美深駅
宗谷本線


美深町字開運町にある中川郡美深町の中心駅であり、かつては旧国鉄美幸線との分岐駅でもあった。
駅ナンバリングはW54である。

美深駅の様子


駅看板1 駅看板2
駅の風景1 (稚内方面を望む) 駅の風景2 (名寄方面を望む)
駅看板3 駅舎内の様子
bifuka_outside3_large.JPG
駅前の風景 美幸の鐘 (クリックで拡大)
bifuka_busstop2_large.JPG
名士バス「美深ターミナル」停留所 バス時刻表 (クリックで拡大)
bifuka_outside5_large.JPG
西尾六七氏の銅像 銅像の説明 (クリックで拡大)

駅情報


 2面2線の地上駅である。美深町の中心駅であり、特急列車を含めすべての旅客列車が停車する。駅舎は西側のホームに隣接しており、内部にはみどりの窓口 (営業時間は9:000-16:30) や待合所、売店、観光案内所、旧国鉄美幸線資料館がある。また、駅舎の屋根上には「美幸の鐘」と名付けられた鐘が設置されており、特急「スーパー宗谷1号」到着時や15:00に鐘の音を奏でるようになっている。

 当駅は1911年11月3日に開業した。当初の駅名は「美深」 (ぴうか) であったが、1951年7月14日に現在の読みに改められた。また、かつては旧国鉄美幸線の起点駅としての役割も担っていた。この美幸線は当駅とオホーツク海沿岸の枝幸町に存在した興浜北線の北見枝幸駅を結ぶ路線として計画され、1964年10月5日に当駅-仁宇布間が開業したが、大赤字のため結局全線開業することなく1985年9月17日に廃止されてしまった [1] 。一時期「日本一の赤字路線」というキャッチフレーズで路線の宣伝活動が行われたのは有名な話である。前述の「美幸の鐘」はこの美幸線を偲んで作られたものである。なお仁宇布駅付近の一部の廃線跡については、美深町のNPO法人「トロッコ王国美深」がエンジン付き小型トロッコの運転体験ができるテーマパークとして活用しており、美深町の観光資源のひとつとなっている。

 駅周辺には市街地が広がっている。西口は駅前広場となっており、駅舎を出て左手には名士バスの「美深ターミナル」停留所やかつて「美深町名誉町民」の称号を得た政治家、西尾六七氏の銅像が設置されている [2] 。また駅前広場から西へ200mほど進んだところには国道40号 (名寄国道) との交差点があり、国道沿いには名士バスの「美深」停留所やセブンイレブンがある。

 なお路線バスについて、「美深ターミナル」停留所からは、当停留所-仁宇布待合所間を結ぶ仁宇布線のバスが、「美深」停留所からは-仁宇布線および名寄駅前-恩根内間を結ぶ恩根内線のバスがそれぞれ発着している。このうち仁宇布線は旧美幸線の代替交通として機能しているのだが、現在は「デマンドバス」という形態をとっており、事前予約がなければ利用することができない。また、日曜日は完全に運休する。

参考


[1] 矢代新一郎編集(2008)『日本鉄道旅行地図帳 1号 北海道』 今尾恵介監修,新潮社.
[2] 「建立趣旨」(西尾六七氏の銅像横に設置された説明板).

[2014/10/12,奈サク]

隣接駅


南美深  ←  美深  →  初野



Copyright c 1997-2014 北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)