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桑園駅


 札幌市中央区北11条西15丁目にある、函館本線と札沼線の分岐駅である。駅ナンバリングはS02である。かつては札幌市電が乗り入れていたほか、高架化以前は函館本線の貨物支線が分岐し、近接する札幌市中央卸売市場まで乗り入れていた.

桑園駅の様子


駅名板 ホーロー駅名板
1・2番ホームから手稲・小樽方を望む 3・4番ホームから札幌方を望む
乗り換え案内(函館線→札沼線) 乗り換え案内(札沼線→函館線)
東口(イオン桑園SC、市立病院の最寄) JR北海道本社・JR貨物北海道支社ビル
函館本線のナンバリング付き駅名標 札沼線のナンバリング付き駅名標

駅情報


 札幌駅から当駅にかけては函館本線の複線と札沼線の単線が並ぶ3線の高架で、函館本線および札沼線のホームが並ぶ2面4線の構造になっている。函館本線のホームは単純な島式ホーム、札沼線は安全側線を持つ単線の交換駅構造である。現在はこのように路線系統別の配線であるが。かつては方向別に配線されていた.その名残として札幌方に数本の渡り線が存在している。
 停車列車は普通列車のみで、区間快速や快速はすべて通過する。接続駅として機能するのは「札沼線⇔函館本線の手稲・小樽方面ゆき普通列車」ぐらいであり、小樽方面の快速列車等に乗車する場合でも札幌駅で改札を出ない限り札幌~桑園間の運賃が不要になる特例が存在するため、札沼線の列車で札幌まで直通して乗り換えるケースが圧倒的に多いと考えられる。

 みどりの窓口設置駅(2009年11月現在,MR32端末設置)であり、営業時間は5:30~24:00である。駅トイレは自分で紙を持っていけば問題なし。銀行ATMやパン屋が構内にあり、郵便局・コンビニ(ローソン・セイコーマート)も至近距離にある。

 1日の利用者数は10,295人(2016年度)であり、道内6位である。駅にはJR北海道本社やJR貨物北海道支社が隣接しているほか、札幌競馬場の最寄り駅である。競馬開催日は無料シャトルバスが運行されるほか、一部のレース開催日には快速列車が臨時停車する。駅東側にはイオン桑園ショッピングセンターや札幌市立病院もあり、札幌市民の生活を身近に感じられる駅ではないだろうか。ちなみにイオン桑園ショッピングセンターの屋上にある自動車教習所はJR北海道のグループ企業である。

[2007/08/10,里見 拓]
[2018/02/15, 乗リツ]

隣接駅


琴似(S03)  ←  桑園(S02)  →  札幌(01)/八軒(G03)



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(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)

最終更新:2018年03月27日 23:51
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