電気審判機

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その名の通り、電気で作動し、審判をしてくれる機械。 ただし、[[攻撃権]]の判定まで行ってくれる訳ではなく、あくまでトゥシェが有効であるか否かを判断するものである。 この機械の管轄は 1 トゥシェが行われているか、否か(十分な力で、かつ、一定時間[[ポイント]]が押されている事がトゥシェの条件)。 2 有効面を突いたか、否か。 3 一方が突いた後、もう一方のトゥシェが許容される時間内に行われたか、否か。 を判断する事なのである。 [[フェンシング]]の試合中にピーピー鳴っているのは、この機械である。 トゥシェが行われると電子音と共に、ランプが点灯する。有効面ならば色付きのランプ。そうでなければ黄色、または白のランプが点灯する([[フルーレ]]、[[サーブル]]の場合。[[エペ]]は常に色ランプが点く)。ちなみに行った側のランプが点灯する(かつては突かれた側のランプが点灯していた)。 得点が成立する第一条件はランプを点灯させる事であるので選手も審判もこの音には敏感になる。 ランプが点灯すると、一旦競技は中断され、折に触れて得点が判定される。[[攻撃権]]が加味されるのはこの時である。 始めて競技を見た人はランプが点いたにもかかわらず得点が入らないと、不思議に思うが、これは[[攻撃権]]が関わっている。 [[フェンシング]]の中継が少なく、分かりにくいと言われる理由はここにあるのかもしれない。 少し前(ちょうど編集者が[[フェンシング]]を始めた時)にルールが改定され、トゥシェの判定が厳しくなった。より長く、かつ正確に[[ポイント]]を押さなければ認められなくなり、かつて圧倒的な威力を誇った[[振り込み]]の敷居が高くなった。代わりに[[ルミーズ]]、[[コントルアタック]]の地位が向上し、より立ち回りが重要になった。 その他には3に挙げた、許容時間が短くなった事もあり、これもその風潮に拍車を掛けている。 この機械がなければ試合は出来ない。
その名の通り、電気で作動し、審判をしてくれる機械。 ただし、[[攻撃権]]の判定まで行ってくれる訳ではなく、あくまでトゥシェが有効であるか否かを判断するものである。 この機械の管轄は 1 トゥシェが行われているか、否か(十分な力で、かつ、一定時間[[ポイント]]が押されている事がトゥシェの条件)。 2 有効面を突いたか、否か。 3 一方が突いた後、もう一方のトゥシェが許容される時間内に行われたか、否か。 を判断する事なのである。 [[フェンシング]]の試合中にピーピー鳴っているのは、この機械である。 トゥシェが行われると電子音と共に、ランプが点灯する。有効面ならば色付きのランプ。そうでなければ黄色、または白のランプが点灯する([[フルーレ]]、[[サーブル]]の場合。[[エペ]]は常に色ランプが点く)。ちなみに行った側のランプが点灯する(かつては突かれた側のランプが点灯していた)。 得点が成立する第一条件はランプを点灯させる事であるので選手も審判もこの音には敏感になる。 ランプが点灯すると、一旦競技は中断され、折に触れて得点が判定される。[[攻撃権]]が加味されるのはこの時である。 始めて競技を見た人はランプが点いたにもかかわらず得点が入らないと、不思議に思うが、これは[[攻撃権]]が関わっている。 [[フェンシング]]の中継が少なく、分かりにくいと言われる理由はここにあるのかもしれない。 少し前(ちょうど編集者が[[フェンシング]]を始めた時)にルールが改定され、トゥシェの判定が厳しくなった。より長く、かつ正確に[[ポイント]]を押さなければ認められなくなり、かつて圧倒的な威力を誇った[[振り込み]]の敷居が高くなった。代わりにルミーズ、[[コントルアタック]]の地位が向上し、より立ち回りが重要になった。 その他には3に挙げた、許容時間が短くなった事もあり、これもその風潮に拍車を掛けている。 この機械がなければ試合は出来ない。

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