ガンダム


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機動戦士ガンダムの事。

ニュータイプでも矢張り実動がなければならない。
理念のみではまかり通らない事をシャアはアムロに対して示すために急進的な方法を取るが、アムロは、その理念が後々は実動のシステムにのまれていく事を指摘し、シャアの行動をインテリの世直しと揶揄する。
純粋すぎる故に過激な手段に訴えかけざるを得ないシャアは、自分より強い力を持ちながら組織の傀儡となるアムロを認められない。

この様に、話すと長くなるが、要するに言いたいのは宇宙要塞「ア・バオア・クー」でのアムロとシャアの白兵戦にフェンシングが用いられたという事である。

試合内容は実に高度である。

シャアの先制攻撃を先ずアムロがダッキングでかわし(しかしこの時アムロは剣を持っておらず正式にフェンシングを行っていたかどうかは検討の余地がある。)、次に剣を入手し、体を入れ替えたアムロがシャアの突進を見越してコントルアタック。しかし、シャアがカルトでパラードをし、コントルタン。そしてフレッシュする。
しかし、フェンシングでは交差後の一撃は有効であるので、アムロは走り抜けたシャアに対してリポストを行う。
だが、更にそれをシャアがコントルシクストでパラードし、リポスト。それをアムロがコントルリポストする。それをもシャアがリポストし、アムロがパラードしたところで、一旦主審であるセイラさんがアルトをかける(交差後の一撃を終えたためであり当然かけるタイミングである)。

「やめなさい、アムロ! やめなさい、兄さん! 二人が戦う事なんてないのよ!」

仕切り直しの、プレイ・アレと同時にシャアがフレッシュを飛び、ワンテンポ遅れてアムロが剣を出す(この時、攻撃権は先手を取ったシャアにあり、アムロが攻撃を成立させるにはパラードを行う必要があった)。
しかし、アムロのの接触は甘く、シャアのアタックが成立する。しかし、腕を突いてしまい得点には至らなかった。それどころかシャアはアムロに激突してしまい、警告でアムロに得点が入るのである。

結果は警告の一点でアムロの勝利である。その上、シャアは試合開始前にを対戦相手に投げつけており、試合の前から勝敗は決していたとも言える。ヘルメットが無ければ即死だったが試合にも敗れている。

(試合内容は1982年3月13日に行われた、地球連邦・ジオン公国対抗、めぐりあい宇宙フェンシング大会の決勝戦より。)

ここから分かるフェンシングにおいて重要な事は、ニュータイプである事よりも、 いかに有効面を突くか 、そして 反則行為をしないかどうか である。