剣。ブレードとも。これが無いと試合は出来ない。心の剣を抜かない限り。

そもそもフェンシングで用いられるフルーレ剣のモデルはレイピアである。レイピアはフランスで儀式用として使用されていた剣で語源は「エペ・ラピエール」。エペは剣、ラピエールは細身の長剣という意味である。その後スペインに渡り「エスパダ・ロペラ」と呼ばれる様になった。そこで戦闘用として精錬され、そしてフランスに帰ってくる。

実際に切れる訳ではない。だが、いつぞやの部活動紹介で大根切ってたな……。
刀身の種類は三種類である。それぞれ競技に対応しており、フルーレ剣、エペ剣、サーブル剣がある。

剣と言ってもよくファンタジーで見る刃がある訳でもなく金属の棒で、ドラクエだとものほしざおよりチョイ強いぐらいの威力だと思われる。
切るのではなく突いて点を取るスポーツであるので剣先にポイントと呼ばれるボタンがある(サーブルは異なる)。

紳士のスポーツであるフェンシングが無粋に切る訳がない(フルーレ人の発言)。フルーレの語源は華。それにフルーレは時に「美の応酬」とまで言われるのだ。
我々の試合を見られると……。

関係ない話は置いておいて、剣の詳しいスペックはウィキペディアを見て頂きたい。

結構値が張る。だから、折れるとかなりへこむ。突き方が雑だと意外に早く死に目に会ったりする。ツッコミが雑なのは大丈夫なので安心。そして値が張る。大切な事なので二回言いました。
最終更新:2009年12月11日 00:39