ピスト

道具というよりは競技場の事。
剣道が正方形の競技場で行われるのに対し、フェンシングはかなり細長い長方形の内で行われる。

これは前後の動作が重要である事を暗に示しており、この動きによって攻撃権を奪い合うのである。

横の辺から出てしまうと、1メートルの後退を命じられる。追い詰められて後ろの辺から出ると相手に1点与える事になる。

また、このピストにはアースが組み込まれており、普段は床を突くと試合が中断してしまうが、ピストはいくら突いても電気審判機は反応せずに試合を続ける事が出来る。水を差されずに済むという訳である。

大会で選手の呼び出しをする際も「第〇ピストに行け」という言い方をする。
最終更新:2009年12月18日 02:22