな人生を与えたのだ)
489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:48:04.54 ID:eYUUg+WO0
ヒカル 「阿部さん?」
阿部さん (そうなると、俺の役割ももう終わりか……)
阿部さん (俺がヒカルのために存在し、そしてヒカルもまた他のホモのために存在する)
阿部さん (そのホモもまた、他のホモのために。そうやって年月は積み重ねられ……)
阿部さん (ホモの神になるための長い道のり、俺の役目は終わった)
492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:53:24.93 ID:eYUUg+WO0
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494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:56:00.42 ID:eYUUg+WO0
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498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 14:58:33.64 ID:eYUUg+WO0
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| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! 俺の声は届いているか?
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i ! ヒカル――
501 名前:>>500俺も笑いながら投下してるよ[] 投稿日:2007/12/08(土) 15:02:02.42 ID:eYUUg+WO0
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! ホモセックス、気持ちよか――
506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 15:06:03.55 ID:eYUUg+WO0
511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 15:09:02.88 ID:eYUUg+WO0
ヒカル 「阿部さん? あれ、阿部さん??」
ヒカルは辺りを見回す。しかし、それらしき良い男はいない。
突如消えてなくなってしまった阿部さん。
さよなら、さえ言わずに。
それからのヒカルはひたすら阿部さん探しの日々だった。
色んなホモをあたった。あらゆる公園のベンチを探した。道下という人にもあった。
しかし、しかし阿部さんだけは――見つからなかった。
515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/12/08(土) 15:12:29.82 ID:eYUUg+WO0
ヒカルはある日、夢を見た。
阿部さんが出てくる夢。ダブルベッドの中で阿部さんと一緒に寝てる夢。
――阿部さん、やっと会えたね
――ずっと探したのに、いないから。びっくりしたよ
――じゃあ一緒に帰ろ……。なんで首を横に振るの?こーゆーとき、阿部さんは間違いなくちんこを振っていたじゃないか
――なあ、昔思ったんだよ。俺の人生精子に弄ばれてるなって
――精子から生まれて。精子に陥れられて、精子で友達作って。精子で国境を越えた友情を作って
――そして……阿部さんと出会えた
完
最終更新:2007年12月09日 01:51