浦幌町字厚内にある根室本線の駅である。駅ナンバリングはK42である。
厚内駅の様子
札幌以降内陸部ばかりを走ってきた特急スーパーおおぞらは当駅以東で初めて海沿いに出る。そのため、駅舎の線路側は海を感じられるデザインとなっている。
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厚内駅の駅名標 |
厚内駅の駅名板 |
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厚内駅の駅舎の線路側の様子 |
厚内駅構内の様子 |
駅構造は、2面3線の交換可能駅である。駅舎は1番線(本線)ホームにあり、両ホームは屋根のない跨線橋で連絡している。列車の行き違いがある場合のみ2番線・3番線に列車が入る。なお毎朝午前7時8分には1番線に上り特急(通過)、2番線に下り普通、3番線に上り普通が在線するためこのときだけ全てのホームが埋まる。
当駅を始発とする普通列車が上り・下りに1本ずつ設定されている。上り列車は浦幌から、下り列車は
釧路から回送されてくる。
歴史
1903年12月に開業。1984年に無人化されたが、簡易委託が1992年まで続けられた。その後簡易委託が廃止されたあとも駅長室などを活用して喫茶店が開かれていたが、現在は閉店している。
利用状況
国土交通省調査によれば1日の利用者数は4人(2015年度)。「
極端にご利用の少ない駅」の調査では2011-2015年の1日の乗車人員の平均が1人-10人となっている。
駅周辺
駅周辺には集落が広がり、郵便局や神社などがある。ちなみに、厚内地区には宿が1軒だけあり、民宿待ちぼうけという名前である。
駅前には、浦幌町営バスの厚内駅前バス停があり、毎週火曜日と木曜日に浦幌町中心部へ向かうバスが運行されている。
隣接駅
上厚内(K41)(廃)←厚内(K42)→直別(K43)(廃)
Copyright 1997-2019
北海道大学鉄道研究会
(Hokkaido University Railway Research Group, Japan)
最終更新:2019年04月11日 20:53